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環境Q&A

6価クロムの使用可否について 

登録日: 2013年07月29日 最終回答日:2013年08月13日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.39330 2013-07-29 10:01:55 ZWlb33b ひいこ

RoHS指令では、6価クロムの含有が制限されていますが、メッキ業界では6価でクロムメッキしても蒸着後はクロム(6価でも3価でもない)にしかならないということで使用に問題がないという認識でした。
お話を聞く限りにおきましては、6価クロムが製品に残らないので問題なさそうなのですが、これはよいのでしょうか?ご存知の方、アドバイスいただけないでしょうか?

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No.39350 【A-4】

世の中はお盆です

2013-08-13 19:49:47 todoroki (ZWl7727

誤解されないように書き加えます。A-3で
「ご存知のように、RoHS,REACH,EU ELVなどに関連して(というかこれらの法規を拡大解釈して)、
製品への含有はもちろんのこと、製品製造-部品製造-素材製造 時の「使用禁止」をうたっている管理ガイド,
調達ガイドもあります。」と書きましたが、ご存じのようにEU加盟国やその他各国の法規で、
アメリカなどは州法で、『製造時の六価クロム使用禁止』をうたっている場合があります。
そういう国や地域で製品を製造している会社、または製品を輸出している会社は、
当然のように管理ガイド,調達ガイドで『製造時の六価クロム使用禁止』をうたっています。
いろいろありますので、調べてみてください。

回答に対するお礼・補足

いろいろと教えていただきありがとうございました。

No.39339 【A-3】

大変でしょうが

2013-08-03 15:06:43 todoroki (ZWl7727

すでにhttp://j-net21.smrj.go.jp/well/rohs/column/121207.htmlをご覧になったとのことなので…。
念のため、ひいこさんならびにひいこさんがお勤めの会社の製品製造-部品製造-素材製造 の
上流下流すべての客先(調達先)の、製品含有化学物質管理ガイドライン(以下「管理ガイド」),
グリーン調達ガイドライン(以下「調達ガイド」)等を調べてみてください。
ご存知のように、RoHS,REACH,EU ELVなどに関連して(というかこれらの法規を拡大解釈して)、
製品への含有はもちろんのこと、製品製造-部品製造-素材製造 時の「使用禁止」をうたっている管理ガイド,
調達ガイドもあります。
また上記URLに、「200℃以上の加熱環境にさらすと 三価クロムが六価クロムに変わる可能性も
あるとされています。」と書かれています。
蒸着工程との前後は不明ですが 多くの鉄鋼材料の場合、めっき後の
水素除去(水素脆性対策)のため、まさに200℃前後の温度で熱処理することがあります。
(ベーキング処理)従ってベーキング処理前後の分析を両方やっておかなければならない
場合があります。ご注意ください。
他の方でも、上記内容にご意見,ご指摘ある方は教えてください。

回答に対するお礼・補足

客先によっては、製造で6価クロムを使用することまで禁止されているところもありそうです。ご教授ありがとうございます。もう少し調べていきます。
3価クロムが6価クロムに変わる可能性につきましては、分析データを依頼中ですのでその結果をもって判断していきたいと思います。いろいろと教えていただきありがとうございました。

No.39334 【A-2】

Re:6価クロムの使用可否について

2013-08-01 06:10:17 たそがれ (ZWla61d

6価クロムは残る可能性があることを認識いたしました。
6価クロムのメッキは実際にやって物を作られていますので、サンプルを取り寄せ分析にかけ結論出しをしています。

「ひいこ」さんはどのような立場の方なのでしょうか。
六価クロムが残る恐れがあるといっても洗浄工程でそれを回避しているのが普通です。


6価クロムを製造で使用することに関してはいかがでしょうか?これもNGのような気がします。
製品に含まれていなければそれでよいと考え方ではないような気がいたします。

クロムメッキはほとんどがクロム酸(六価クロム)によるものです。(三価クロムではまだまだ技術的な問題が多いと聞きます)
環境面からの理想を言えば使わない方がよいのかもしれませんが、これだけ普及しているものを即NGとは言えないでしょう。もちろん排水管理、地下水汚染の管理等をしっかり行うことが前提になります。

回答に対するお礼・補足

返答ありがとうございます。
6価クロムが技術的な理由で3価クロムに完全に変更できないという点、
もしも使用されていても6価は洗浄で回避できる点
たとえ、残さがあってもコンタミとしてしか残らないなどの情報が
要点としてわかってきました。

参考HP
http://j-net21.smrj.go.jp/well/rohs/column/121207.html

貴重なご意見からいろんな情報を得られ、解決にこぎつけました。
大変助かりました。ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。

No.39333 【A-1】

Re:6価クロムの使用可否について

2013-07-30 23:58:29 たそがれ (ZWla61d

>RoHS指令では、6価クロムの含有が制限されていますが、メッキ業界では6価でクロムメッキしても蒸着後はクロム(6価でも3価でもない)にしかならないということで使用に問題がないという認識でした。
>お話を聞く限りにおきましては、6価クロムが製品に残らないので問題なさそうなのですが、これはよいのでしょうか?ご存知の方、アドバイスいただけないでしょうか?


六価クロムは製品に残ることがあります。その恐れが高いのは黒クロムメッキです。

回答に対するお礼・補足

早速の回答ありがとうございます。
6価クロムは残る可能性があることを認識いたしました。
6価クロムのメッキは実際にやって物を作られていますので、サンプルを取り寄せ分析にかけ結論出しをしています。

6価クロムを製造で使用することに関してはいかがでしょうか?これもNGのような気がします。
製品に含まれていなければそれでよいと考え方ではないような気がいたします。
ご存知でしたらお教えくださいませ。

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