一般財団法人環境イノベーション情報機構
岩石の溶出試験について
登録日: 2004年11月26日 最終回答日:2004年11月28日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.8590 2004-11-26 09:13:29 まつやん
一般的なことなのかもしれませんが、自分で調べても
わからなかったので、どなたか教えてください。
お願いします。
岩石(具体的には花崗斑岩)の溶出試験を行った場合、
石英に含まれるケイ素、雲母に含まれるカリウム、マンガン、鉄
といったような物質が、どれくらい溶出されてくるのでしょうか?
調べている中で、福岡市の保健所の所報に溶出試験の結果が載っていたのですが、この結果は一般的な値なのでしょうか?
http://www.fch.chuo.fukuoka.jp/h14shoho/101caf2.pdf
以上、宜しくお願いします。
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No.8596 【A-1】
岩石に一般値はありません
2004-11-28 09:10:03 石中の美少女 (
良い例えが難しいのですが、「ごませんべい」を考えてください。ごまの量が多くても少なくても、ごまが黒ごまでも白ごまでも、それらは全て「ごませんべい」です。従って、一般値は「ありえない」のです。
それに風化作用の一つである溶脱だってありますからね。
回答に対するお礼・補足
とてもわかりやすいたとえで、もやもやしていたものがすっきりしました。
ありがとうございます。
ついでといっては申し訳ないのですが、ご存知であれば,もうひとつご教授願います。
溶出試験を行った場合には、その存在形態にも依存してくると思うのですが、溶出可能な形態で存在していれば、岩石中に含まれているすべての成分が、何らかの形(大半はイオン?)で溶出されてくると考えてよいのでしょうか?
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