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環境Q&A

アルカリ土壌のPH処理 

登録日: 2004年11月15日 最終回答日:2004年11月16日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.8451 2004-11-15 03:37:50 土木屋

現場発生土を搬出したいのですが、pHが指定処分地の受入基準値(5.8〜8.6)を超えている為そのままでは持ち込む事が出来ない状況です。
土壌pHは、8.7〜11.3のアルカリを示しています。
pHの高い原因として、カルシウムが含有されていることが主な原因のようです。
受入基準値を満たすような土壌改良方法は、何か無いでしょうか?

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No.8478 【A-2】

Re:アルカリ土壌のPH処理

2004-11-16 19:25:19 くろ

ずいぶんと厳しい受入基準のところですね。
セメント又は石灰改良された土らしいので、炭酸ガスにより中性化を促進させる方法もあります。ただし、土壌の場合、排水処理と違って効率はよくありません。
工期と敷地に余裕があれば、掘削土を敷きならして大気中の炭酸ガスで中性化させる方法も考えられます。なお、土を乾燥させすぎないように適度な散水が
必要です。
酸性の資材や薬品を混合して中和する方法がありますが、処分地によっては、このような処理をした土壌は受入ないところもあるので、指定処分地に確認する
必要がありますね。

発注者に設計変更を申し出て、他の処分先を探してはいかがですか?

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
補足ですが、現在は杭工事までの発注でして杭発生残土については、発生量も少量なもので汚泥扱いということで設計変更してもらえたのですが、次期工事の掘削残土となりますと発生量が多大なため大幅な増額となり何か良い方法はと言うことで検討しておりました。
天日干しで乾燥する場所は十分にあるのですが、ある筋から、その行為は産廃の中間処理であるだろうとの厳しいご指摘を受けた経緯がありまして現状では難しいところです。しかし、大気中の炭酸ガスでの中性化といういのはどの程度の効率で行えるのでしょうか?詳しい文献、HP等ご存じでしたら教えていただけないでしょうか?

No.8476 【A-1】

Re:アルカリ土壌のPH処理

2004-11-16 18:58:02 ジオドクター

>現場発生土を搬出したいのですが、pHが指定処分地の受入基準値(5.8〜8.6)を超えている為そのままでは持ち込む事が出来ない状況です。
>土壌pHは、8.7〜11.3のアルカリを示しています。
>pHの高い原因として、カルシウムが含有されていることが主な原因のようです。
>受入基準値を満たすような土壌改良方法は、何か無いでしょうか?

酸で中和してみてはどうでしょうか?
ただし、重金属類が溶出してしまう可能性がありますので、溶出しないことを確認する必要が生じますが・・・

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
中和に使用するものや方法が詳しく説明してある、HPや文献をご存じでしたら、教えていただけないでしょうか?

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