一般財団法人環境イノベーション情報機構
CODの意味について
登録日: 2018年12月06日 最終回答日:2018年12月07日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.41240 2018-12-06 18:09:28 ZWlf933 初心者
最近、水環境について学び始めた者で、基礎的な質問かと思いますが、CODについて疑問があるので、質問させて頂きます。
化学的酸素要求量(COD)ですが、論文などで数多く「難分解性COD」や「COD成分」といった表記を見かけます。
このような表記の場合、CODは何を意味しているのでしょうか?
難分解性COD=難分解性化学的酸素要求量?
とある文献には「COD=難分解性有機物」として使用してあるものがありましたが、こちらの解釈で良いのでしょうか?
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No.41241 【A-1】
Re:CODの意味について
2018-12-07 11:40:38 たる吉 (ZWl47e
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>化学的酸素要求量(COD)ですが、論文などで数多く「難分解性COD」や「COD成分」といった表記を見かけます。
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>このような表記の場合、CODは何を意味しているのでしょうか?
>難分解性COD=難分解性化学的酸素要求量?
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>とある文献には「COD=難分解性有機物」として使用してあるものがありましたが、こちらの解釈で良いのでしょうか?
定義がないのであれば論文を書いた方に聞かないとわからないと思いますが、おそらく次のイメージだと思います。
@難分解性COD:化学的酸素要求量(COD)のうち一般的な生物処理等で分解できず、CODとして検出される成分のこと
A難分解性COD成分:同上
BCOD=難分解性有機物:生物排水処理後にBODが定量下限以下になったにも関わらず、CODとして検出された有機物成分のこと。
なお、Bの論文を書いた人は「CODがなんなのか」を理解していない可能性が高いと思います。
回答に対するお礼・補足
各用語について丁寧にご説明頂き、ありがとうございます。
一言にCODと言っても成分の意味を示す場合があること、よく分かりました。
論文など、著者がCODをどのような意味合いで使用しているかも気を付けながら再確認してみたいと思います。
ありがとうございます。
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