一般財団法人環境イノベーション情報機構
全炭酸濃度の分析,前処理について
登録日: 2005年02月22日 最終回答日:2005年02月26日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.9636 2005-02-22 03:30:04 温泉好き
先日,温泉水の全炭酸濃度の分析を依頼したところ,既存データより低い値が出ました(100mg/L→10mg/L程度)。これまでと違う所で分析しているのですが,前処理等の違いで低い値が出る可能性があるのか,何かご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
・分析方法はどちらもJIS K0102 25.2(赤外線分析法)になってます。
・今回(濃度が低い方)はアルカリ処理をしていますが,既存データの方はわかりません。
・温泉は海のそばで,中性の塩化物泉です。
よろしくお願いします。
総件数 1 件 page 1/1
No.9722 【A-1】
Re:全炭酸濃度の分析,前処理について
2005-02-26 12:39:50 つもった (
また、私の経験上塩化物泉の場合、炭酸の量は比較的低い結果でした。
アルカリ処理とはどういうことですか。pH値が低いのでpH値上げるための処理なのですか。炭酸はpH値の影響を受けるので、pH値の変化がどのような流れになっているのでしょうか。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございます。お騒がせ致しましたが,ミスが発覚し,一応この件は解決しました。
炭酸成分が逃げないようにアルカリを注入して持ち帰ったところ,沈殿物ができており,上澄みを分析すると以前より低い値が出ていたようです。沈殿物を溶かして再分析したところ,既存データと同じくらいの値が出ました。
JISの分析方法には赤外線分析法の場合には無処理で採取後直ちに分析するか,すぐに分析できない場合は冷暗所に保存するようになっているのですが,長距離を車で運搬しないと分析できないような場合にも,無処理の方が良いのでしょうか?
総件数 1 件 page 1/1