ワンドと淵の違いの定義について
登録日: 2009年03月18日 最終回答日:2009年03月22日 自然環境 その他(自然環境)
No.31618 2009-03-18 12:34:44 ZWlc224 見習いもの
手持ちの参考書やインターネットで調べてはみたのですが、はっきりと定義されているところが見当たらなかったため、気になっています。
参考となる資料等ありましたら教えて頂けると幸いです。
河川の調査の際に、地点九分として、瀬や淵、ワンド等ある中で、ワンドと淵のよどみとの区分がはっきりしません。
今回の河川の場合、直径約1メートルくらいのワンド状のよどみがあり、正規の表記を「淵の淀み」か「ワンド」かどう表記しようか迷っています。
詳細状況として
河川淵の植生はヨシ等
ワンド状のよどみは、私の感覚ですが、通常のワンドより河川との接触面が広いが、河川の流れが直接来るようなことは通常では考えにくい。
ワンド状の規模は直径1mくらいで、側面下流側で河川と接触。
ワンドの定義自体は出ては来るのですが、今回の場合、大きさがかなり小さいのと、接触面が広いため、悩んでおります。
調べた中でワンドには淵・淀みとしての意味も含んでいるとの表記もありましたが、正規表記として定義の裏付けがあるわけではありませんでした。
表記に際して、根拠がある状態で文言を決めれればベストなのですが、御考えを聞かせていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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No.31643 【A-4】
Re:ワンドと淵の違いの定義について
2009-03-22 21:54:06 おせんち (ZWlb24a
ワンダ(wander)は、川筋が曲がりくねる、横道にそれる、さまよう、迷うなどワンドに似た様な意味があります。もしかしたら、ワンダが念頭にあって日本語のワンドを作ったのかも知れませんが、アイヌ語が語源だという解説もありました。
ワンドと淵は、同義であったり、区別したりしながら使われているようです。当面は、その都度、定義をして使用する必要があると思います。国の法律で、又は権威のある機関が定義をしない限りは、一般的に確定した意味を持たすことは出来ないように思います。
No.31625 【A-3】
Re:ワンドと淵の違いの定義について
2009-03-19 02:12:35 おせんち (ZWlb24a
例えば、「瀬や淵、ワンド等ある中で、ワンドと淵のよどみとの区分」と、おっしゃっていますが、「瀬」、「淵」、「ワンド」、「等」と分けて表現していながら、なぜ「瀬」「等」以外の「淵」、「ワンド」の区分に疑問を持つのでしょうか。「瀬」と「等」については、その意味を承知しているのでしょう。
実務上「淵」、「ワンド」をそれほど積極的・厳密に区別する必要はないのでありませんか。日本語の早瀬、瀬、淵、よどみ等が物理的に明確、厳密に区別せずに、しばしば相対的・感覚的に一部は重なり合いながら表現されている状況において、そこに外国語の「ワンド」を入れ込んで、それぞれの違いを明確にすること自体が無理を感じます。
河川の状況は、「ワンド」という用語を用いなくても表現できるはずです。しかし、それでは、どうしても表現できない場合があれば、その部分が「ワンド」になるのでしょう。しかも、あなたは、「ワンド」自体の定義は出て来るとのことです。
早瀬、瀬、淵、よどみ等の相対的な区分に定義済みのワンドを重ねて、日本語の用語を押しのけてその間にはめ込む必要はないでしょう。
あなたのおっしゃる詳細状況の説明のうち
「河川淵の植生はヨシ等ワンド状のよどみ」、「私の感覚ですが、通常のワンドより河川との接触面が広いが、河川の流れが直接来るようなことは通常では考えにくい。」、「ワンド状の規模は直径1mくらいで、側面下流側で河川と接触。」、「大きさがかなり小さいのと、接触面が広いため、悩んでおります。」、「正規表記として定義の裏付けがあるわけではありませんでした。」などについては、回答しようと思う側その思いが伝わるのでしょうか。
河川の構造を河川環境の面から表現するときに、日本語表現のみで、ワンドを使わなくても表現できるのではないでしょうか、どうしてもワンドを使わないと表現できない場合は、そのときに定義をして正確にそれを使うべきでしょう。
No.31624 【A-2】
Re:ワンドと淵の違いの定義について
2009-03-19 00:45:42 まよいねこ (ZWlc249
ほかの区分がどうなっているのかにもよるのですが、お聞きした範囲では、お尋ねの状態は、淵でもワンドでもないように思います。
No.31621 【A-1】
Re:ワンドと淵の違いの定義について
2009-03-19 00:19:11 Lake (ZWla752
結論から言えば、それほどこだわらなくってもいいのでは、と思います。
「定義されているものがない」のであれば、誤解のない範囲で定義してしまっても差し支えないと思います。
個人的には、「ワンド」は人工物だったところに(意図せず)形成されたもの、「淵」は自然にできたもの、という印象があります。もっと細かく言えば、ワンドはもともと淀川特有のものという気もしますが・・・
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