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環境Q&A

家庭で出来るリサイクル方法 

登録日: 2003年10月20日 最終回答日:2003年10月22日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.3727 2003-10-20 20:25:11 ゼミ学生

初めて投稿させていただきます。
私はここの皆さんのように詳しい知識はまだ何もない、学生です。来年度からのゼミで環境問題を取扱うものを専攻しようと思っています。
でも私の環境問題に対する知識は、いくらこれから学んでいく身とはいえ本当にごく僅かで・・・

私が今思っているのは、家庭でのリサイクル方法です。
家庭から出るゴミの数は相当です。いくら行政が削減しようとしても、実際にゴミを出す多くは家庭のものであると思います。

分別ゴミについてですが、今ではペットボトル、ビン、缶は分別して行われていますが、私はこれをもっと徹底してやるべきではないかと思います。
例えば缶なら、アルミ・スチールまで、ビンなら色付き・透明レベルまで分ける。
これは駅や学校、企業でも出来るものだと思います。
リサイクルに対する人々の関心は以前よりは高くなってはいますが、まだまだできることはたくさんあると思うのです。
海外の努力と比べても、まだまだいけると思います。

「だれかがやってくれる」という意識のままでは現状はよくはなりません。一人一人の行動が大事だと思うんです。

長くなって申し訳ありません。素人の私のこんな考えはどうなのでしょうか?こんなものでも人々に呼びかければ役には立つでしょうか・・・

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No.3735 【A-1】

Re:家庭で出来るリサイクル方法

2003-10-22 09:12:49 LP

おはようございます。

家庭からでるごみ,いわゆる一般廃棄物の処理責任は市町村にあり,分別の区分・方法は千差万別です。
ビンの色別や缶の素材別など30種類を超える分別を行っている自治体もあり,そうでない数種類の分別しかしない自治体もあります。

一方で,別の法律によって処理される廃棄物,家電とか自動車やパソコンなどは市町村が収集の窓口になるか販売店・修理工場が窓口になるかの違いはあっても全国一律です。

現在,国も権限を地方に委譲する流れにありますから,もともと自治体が処理責任を持っているものを国の規制になることは,家電や自動車などの例外を除いてないと思います。

お住まいの自治体のごみ処理について「理想的な方法」を模索する場合,地方自治体の政策が住民の意向を反映しているものだとすると住民の意識の向上が不可欠になります。

よくも悪くも住民の意見を尊重して自治体ごみ政策が決まるのですから,住民が細かい分別をしないほうが良い=税金で費用のかかる処理を行っても良いと判断すると分別の種類は少なくなり,いや,税金はもっと有効に使われるべきだと判断すれば多種類の分別を住民が受け入れることになります。

一握りのエリートが政策決定をし,住民は盲従するということは低成長期の現在ではありえないことですので,いかに多数派形成をしていくかという戦略眼が必要になるのだと思います。
自治体のごみ行政費用の調査・公開,懇談会・討論会・講演会の開催,先進地視察,ごみ問題住民協議会の結成・ごみ減量運動(マイバック普及・簡易包装運動の徹底)などなど,住民レベルでできることはいくらでもあります。

まとまりが悪いですが。

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