一般財団法人環境イノベーション情報機構
油汚染の程度、基準について
登録日: 2010年01月26日 最終回答日:2010年01月29日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.34053 2010-01-26 20:10:13 ZWl6af ルミオン
油について質問させてください。TPH分析で3000とか10000mg/kgとか出ている数値は、やはり油濃度として高いと言えるのでしょうか?何か指標・参考となるものがありましたら教えてください。また、調査・対策をする上での判断基準としてよく1000mg/kgが使われるという話を聞きましたが、これはどこから来ているのでしょうか?ご存知の方、ご教示ください。
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No.34082 【A-1】
Re:油汚染の程度、基準について
2010-01-29 19:34:14 BATA (ZWl5461
環境省の「油汚染対策ガイドライン」をお読み頂けると、おおよその理解ができると思いますが、TPHの値が高いか低いかより、油臭いか臭くないか、周辺の水(側溝の水や地下水)に油膜ができるかできないかが判断基準になります。
この辺りのことがガイドラインに書かれていますので、まだ、お読みになっていないようでしたら、一読をお勧めします。
(環境省HPに掲載されていますし、書籍としても出ていたかと・・・)
このガイドラインが出るまでの油分の分析にノルマルヘキサン抽出物質として1000mg/kgを目安にすることが多かったのですが、根拠はなかったですね。(少なくとも自分の知る限り)
当時の住都公団の仕様書(だったかな?)には、その数値が記載されていたのと、調査の経験上、油臭・油膜があるとn-Hexの結果が1000mg/kgを超えていたような記憶があります。
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