シアンの作業環境測定について
登録日: 2012年05月22日 最終回答日:2012年06月01日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.38386 2012-05-22 23:30:49 ZWlbc32 たんばりん
シアン化ナトリウムを取り扱うメッキラインの作業環境測定を行なうことになりました。
質問と並行して本などでも調べていますが、シアンの作業環境測定全般に当たって教えてください。
安衛法や特化則などでシアン化ナトリウム,シアン化カリウム,シアン化水素の測定義務等がかかっています(濃度規制あり)。
管理濃度はともにシアンとしてでています。
1.粉体原料を投入などの作業では粒子状物質を測るとなんとなく理解できます(3L/分×10分で測定)。
KCNやNaCNが溶け込んでいるメッキラインの作業環境ではガスとして測るのでしょうか?
それとも粉体やミスト(メッキによる発泡?)でしょうか?
発泡する泡が弾けるならミスト,その泡の中の空気ならガス系,併せて両者とも考えられ、戸惑っています。
何か参考文献などありましたら併せてお願いします。
2.ミストの場合、吸収液は5mLのシングル捕集かダブルかどちらがお勧めでしょうか?
検討してシングルで破化しているならダブルと考えればよろしいでしょうか?
それとも先にシングルで10mLとか。
3.KCNのメッキラインなどでは酸性にならないようにアルカリにしていると思われますが、揮発(発散)し、メッキラインの酸槽の酸と反応してシアン化水素の発生は考えられないでしょうか?
4.上記が起こる場合、KCNなどをミストで測っているとすると、ガスもサンプリングされてしまうことになり、濃度が上がると思われるのですが?
5.吸収液がアルカリなので、ポンプの前にトラップなどは必要ですか?
6.上記3物質ともシアンとして結果を出すので、ともに分析方法は同じと考えてよろしいでしょうか?(ガイドブックではほとんど同じと思えました@流し読みでの判断ですいません)。
以上、長文な質問ですがよろしくお願いします。
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No.38421 【A-1】
Re:シアンの作業環境測定について
2012-06-01 17:50:43 Commodore (ZWlb750
測定と違い、基本的な考え方としてその物質の正確な濃度を測る
のではなく測定結果が労働者にとって安全サイドになるように測
ります。
固体であれ液体であれ労働者の体に取り込まれるのであれば有害
であるので両方の合量が出る方が望ましいのではないでしょうか。
作業環境測定協会の会員であれば協会に電話すれば親切に教えて
くれます。
回答に対するお礼・補足
Commodoreさん、回答ありがとうございます。
いろいろ検討し考えてみたいと思います。
考え方の問題になってきてしまうのかもしれませんが
上手くまとまればと思っています。
協会ですか。そちらでも調べてみます。
ありがとうございます。
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