環境Q&A

No.34207 【A-1】

Re:金属粉末

2010-02-18 12:48:31 ronpapa （ZWlba5

該当のアルミ粉の純度並びに処理扱い量(重量)はどの程度なのでしょう。
アルミ屑の回収リサイクル・ルートに乗っけることもひとつの方法とは思いますが、『微粉末の為、消防法の可燃性固体に該当します』との事ですから（ ＣＡＳ番号：7429-90-5 に該当するアルミ粉でしたら粉塵爆発を誘引する恐れもあるレベルの粒子粉と推察しますので ）、『安全な処理』を望まれる場合には、安易に市中の買い取り業者に渡すことにも慎重な姿勢を持っておられることは大切な配慮だと思います。

アルミ粉末の純度と扱い量が分かりませんので、適切な助言とならない部分もあるかもしれませんが、アルミ屑の回収からアルミ合金材や二次地金への溶解処理までを確実に自社で行なっている企業については、以下の日本アルミニウム協会/会員企業リストにある「1. 地金部門」の中の数社がそれに該当します。　http://www.aluminum.or.jp/about/memberlist.html　私の実務経験上から知っているのはA社とSSA社とDA社とNK社です。
継続取り引きとなる場合は、アルミ粉末の性状と扱い量及びその包装梱包状態と受け渡し条件などを明らかにされて〔*〕、直接、連絡・相談（見積り依頼）されても良いと思いますし、スポット的（一時的）な屑引き取りとなる場合や、引き取り運送条件が合わない場合は、連絡確認後に該当工場窓口に直接持ち込み引き渡しする方法もあるかと思います。　少量の場合は、引き取り運賃費用等で相殺される場合や、別途の処理費用負担を要する場合もあるでしょうが、安心・安全・確実な処理ルートとなることは確約できます。
〔*そのアルミ粉や屑の素性と来歴など、要は組成内容に関わる情報も必要となるかもしれません。アルミ合金鋳造の溶解処理条件の事前設定に必要となるからです。相手はプロですから気軽に相談されてもよいと思います。最寄りの中継・代理店業者を紹介してくれることもあると思いますので。〕