一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

下水汚泥の減量技術について 

登録日: 2004年09月22日 最終回答日:2004年09月26日 水・土壌環境 水質汚濁

No.7665 2004-09-22 10:43:42 劉真淑

おはようございます。
私は岩手県庁で研修中の韓国人研修員です。日本の環境に関する取組みは世界的に優秀だと聞きました。地球環境を綺麗に守ることはある一国の仕事ではないでしょう。そんな点で今日本のすばらしい努力は地球人の一人の私にとってもありがたいことです。
さて、最近日本で高熱好む細菌を利用する下水汚泥減量化技術の実用化段階にいる地方があるでしょうか。あるとすればどこなのか教えてほしいです。それと併せて、下水汚泥減量対策など関連資料をご教示していただければ幸いです。よろしくお願いします。

総件数 3 件  page 1/1   

No.7705 【A-3】

Re:下水汚泥の減量技術について

2004-09-26 21:21:33 地球防衛隊

新潟県が民間10社と平成14年15年と2年に渡り「下水汚泥減量化・利用促進共同研究」を行いました。その実証試験の成果報告会が,今年の6月2日、朱鷺メッセで行われました。新潟県のホームページで,全ての経過と実証成果を見る事が出来ます。お尋ねの高熱を好む細菌を利用して、下水汚泥の減量化と有効利用を実証した会社があります。誰も知らない小さな会社の開発技術ですが,とてもユニークな物です。是非新潟県のホームページで「下水汚泥減量化・利用促進共同研究」をご覧になれば良いと思います。あなたの言うとおり、今
地球環境を守らなければ、私たちの地球は大変な事になるでしょう。お役に立てれば幸いです。

No.7686 【A-2】

Re:下水汚泥の減量技術について

2004-09-24 10:03:36 君山銀針

技術動向は特許庁 技術分野別に特許マップ 廃水処理技術
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/ippan08/frame.htm
なども詳しいと思います。ただしこの資料には、
具体的な技術名・企業名などは書かれていません。

また下水汚泥の処理一般の資料としては

国土交通省 下水道部 が
http://www.mlit.go.jp/crd/city/sewerage/
下水汚泥の処分や利用の状況をまとめた「汚泥有効利用に関するデータベース」
http://www.mlit.go.jp/crd/city/sewerage/info/odeidb/031224db.html

日本下水道協会が
汚泥処理の現状
http://www.alpha-web.ne.jp/jswa/05_arekore/06_use/riyou/data.html

日本下水道施設業協会が

様々な下水処理方法 
http://www.siset.or.jp/gesui/index03.htm
処理方式別処理場数
http://www.siset.or.jp/gesui/index03.htm
活性汚泥動物園
http://www.siset.or.jp/doubutu/index01.htm
下水道・水環境施設技術紹介(企業ごと、技術ごとの情報)
http://www.siset.or.jp/setsubi/index.htm

という情報を提供しています。

以上の作成元部局にもお聞きになってみては。

ホームページにある連絡先

国土交通省都市・地域整備局下水道部下水道企画課
所 在 地 ; 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3(中央合同庁舎3号館)
電話番号 ; 03(5253)8111(代表)
メール kikaka@mlit.go.jp

社団法人 日本下水道協会
〒100ー0004東京都千代田区大手町2-6-2(日本ビル1階)
TEL03-5200ー0811(大代表) FAX03ー5200ー0839(大代表)

(社)日本下水道施設業協会 
〒105-0001 港区虎ノ門4-1-23 葺手第2ビル
TEL 03-3431-4330 FAX 03-3431-2966

No.7675 【A-1】

Re:下水汚泥の減量技術について

2004-09-22 21:26:30 papa

日本下水道事業団に問い合わせるとよいと思います。
http://www.jswa.go.jp/index.htm
全国の情報が入手できると思います。

大雑把な話ですが、ドライベースで考えるかウェットベースで考えるかでだいぶ違ったものになると思いますが、
ドライベースでは
メタン発酵で約50%前後の減量、焼却で約80%前後の減量となります。
ウェットベースでは
機械濃縮、高効率の脱水、汚泥調質など手法はいろいろです。脱水ケーキの含水率を1%下げるだけでケーキ発生量は約5%の減量になります。ウェットベースでの減量は各種の単位装置をいかに組み合わせるかのプラントエンジニアリングの成果といえます。
好熱細菌による減量化は、電力や熱源のユーティリティー使用量を考慮すると、パイロットプラントスケールのレベルで、実負荷で使えるレベルに達しているとは考えられません。ユーティリティー使用量まで評価した実施例の公表例はないと思います。研究実績は下水道研究発表会の予稿集などが参考になります。

総件数 3 件  page 1/1