一般財団法人環境イノベーション情報機構
農業用水基準について
登録日: 2010年06月22日 最終回答日:2010年06月22日 環境行政 法令/条例/条約
No.35043 2010-06-22 20:49:50 ZWla61d たそがれ
農林水産省が昭和45年に発表した農業用用水基準がありますが、項目のみで基準が載っていないものがいくつかあります。
キーワード検索するといくつかの表が出てきますが、たとえばBOD、アンモニア性窒素、塩素イオン、蒸発残留物、ABSなんかは項目はあるのに基準のところがハイフンになったりしています。
排水等の農地への影響を見る場合、私どももこの項目をよく利用しますが、根拠を説明しようとするとここがいつもひっかかります。
理由が分かる方がいたらよろしくお願いします。
総件数 1 件 page 1/1
No.35045 【A-1】
Re:農業用水基準について
2010-06-22 23:23:03 みっちゃん (ZWl8a13
普通探せないですね。
用水基準て実はたくさんあるんです。例えば
農林水産技術会議(昭和46年10月4日)の農業用水基準
農林水産省公害研究会(1970)の農業用水基準
昭和45 年6月24 日農地D第491 号 水質障害対策事業に係わるかんがい用水基準
加えて、各都道府県の試験場が項目を増やしたりして・・・
それを皆さん孫引きするんで混乱していたりするんです
用水基準で丹念に検索すれば幾つか出てくるものもあります。
それに加えて農業用水は水稲以外にも使います。
つまり、水質各項目の基準値の意味は、各作物の生育障害を起す数値を把握していないと理解することは出来ません。その意味では人と呼ばれる単一種を相手にしている水道などの基準より目的ごとに変動が大きいと言えます。安全率は人ほど大きくは計算していないと聞いています。
>たとえばBOD、アンモニア性窒素、塩素イオン、蒸発残留物、ABS・・・
農林水産技術会議≒農林水産省公害研究会 に元々ありません。
以下ぼやきです
例えば「塩素イオン」水稲は結構耐性有るんです。でも水稲が平気でも裏作の麦はダメだとか・・・一般的にはそれほど気にする必要がないとか・・・歴史の中で、用水利用をどう考慮するとか、利水件の問題とか・・・
説明例としては・・・副食としては気にならないがとか、妊産婦は避けるとか、週に一度ぐらいとか・・・
また、用水は、有るべき姿ではなく、現に利用する状態があるので・・・と言いつつ・・・窒素過多などの問題は進行形で発生しているとも・・・
回答に対するお礼・補足
助かります。
回答を受けていろいろ探してみたら、千葉県の基準等にBODやABSがありました。同列には扱えないので基準のところが消してあるようですね。
ありがとうございました。
総件数 1 件 page 1/1