一般財団法人環境イノベーション情報機構
CODに用いるKMnO4のファクターについて
登録日: 2014年04月05日 最終回答日:2014年04月05日 水・土壌環境 水質汚濁
No.39672 2014-04-05 14:07:30 ZWlf01 ponj
今年度からCODを担当することなり、引き継ぎを行いました。
COD測定は【1】検体分取→【2】硫酸酸性にし、塩素除去→【3】KMnO4で酸化→【4】煮沸→【5】シュウ酸Naを加える→【6】KMnO4で滴定 というのが大体の流れになりますが、
【3】と【6】で使うKMnO4のファクターは一致してなくても良いと教わりました。自分で考えてみましたが、【3】のファクター次第で結果に多少の誤差が生じるように思えます。ファクターが一致してなくても良いというのは正しいのでしょうか?また、正しいのであればそれはどういった理由なのでしょうか?
前任者にも聞いたのですが、「よくわからない、前々任者からそう聞いたから」という返事であまり頼りにならない様子でしたので、ご教授頂ければ助かります。
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No.39673 【A-1】
Re:CODに用いるKMnO4のファクターについて
2014-04-05 21:02:39 papa (ZWlbd18
【3】〜【5】のプロセスは空試験値として補正されるので、濃度のファクターは不要ですが、ばらつきなく一定量を添加することは必要です。計算式をみればわかります。
処理場では、ふつうは値付けのある標準液を【3】と【6】で使ってますので(高価な標準液というわけでもないので)担当者は特に深く考えることもなく作業を行っているようです。
素朴な疑問を聞いてみることは大切です。私も駆け出しのころ、シュウ酸ナトリウムを添加した時に茶色の沈澱が一時的に生じる理由とか硫酸量の根拠とかががわからなくてあちこちに聞いたところ誰からも答えがもらえなくて困ったことがあります。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
なるほど、空試験値で補正されるわけですね。
もう一度よく考えてみます。
ありがとうございました。
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