一般財団法人環境イノベーション情報機構
エネルギー換算係数について
登録日: 2004年06月15日 最終回答日:2004年07月30日 エネルギー その他(エネルギー)
No.6376 2004-06-15 16:14:14 こぼ
エネルギー消費量について調べています。
エネルギー消費量算出のため、灯油、軽油、A重油、LPG、ガソリン、都市ガス、電力を原油換算(KL)して、燃料と電力のグラフを作成しました。
一方、エネルギー源別発熱量表(平成13年3月30日改訂)に基づいて、ジュール換算したところ、燃料と電力のグラフが反転してしまいました(原油換算では電力の方が大きかったのに、ジュール換算では燃料の方が大きくなった)。
換算係数の違いという理由だけなのでしょうか?
よろしくお願いします。
総件数 4 件 page 1/1
No.7106 【A-4】
Re:エネルギー換算係数について
2004-07-30 12:59:25 民間担当 (
元資源エネルギー庁総合政策課におられ、現在は経済産業研究所(RIETI)に在籍されている戒能一成氏が、原発,水力,石炭の夫々の発電とを関連づけて説明されています。
全体はかなり膨大ですので、その個所のURLを下に示しますので参照してください。
http://www.rieti.go.jp/users/kainou-kazunari/download/pdf/taro11-x1031ebs_10.pdf
No.7098 【A-3】
Re:エネルギー換算係数について
2004-07-30 09:22:46 mocchi (
燃料について、その燃料が内在するエネルギ−を表すのであれば、電力についても、その電力が持つエネル−量で表すべきだと思っています。
百歩譲って、電力を発生させるのに要するエネルギ−とするならば、水力発電の位置エネルギーや原子力の核エネルギー、風力発電の風エネルギ−なども含める必要があると思います。この辺はどうなっているのでしょうね。
No.6429 【A-2】
Re:エネルギー換算係数について
2004-06-18 17:48:38 民間担当 (
今回のエネルギー消費量の算出に際して、何をベースとして計算されたかによって違ってきますが、エネルギー源別発熱量表の「原油換算係数」は、夫々の単位当たりのジュール熱を原油(Oil Equivalent)のジュール熱(38.7MJ/l)で比較したものです。ちなみに、原油を燃料として使用する場合のジュール熱は38.2MJ/lです。
また、電力の9.0MJ/kWhは「発電端投入熱量」(電1kWhを発電するために必要なエネルギー量で、自家消費分や送配電損失などは考えないもの)で、「電力発生熱量」(電力1kWhの利用時での発生熱量)は3.6MJ/kWhということになっています。
多分、この辺りの基準の混同によって逆転が生じたのではないでしょうか?
No.6378 【A-1】
Re:エネルギー換算係数について
2004-06-15 21:03:26 きた (
電気は化石燃料を燃やしてその一部のエネルギーを転換しますので、化石燃料そのものより少なくなるということではないでしょうか。
総件数 4 件 page 1/1