【易生分解性】試験方法と結果の差異
登録日: 2012年03月13日 最終回答日:2012年03月16日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)
No.38166 2012-03-13 20:42:43 ZWle62 生分解
易生分解性試験法と判定結果の差異について教えてください。
1.OECDテストガイドラインでは易分解性試験方法は複数ありますが、
選ぶ試験方法により判定結果に差は出るものなのでしょうか。
例えば分解度が7日:50%、14日:58%、28day:70%の場合、
301D(Closed bottle Test)では10 Days windowで60%を超えていないため、not redy biodegradability。
301Cでは最終的に60%を超えているのでRedy biodegradabilityとなるのでしょうか?
2。当方、REACH登録用に試験を実施しております。Redy biodegradabilityを試験する場合は一般的にどの試験法を選択するのが一般的なのでしょうか。
判定結果によってはGHS分類で「!」マークが付くか否かに発展してしまい困っております。
ぜひ、ご教示ください。
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No.38174 【A-2】
Re:【易生分解性】試験方法と結果の差異
2012-03-16 23:33:29 筑波山麓 (ZWl7b25
一般論として回答します。これを見て、私よりもフィッティングした回答があることを期待します。
1. OECDテストガイドラインでは易分解性試験方法は複数ありますが、選ぶ試験方法により判定結果に差は出るものなのでしょうか。
試験方法が違えば、判定結果に多少の差違があると思われます。このような質問されたあなたも同様にお考えになったから質問されたことと思われます。
2.当方、REACH登録用に試験を実施しております。Redy biodegradabilityを試験する場合は一般的にどの試験法を選択するのが一般的なのでしょうか。
「OECDテストガイドラインでは易分解性試験方法は複数あります」ので、注釈などがなければ、いずれの試験方法を選択するかはあなたの判断です。しかし、報告書には、実施した試験方法を明記する必要があります。これにより、あなたの結果が担保されたことになります。
次の回答者が出てきやすくなりますので、できうれば、個々の回答に対して、お礼またはご意見をしてください。
回答に対するお礼・補足
ご助言ありがとうございました。
多少の結果の差異ではありますがMSDSの生分解性の欄に「あり」とあるのと「なし」とあるのでは一般の人々が受ける印象には大きな差があります。
若干時間はかかるが分解する旨が理解していただけるような試験選択とMSDS表記が必要であると改めて感じた次第です。
どうもありがとうございました。
No.38171 【A-1】
Re:【易生分解性】試験方法と結果の差異
2012-03-16 01:25:29 なんちゃって計量士 (ZWl9549
>1.OECDテストガイドラインでは易分解性試験方法は複数ありますが、
>選ぶ試験方法により判定結果に差は出るものなのでしょうか。
当然でしょ。全ての結果が同じなら、何故色々な試験方法があるのかしら??
>例えば分解度が7日:50%、14日:58%、28day:70%の場合、
>301D(Closed bottle Test)では10 Days windowで60%を超えていないため、not redy biodegradability。
>301Cでは最終的に60%を超えているのでRedy biodegradabilityとなるのでしょうか?
記載の仕方は・・・科学ではなく政治の問題。
>2。当方、REACH登録用に試験を実施しております。Redy biodegradabilityを試験する場合は一般的にどの試験法を選択するのが一般的なのでしょうか。
(ー'`ー;)う〜ん・・・・
なんか世界中の試験結果比較してみると・・・
都合の良い部分を利用しているようね。
そうはいっても、正直に併記してあるところもあるわよ。
使用場所、使用目的その他同じ条件ではありませんから、必ずしも同じ試験でなければ比較出来ないとは言えません。
回答に対するお礼・補足
ご意見ありがとうございました。
今までは国内で生分解性試験のデータを取って物質を担保しておりましたが、今回REACH用に海外で易生分解性のデータを取ったところ,データ的には国内の試験と大差なかったのですが、10days windowで判断が入るため、”易生分解性なし”との結果をもらい、驚いて質問した次第です。
易生分解性と生分解性の試験の違いはわかりました。ありがとうございます。
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