一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

刈草の堆肥化について 

登録日: 2004年07月30日 最終回答日:2004年08月06日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.7102 2004-07-30 11:42:11 堆肥郎

町内の空き地の除草作業で出た刈草を堆肥化しようと思うのですが、わからないことがあります。わかる人がいれば教えてください。
・刈草には草の種が混じっていることが多いと思うのですが、堆肥化する過程で60℃以上になればその種は死ぬと聞いたことがあります。実際には何℃以上にすれば良いのでしょうか。それ以前に種を殺す必要があるのでしょうか。
また、参考文献があれば教えてください。
よろしくお願いします。

総件数 2 件  page 1/1   

No.7198 【A-2】

Re:刈草の堆肥化について

2004-08-06 10:24:10 茨城県 / sumi

> 刈草には草の種が混じっていることが多いと思うのですが、堆肥化する過程で60℃以上になればその種は死ぬと聞いたことがあります。実際には何℃以上にすれば良いのでしょうか。

60℃以上であれば雑草の種子は死ぬといわれているようです。例えば、下記のように。
http://www.nlbc.go.jp/chikusan/taihi/g4c12eis.htm
(堆肥化の目的の一つは,雑草の種子等を死滅させること
50℃未満では大部分の種子が生き残るが,60℃2日間で全て死滅)
http://www.jpgreen.or.jp/pamphlet/pamphlet03.html
(雑草種子対策は、温度管理を指摘する意見が最も多い)

ところが実際には「雑草種子対策はなかなかむつかしい」という声もあるようで、それは 種子死滅条件として、70℃以上2週間とか、65℃以上1週間以上、もっと厳しい条件を示している例があることでも伺えます。
また、普通の堆肥作りでは、山積みの中心部分では死滅条件になるとしても、周辺部分ではさほど温度が上がらず、雑草種子が生き残ってしまうことが往々にしてあるのも事実だろうと思います。

中心部だけでなく全体が60℃以上の条件を経験するよう、切り返し(積みなおし)を丁寧に繰り返すことが必要だと思います。

> それ以前に種を殺す必要があるのでしょうか。
事前に種子を殺すということは、あまり聞いたことがありません

回答に対するお礼・補足

sumiさん、ありがとうございました。
今後、sumiさんの回答をもとにいろいろやっていきたいと思います。

No.7169 【A-1】

Re:刈草の堆肥化について

2004-08-04 12:18:32 ドグラマグラ


次のサイトに多少記事があります。
http://emos.vis.ne.jp/multi/note.htm
やはり種子に含まれる蛋白質が固まってしまう為、45℃程度で発芽障害が起こるのではないでしょうか。

発酵中の堆肥の内部では60℃以上になりますので、やはり種は死んでしまう確率が高いのでしょう。

生きていて発生する問題は、発芽して堆肥の肥効成分を消費してしまう事が考えられます。販売して、撒かれた畑から雑草が生えてくるということも、非常にお粗末ではないかと。

回答に対するお礼・補足

ドグラマグラさん、回答ありがとうございました。
種子の方に問題があるとは思いませんでした。
今後の参考にさせて頂きます。

総件数 2 件  page 1/1