一般財団法人環境イノベーション情報機構
自動車リサイクルについて。
登録日: 2004年07月09日 最終回答日:2004年07月14日 ごみ・リサイクル リサイクル
No.6755 2004-07-09 14:35:14 くるまさん。
私は自動車リサイクルについて調べています。
自動車業界全体として使用済み自動車リサイクル率を2015年以降95%以上にすることが目標とされていますが、これは可能なことなのでしょうか?
近年のリサイクル率は75〜80%で横ばい状態であり、現在埋め立てられているシュレッダーダストのリサイクルも困難であるので、リサイクル率95%以上は達成できるのか?という疑問を抱いています。
また、達成できるとすればどのような技術や手法を用いるのか関心があります。
参考となる意見やホームページをお教え下さい。宜しくお願いします。
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No.6830 【A-2】
Re:自動車リサイクルについて。
2004-07-14 10:42:45 東京都 / 君山銀針 (
産業構造審議会・中央環境審議会合同会議がまとめた
「自動車リサイクル法の施行に向けた特定再資源化物品(ASR及びエアバッグ類)の再資源化に関する考え方について」で
パブコメの際の資料
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0003797/0/030314ricycle.htm
どのような考え方(試算)で、リサイクル率目標が設定されたのかがわかります。
ASRの場合はサーマルとマテリアルの両面のリサイクルが想定されています。
回答に対するお礼・補足
リサイクル率目標にも、きちんと裏づけがあるんですね。大変参考になりました。
と同時に自動車リサイクルについてさらに関心がわきました。有難うございました。
No.6778 【A-1】
Re:自動車リサイクルについて。
2004-07-12 00:41:45 茨城県 / 平井 (
まさにその困難な部分のシュレッダーダスト(ASR)のリサイクル技術の開発が、ここ数年すすめられてきました。「ASRリサイクル」で検索すると、いろいろ情報が出てきますよ。
溶融スラグ化、製鉄や非鉄精練での燃料としての利用、が、中心的なリサイクル方法となっているようです。
ASRリサイクルの詳しい内容については、「自動車研究」という雑誌や「自動車技術」といった雑誌で何度か特集が組まれています。
◆自動車研究の特集から
http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido.html
1997年10月号(第19巻10号) 自動車リサイクル特集
1998年12月号(第20巻12号) 自動車リサイクル特集
1999年12月号(第21巻12号) 自動車リサイクル特集
2001年12月号(第23巻12号) 自動車リサイクル特集
◆自動車技術の特集から
小原靖三:自動車リサイクルシステムの将来と要素技術-真の循環型社会形成を目指して-、自動車技術、56巻5号、pp.4-10 (2002)
藤澤敏治:金属を含有する有機系難処理廃棄物ASRの資源化、自動車技術、56巻5号、pp.11-16
以上、参考にしていただければ幸いです。
回答に対するお礼・補足
多くの情報を提供してくださって、ありがとうございます。
さっそく参考にさせていただき、研究を進めて行きたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
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