BOD試験について
登録日: 2011年10月05日 最終回答日:2011年10月20日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.37534 2011-10-05 17:42:38 ZWle24c 匿名
COD約6mg/Lの排水試料を1〜10倍で段階的に希釈してBOD試験を行ったが、全てDOを消費してしまった。更に希釈倍率を上げて再検したが同じであった。過去にも同様の結果となったことから、特別な試料と思われる。そこで、原因の1つである硝化細菌を抑制して再試験をしたが同じ結果であった。他に考え得る原因を教えてください。
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No.37587 【A-4】
Re:BOD試験について
2011-10-20 18:15:10 su (ZWle22b
BOD/COD比が30倍以上という、それほど極端な無色透明
な排水の分析経験はありませんが、自分だったらと考えてみました。
こういう場合は、TOC、全窒素を測定して、予想最大値から
逆算して希釈倍率や条件を決める方法もあるのでは?
自社にTOC計がなければ、外部委託も可能でしょう。
もう一つは、発生元の工場(お客様?)の環境担当者を通じて
廃水系統を遡る方法です。
むかし、某大手企業の排水処理担当者が、工程ごとに遡り、
廃水処理場への負荷を低減することで原料を見直したり、
工程のムリ・ムラ・ムダを省く努力をしていると言っていました。
ただし、よほど良好な信頼関係が出来ていないと難しいでしょう。
興味のある内容なので、結局どうなったのか気になります。
もし、よろしければ、続報をお知らせください。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。TOC,全窒素測定でのBOD推定は参考になりました。色々アドバイスを頂いた点は試験した後まとめて後日ご報告いたします。
No.37551 【A-3】
Re:BOD試験について
2011-10-11 10:37:31 yone (ZWl7d2
そこは、アセトンやIPAを含む排水で、活性汚泥の余剰汚泥発生量が多いことから調査して判明。
流入排水のCODしか測定してなかった為、BOD負荷がたかく、汚泥転換率が大きい結果でした。
低沸点物質を含むCOD測定は、分解率は低くなります。
測定に用いる三角フラスコの大きさ(容量)や、口径の大小でも分解率に差が有りました。
栓をして測定している所もあると聞いたことがあります。
一度試してみたらどうですか。
回答に対するお礼・補足
御回答ありがとうございます。BOD/COD比が大きい試料と想定してBOD/COD比=30までのBOD試験(200倍希釈、ATU添加)を行いましたが、DO消費率はほぼ100%で結果が得られませんでした。他にお気付きの点がございましたら宜しくお願いします。
No.37545 【A-2】
Re:BOD試験について
2011-10-07 12:11:13 瓶寧 (ZWle255
>
硝化状態にあると希釈で硝化が促進されるので極端にDOが消費されます。ATU添加でも同じ結果ならDO1とDO5の硝酸、亜硝酸濃度をみてみるといいと思います。硝化が促進していないのなら何らかの還元性物質の影響では、ないでしょうか。
回答に対するお礼・補足
御回答ありがとうございます。還元性物質の影響については、JISの規定どおり、試料調製してから15分間放置後にDO1を測定することで相殺されると思われます。DO1とDO5の硝酸,亜硝酸濃度については確認してみます。
No.37535 【A-1】
Re:BOD試験について
2011-10-05 18:27:41 SSS (ZWlbd9
COD(Mn)の結果でしょうが、COD(Cr)を計ってみてはどうですか。
回答に対するお礼・補足
御回答ありがとうございます。排水は化学工場排水で、無色無臭、透視度>50で見た目にはきれいな水に見えます。COD(Mn)の結果です。
情報が少なくて申し訳ありませんが、お気付きの点がございましたら宜しくお願いします。
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