一般的な工事で発生する騒音や振動の評価方法?
登録日: 2009年12月06日 最終回答日:2009年12月08日 大気環境 騒音/振動
No.33786 2009-12-06 11:12:07 ZWlce63 くろ
工事で発生する騒音振動について2点、質問いたします。
1. 特定建設作業の場合、法律に従った評価方法や決定の方法があるわけですが、一般の工事で発生する騒音や振動に対してはどのような評価値を適用するのでしょうか?
やはり、騒音規制法や振動規制法の評価方法に準拠するのでしょうか?
インターネットで調べるとL95やL10の数値を評価値としている情報がありますが、どうでしょうか?
自分としては、複数の機械が動いている場合であっても、衝撃音や衝撃振動が頻繁に発生するようであれば、指示値の最大の平均値や最大値のL95をとった方が、実際の感覚と近いように思われます。
2. 上記の質問と関連していますが、工事で発生する騒音には、不規則に衝撃音が発生しますが(たとえば、機械の調子が悪かったり、金属材料同士の接触音など)、このような場合の騒音は、発生頻度や騒音レベルの大きさで取り扱いは変わってくるのでしょうか?
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No.33797 【A-2】
Re:一般的な工事で発生する騒音や振動の評価方法?
2009-12-08 17:15:47 ronpapa (ZWlba5
URL貼付しておきながらメーカー名を秘匿しても意味ないのですが、冒頭に 『本冊子の著作権は株式会社○○測器に帰属します。個人的な参照以外の用途としてお使いになる場合は、株式会社○○測器の許諾が必要となりますのでご連絡ください。』 とあります!! お互い留意したいと思います。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/noise/souon_16.htm
13-4 日本の環境騒音測定における騒音評価量のまとめ 【表13-10】 に記載してある内容を読むと、騒音規制法に定める工場・事業場・建設作業騒音としては『最大値が変動する場合は90%レンジの上端値(L5)< LA(Slow)より求める>』と表現されています。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/noise/souon_7.htm
このページ中段にある 【補足:サウンドレベルについて】 の解説と、それ以降に続く各騒音レベル値についての説明内容が私的には興味を持ちました。(理解できてるとは申せませんが…)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/noise/souon_9.htm
10. 等価騒音レベルの測定方法(JIS Z 8731:1999 の概要) として説明されている中で、【表10-1 等価騒音レベルLAeq と時間率騒音レベルL50 の比較】 の[住民反応との関係]の部分も気になりました。
〔PDFファイル冊子としても提供されていますので、全文に目を通したほうが理解に有益な内容と思います。〕
<*> 上記は特定の企業サイトからの情報となる為に、
当Q&A欄への貼付掲載を避けていました。
しかし最近は当サイトも寛容な姿勢をお持ちのよう
ですので、ガイドライン抵触のイエローカードを覚悟
して貼付しました。非礼お詫びします。
〔追記〕 常連の方に同名HNの「くろ」さんがおられます・・・・・ /(-_-)メ
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Re:一般的な工事で発生する騒音や振動の評価方法?
2009-12-07 17:32:33 ronpapa (ZWlba5
↓※これは閲覧されましたか?
- 「建設工事の騒音測定要領(案)」平成19年度
http://www.pwri.go.jp/team/advanced/pdf/souon_2007.pdf
(出処)独立行政法人 土木研究所
http://www.pwri.go.jp/
- 「建設工事騒音の評価」(子安 勝 氏) 早稲田大学 音響情報処理研究室
http://www.acoust.rise.waseda.ac.jp/publications/koyasu/k17.pdf
↑※音響技術に関する27年前のレポートのようですが、上掲の土木研究所とも連携しているもののようです。
- 某企業サイト
http://www.sokki.nishio-rent.co.jp/pdf/minitisiki.pdf
↑※まぁ、私のレベルではこの図解の程度が解かり易いのですが。
騒音規制法も読み直してみたのですが、「ZWlce63 くろ」さんのおっしゃる『特定建設作業』の指定に属さない『一般的な建設工事』というのがイメージとして理解できず、(特定建設機械を一切使用しない建設工事という意味になるのでしょうか?…それでも工事中の騒音と振動には配慮しなければならない状況という事例ですかね。) その為に、『やはり、騒音規制法や振動規制法の評価方法に準拠するのでしょうか?』という問いには答えられる知見を持ちません。
※個人的には、騒音規制法だけでなく各自治体毎に定められる条令等の届出・規制対象になる建設工事か否かということと、周辺地域住民へのアセスメントとコンセンサスが重要だと思うのですが…。どういう状況事例なのでしょうか。
回答に対するお礼・補足
早速の回答ありがとうございます。参考となるホームページを教えていただき、ありがとうございます。
今回、質問した背景は、ronpapaさんの考えている通りでして、
この工事では、周辺住民への配慮として、低騒音低振動の工法で施工することになっています。また、管理値として、各規制法の基準値である騒音85dB、振動75dBの設定があります。
このため、特定建設作業に該当しないのですが、騒音振動を管理するために、測定を行うことになっております。
閲覧資料をみて、疑問に思いました。
騒音種類として、定常騒音、変動騒音、間欠騒音、衝撃騒音、準定常衝撃騒音がありますが、騒音規制法の騒音の決定方法として、衝撃騒音が不規則に発生する場合は、不規則かつ大幅な変動として90%レンジの上端値が評価値となるのでしょうか?一定間隔で発生しない騒音は、不規則として取り扱ってもよいのでしょうか?
質問ばかりですみません
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