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環境Q&A

ガス燃焼設備の排ガス成分測定について 

登録日: 2002年08月07日 最終回答日:2002年08月19日 大気環境 大気汚染

No.994 2002-08-07 13:38:16 はまちゃん

以下のガス燃焼設備を設置検討中で、大気汚染の関係から排ガス成分(O2・CO・CO2等の%)について調べていますが、よい情報(=データ)をお持ちの方はご教示願います。

1、ガスエンジン(燃料は都市ガスまたはLPガスで出力は200〜500kW程度の機種)の排ガス成分について(できれば100%・75%・50%等各負荷帯における測定値)

2、ボイラ(具体的には2000Mcal相当の温水ボイラ)の排ガス成分について(100%〜最低負荷の各負荷帯(任意)における測定値)

よろしくお願い致します

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No.1010 【A-1】

Re:ガス燃焼設備の排ガス成分測定について

2002-08-19 19:07:36 東京都 / ちしゃ

いちおう検索してみた結果、私も断片的な情報しかみつからず、機器ごとのデータというのは見あたらないようす。苦戦しています。

基礎的なデータとして都市ガス1立法メートル(1kJ/Nm3、13Aの場合)を燃やすと約13立法メートルの廃ガスが排出され、その組成は窒素9.6立法メートル、二酸化炭素1.2立法メートル、水蒸気2.2立法メートルとの情報があり、
http://livezone-www.chuden.co.jp/housing/equip/gas/gas.html
LPガスの燃焼特性(排ガス組成) は http://www.marue.com/databox/s3_1.html ガスの種類ごとに一覧表になっていました。

なお(社)日本産業機械工業会高性能ボイラー開発推進センターの情報として、高性能ガスボイラーの排ガス情報はありました。http://www.jsim.or.jp/honbu/senta/hpb.htm 

このページの情報によると、
高性能ボイラーの排ガスは、N2成分がなく、H2Oの大部分は凝縮して排出されるので、CO2と、僅かのH2O、O2のみになる。空気燃焼の場合のボイラー排ガス中のCO2濃度は約9%(質量濃度約14%)であるが、高性能ボイラーの場合、都市ガス(13A)で約68%(質量濃度約82%)、A重油で約83%(質量濃度約92%)のCO2濃度になると推計される」とのことです。
この情報はあくまで将来予測ですが、バックデータについては(社)日本産業機械工業会高性能高性能ボイラー開発推進室 TEL03-3434-6826 FAX03-3434-4767 にお問い合せになったほうがいいと思います。

あるいは日本ガス協会 http://www.gas.or.jp/default.html などにも情報があるかもしれません。

回答に対するお礼・補足

「ちしゃ」さん、詳細な回答ありがとうございます。
大変良く分かりました。 後は問合せ等して詳しく聞いてみたいと思います

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