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環境Q&A

大気汚染防止法に絡む問題点 

登録日: 2003年09月03日 最終回答日:2003年09月08日 大気環境 大気汚染

No.3384 2003-09-03 19:53:18 徐福

隣家が自動車板金を始めたせいで、化学物質を調べている者です。

大気汚染防止法の指導に従って、許可された業者の場合、法的には問題が無いのですが、確実に塗装作業時にこちらの室内に排気
が入ってきます。役所では、精一杯の対応なのだと理解できますが、許可の方法が大雑把すぎて心配です。基準以下の排気設備は
簡単に、住宅地でも許可されています。

向こうの言い分は、大気に拡散されるから大丈夫との事ですが
低気圧の日には、空気の沈降が起こり、上昇していきません。

また、化学物質は、土壌の中でも分解されない点が問題です。

・排気ダクトのフィルターは、化学物質を除去するものでしょう か? 気体は、除去できないのではないでしょうか。

・室内用の、空気清浄機も同様に、除去できないでしょう。

イサム塗料という会社では、自動車板金などに使うトルエンを
含まない水性塗料を全国に売込み中との事ですが、法的な強制力がなく、苦戦しているそうです。

・どうしたら、法制化を早める事ができるでしょうか。
 何か、よい方法がありましたら、ご教授ください。
 よろしくお願い申し上げます。


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No.3420 【A-1】

Re:大気汚染防止法に絡む問題点

2003-09-08 10:00:04 LP

塗装工場から大気中に出る化学物質は大気汚染防止法の規制よりは現行法では悪臭防止法の規制によると思われます。
(香川県)
http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/chosa/akushu/kisei.htm

敷地境界で基準値以上の化学物質が検出されるのであれば,法に従い改善指導されますので,お住まいの県の悪臭防止法担当部署にご相談されると良いと思います。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
香川のHPを拝見して各県によって、環境への取り組み姿勢がかなり違っている事がわかりました。(北東北では、遅れています)全国一律の応対の仕方(説明の仕方)が進む事を期待します。

自動車メーカーなどでも、無公害塗料を採用すると聞きましたので、段々と改善されていく事と思います。

トルエン及びキシレンについて、大気中の濃度規制があるのですが、こうした問題は、個人差があり、感情的になりやすい問題ですので、役所も、安易に営業許可をださないよう、調査を十分にして紛争を未然に防ぐ努力をしてもらいたいと思います。

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