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環境Q&A

合成洗剤規制に関する討議 

登録日: 2004年04月02日 最終回答日:2004年04月05日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.5503 2004-04-02 00:03:40 JPCCN関西 化情技セ

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

軟水に恵まれたわが国では、環境負荷が小さく、洗浄性能の優れた石けんをいたって便利に活用することができます。一度石けんを正しく便利に使う術を身につけさえすれば、以前は便利だと錯覚していた合成洗剤の性能に不満を感じ、不便に感じるものです。

このように、洗剤として最適の選択である石けんがあるにもかかわらず、性能が劣り、水環境の慢性的な有機汚濁の仕掛け役でもある合成洗剤が爆発的に普及していることは、この上なく理不尽な社会問題であり、環境問題であるといえるでしょう。

環境を汚し、生活環境を悪化させる合成洗剤は、社会的害悪を与えるという点では、麻薬や(SPMによる深刻な大気汚染の原因となることから)東京都などで厳しく規制されている不正軽油などと同じようなものであるといえます。つまり、合成洗剤もわが国の水環境事情を鑑みると、禁止を前提とした規制をして然りと考えます。

合成洗剤成分は、国でもその有害性から監視が必要として、PRTR法でも指定があります。PRTR法で指定されている物質は、社会的必要性が高い物質も含まれていますが、家庭や一般業務用などで使用される合成洗剤は、同じ用途で石けんを選択可能であるため、わが国における社会的必要性はきわめて低いものとされます。つまり、禁止を前提とした早急な規制が必要ということになります。

合成洗剤の規制については、全国一斉に国の法律で規制する方法、とくに保全の緊急性を要する地域を規制特区として定め、ある程度地方条例での規制の実績をつくってから全国で規制をかけるなど、いろいろな方法が考えられますが、
みなさんは、合成洗剤の規制のあり方について、どのようにお考えでしょうか。積極的なご意見をお願いいたします。

参考ホームページへのアクセス
http://www.jpccn.org/ から、「まなびの館」にアクセス!

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No.5545 【A-6】

Re:合成洗剤規制に関する討議

2004-04-05 19:47:23 JPCCN関西 化情技セ

>JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。
>
>軟水に恵まれたわが国では、環境負荷が小さく、洗浄性能の優れた石けんをいたって便利に活用することができます。一度石けんを正しく便利に使う術を身につけさえすれば、以前は便利だと錯覚していた合成洗剤の性能に不満を感じ、不便に感じるものです。
>
>このように、洗剤として最適の選択である石けんがあるにもかかわらず、性能が劣り、水環境の慢性的な有機汚濁の仕掛け役でもある合成洗剤が爆発的に普及していることは、この上なく理不尽な社会問題であり、環境問題であるといえるでしょう。
>
>環境を汚し、生活環境を悪化させる合成洗剤は、社会的害悪を与えるという点では、麻薬や(SPMによる深刻な大気汚染の原因となることから)東京都などで厳しく規制されている不正軽油などと同じようなものであるといえます。つまり、合成洗剤もわが国の水環境事情を鑑みると、禁止を前提とした規制をして然りと考えます。
>
>合成洗剤成分は、国でもその有害性から監視が必要として、PRTR法でも指定があります。PRTR法で指定されている物質は、社会的必要性が高い物質も含まれていますが、家庭や一般業務用などで使用される合成洗剤は、同じ用途で石けんを選択可能であるため、わが国における社会的必要性はきわめて低いものとされます。つまり、禁止を前提とした早急な規制が必要ということになります。
>
>合成洗剤の規制については、全国一斉に国の法律で規制する方法、とくに保全の緊急性を要する地域を規制特区として定め、ある程度地方条例での規制の実績をつくってから全国で規制をかけるなど、いろいろな方法が考えられますが、
>みなさんは、合成洗剤の規制のあり方について、どのようにお考えでしょうか。積極的なご意見をお願いいたします。
>
>参考ホームページへのアクセス
>http://www.jpccn.org/ から、「まなびの館」にアクセス!

No.5540 【A-5】

Re:合成洗剤規制に関する討議

2004-04-05 12:56:28 マタカ

 井田さんの書き込みは当初から気になっていたのですが、まだ遠慮がちでしたので許せました。
 しかしながら、井田さんがこの項で「発言者各自の身の程をわきまえてから行ってください」と書き、「光触媒・二酸化硫黄・硫黄細菌に詳しい方いらっしゃいますか?」との質問に「質問の意図がわかりません。なぜそのような回答を必要としているのか、お答え願います」と書いておられるように、リニューアルされた後の書き込みには「唯我独尊」的な嫌味が感じられます。
 確かに、「利用者が参加して質問と回答を掲載する「環境Q&A」に、議論の場としての「フォーラム」を統合します。」と書いてありますが、「環境に関する知識を共有するコーナーとして幅広く利用していただけます。」と続いており、あくまでみんなが知恵を出し合う自己研鑽の場として使う場であって、自己の信念・思想などの宣伝の場では無いと思います。
 問いに対する答えの中でご自身のサイトへのリンクを貼るような利用なら許せますが、「やってみよう!石けんでふきんの煮洗い!」で井田さんが「石けん煮洗いを試しての体験談、ご質問をお待ちいたしております」などと書いておられることに対して、papaさんが「思想、信条、理念、思いこみ、学識の披露などを表明するような形で利用されており、本来の趣旨とかなり離れてしまっていると思わざるを得ません。」と指摘し、「今のこの国ではご自身の思想信条の表明は自由ですから、是非ご自身のサイトでアピールすることをお勧めします。」と言っておられるように、私もご自身のサイトで行われることをお勧めします。

No.5527 【A-4】

Re:合成洗剤規制に関する討議

2004-04-03 20:13:24 東京都 / 少し環境

 井田先生のご意見を他の多くの項目を含めて見て、博識を感じさせるものが多々ある反面、質問から的がはずれていたり、やや理解不足を感じさせるものもあり、奇異に感ずることもあります。
「麻薬は便利で不可欠なものである」ということも無条件に全面否定することもできないと思います。
 それより、「積極的なご意見をお願いいたします」としながら「飽くまで見解には自信と責任を持っていますので」、「反論されても痒くすらありません」、「反論される方は、それなりの覚悟で臨まれることを、あなたのためにおすすめしておきます」というのはご自身でどう感じておられるかにかかわらず、読んだ方では、自身の意見の押しつけと、脅迫的で反論を封じる表現と感じます。
 討議の本題に入る前の基本での意見になります。

回答に対するお礼・補足

何度も繰り返し述べるつもりはありませんが、この討議では、「発言者各自の身の程をわきまえてから行ってください」との旨、前のスレッドで示したはずです。つまり、初学者であれば初学者なりの、プロフェッショナルであれば、プロフェッショナルなりの発言の仕方があるはずです。残念ながら掲示板ではよくあることですが、初学者が身の程をわきまえることなく、情報の信憑性に疑問があるジャーナリストの著した書籍を根拠にして、いかにも精通した者であるかのようなふりをして発言をする者がいるということがあります。
身の程をわきまえて謙虚に振舞うということは、大人のディベーターとしては当然のことと考えます。
JPCCNは公益活動団体(社団法人の設立委員会)ですので、責任について明確に表示します。そのため、当団体の見解について反論しようとする者に、それなりの覚悟を持って臨んでもらうように呼びかけるのは当然のことでしょう。もしJPCCNの見解に対して反論した者が反論したことによって何らかの損害をうけたとすれば、誰が責任を取るのでしょうか。JPCCNでは当然責任を負う責務はありませんし、当然第三者は関係ありません。つまり、すべては反論者の責任ということになります。
もうひとつ述べるなら、合成洗剤に関しては、関連業界からの強烈な圧力があるということを忘れてはならないということです。テレビのCMなどでも、そのことを実感された方も多いかと思います。そのような状況にあって、JPCCNの見解に対する反論には、「今、この掲示板などで楽しく活動していさえすればよい」という市民活動における甘えが現れているように思われます。しかし、本来の市民活動はそうではないでしょう。周辺環境の環境汚染で生活環境が脅かされ、あるいは理不尽がまかり通っている社会にあって、藁にすがる思いで働きかけを行い、各方面から散々否定され、それでも粘り強く信念とそれが反映された行動を起こすことで、目標を達成するということ。それが市民活動のそもそもの原点でしょう。そのことは多くの方が存知のことと確信いたします。
この掲示板が合成洗剤賛成論者だけのものであれば、あなたや前にあった反論を述べたような立場にある方の言う意見は尤もでしょうが、ここはそのような掲示板ではありえませんので、いろいろな意見がある中で、社会的に受け入れられる意見とはどのようなものかをよく考えたうえで参加していただきたいと思います。
ここでは、合成洗剤の禁止を前提とした討論を行うように呼びかけているわけですから、基本的にはその前提条件に沿うようにすべきではないでしょうか。

子どもならともかく、もっと大人のディベーターになっていただきたいと思います。

No.5525 【A-3】

Re:石けん普及を前提とした意見を広く募集します

2004-04-03 11:42:34 JPCCN関西 化情技セ

JPCCN関西 化学情報技術センターの井田です。

EICネットにご参加の方には、合成洗剤の法規制や石けん使用推進に少しでも関心をお持ちの方は多いことと思います。

この討議の参加にあたり、発言者の知識の有無やキャリアなどは全く関係ありません。

参考ホームページをお読みになり、それぞれの方が、合成洗剤の法規制や石けん使用推進にに関して質問したいことや意見があれば、あなたなりに発言をお寄せいただければよいのです。あなたなりで結構ですので、参考ホームページをお読みのうえで、どしどし討議にご参加ください。

とくに、条例による禁止を前提とした合成洗剤の規制や、規制効果を検討する水域浄化実験等を検討されている自治体や各種団体の方のご参加をお待ちいたしております。

参考ホームページへのアクセス
http://www.jpccn.org/ から、「まなびの館」にアクセス!

No.5524 【A-2】

Re:合成洗剤規制に関する討議

2004-04-03 10:50:55 クマムシ

これはQ&Aの掲示版です

広く意見交換したいのでしたら、ぜひご自身ののサイトに、一般公開・非認証の掲示版を設置してください

回答に対するお礼・補足

EICネットニュースを読まれましたか?
今回の投稿は、旧「フォーラム」に相当するものですが、運営主体の都合により、統合されたため、Q&Aで行うように説明されていたはずです。

なお、JPCCNにおきましては、会員や参加者の権利を守り、不当な攻撃を未然に防ぐ観点から、一般公開・非認証の掲示板を設置する用意はありません。
ただし、「市民の化学友の会」への登録(無償)により、どなたでも参加する権利を与えるようにしておりますので、ご関心のある方は、登録してのご利用をおすすめいたします。認証書き込み制度は、EICネットと同様です。

以上の点につきまして、あしからずご了承ください。

No.5523 【A-1】

Re:合成洗剤規制に関する討議

2004-04-03 07:47:18 富山県 / aqua-play

書いてあることは一般云う正論であり反論する気もないですし井田博士様の様な学識もありません又合成洗剤規制の論議も貴方のほうでしていればなにも問題なしです

ただ学識・知識が高いだけ又は正しいことを訴えたとしても必ずしも世間に受け入れられるとは限りません、訴える人間の人格、やりかたにあると思います

たぶんこのままでは貴方又はその団体に賛同・理解してくれるとしたら熱狂的な石鹸愛好家または石鹸製造企業のみになってしまう様な気がします。

上記のことはちょっと言い過ぎかもしれませんが少なくとも私は水環境の保護を当然しなくてはいけないとは思いますしかし貴方のやりかたには理解できないものがあります

後この書き込みに反論されてもそれについて書き込みするつもりはありません以上です

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
あなたが知識や考え方に不足を感じているのであれば、なぜ前向きになれないのでしょうか。aqua-playさんの回答からは、無知に関する開き直りの姿勢がうかがえます。あなたにとりましては、誠に残念なことではありますが、あなたのような市民活動のスタンスでは、水環境の保護も到底無理でしょう。市民活動における人間性(HAC;=Humanity on Action for Citizen)について根本から考え直す必要があるでしょう。

aqua-playさんが当団体の見解に反論しないのは、あなたの勝手ですが、あなたのこれまでの反論は、「麻薬は便利で不可欠なものである」という者と同列にあることは、認識していただきたいと思います。少なくとも、合成洗剤排除に真剣に取り組む団体や自治体、個人にとっては、そのように考えるはずです。
当団体は学協会ですので、反論を受ける用意はまだまだあります。飽くまで見解には自信と責任を持っていますので、今回のように反論されても痒くすらありません。しかし、反論される方は、それなりの覚悟で臨まれることを、あなたのためにおすすめしておきます。

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