廃活性炭の農地への投入の是非
登録日: 2008年12月01日 最終回答日:2008年12月02日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.30461 2008-12-01 02:08:23 ZWl8751 sやん
貸農園をはじめようとしていますが、借地人から脱臭プラントの廃活性炭を畑の投入したいと言う申し入れがあります。投入して効果はあるのでしょうか。私が害が出ないか心配です。活性炭自体は消滅するんでしょうか。
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No.30486 【A-4】
Re:廃活性炭の農地への投入の是非
2008-12-02 21:46:07 みっちゃん (ZWl8a13
木材と申してもいろいろございます。チップにしてはいけない薬剤含浸木材を違法にチップにしたものでしょう。
>ビニールの紐やマルチのビニールが埋められたりしていました。肥料袋も然りです。
明確な違法投棄です。
>畳の糸は耕運機にからみ難儀します。
数ヶ月土中にあっても耕耘機に絡むようなものは畳とはもうしません。畳とはストローマットのことを申します。藁と麻紐のマットと藺草と綿糸の畳表及び若干の布及び紙で作られたものを申します。
畳のような形をしていても、化繊マットやプラスチック製品です。
日本語を正しく使えない人が多くなったのと、業者が一般人をだますために畳の形状をしたXXXの、の以下を言わずにだましているだけです。
これはロウで作られた食品見本を口に入れるような行為をしているだけです。
>VOCは基準の100倍を超えて排水していた工場です。こうした事情は初めに書くべきだったと反省しています。
書くべきでしょう。危惧すべき十分な理由があります。
>活性炭は、吸着物を土壌中でも保持し続けるとは思いません。
これは誰にもわからないでしょう。分解される場合もまた揮発する可能性もあります。
ただ、汚泥の土壌還元などでもいえるのですが、スポットで少量の場合効果があっても、連続使用すると悪影響が出たりします。ある意味人工物でありながら、性状は様々で一概に括れるようなものではありません。
>活性炭自身も酸化されて何年掛かるかわかりませんが、CO2になっていくのかなと思っていました。
炭は安定したものです。形状が小さくなり見えなくなることはありますが、本質は最低数千年、おそらく物理的な影響がなければ数億年以上の単位で安定しているでしょう。
>しかし貸農園ですから、次の方がつかわれたときに弊害があっても困ります。
最初の不法投棄の件も含めて、お貸しになる場合の契約書に損害賠償の件を遡及年限も含めて明記すべきでしょう。
これは農薬の蓄積毒性や栄養収奪的な作物を植えた場合なども含めるべきです。ウドなど植えられたら、あとがどうなるかなどはご存じですよね。
回答に対するお礼・補足
各項目とも大変ありがたく参考にさせていただきます。
利用者の中に大工さんがおり、仕事での排出物を持ちこまれているみたいです。ストローマットと言うんですか、藁やい草は問題ありませんが、アサ糸なんでしょうか縁取りのきれとともにいつまでも残っています。糸と布は分離するように指示するつもりです。炭はやっぱり残るんですよね。
一般的といってはいけないかもしれませんが、農園の利用者はみんな廃棄物様のものを持ち込まれます。それがいいものか悪いものか、どこかの情報でいいといわれるとすぐ信じられる傾向もあるように思います。今般、一般廃棄物であるものが集合して産業廃棄物になってしまい、処分に経費も掛かってしまいました。これまでは、契約書も無しで、無料で使って頂いていたのですが、そのあとの残骸にはまいっています。これを経験として、改めて契約書や利用規定を設ける予定です。監視員も置くつもりです。環境教育としての場となるものと思っていますが、指導する方に知識が少ないので、この場を利用させていただきますので、これからもよろしくお願いします。
なお、ウドの話は知りません。勉強します。
ありがとうございました。
No.30475 【A-3】
羮に懲りて膾を吹く
2008-12-02 02:42:08 みっちゃん (ZWl8a13
排水処理場・・・
貴方の気が進まないのはよ〜〜く判りますが、排水処理場の脱臭炭なら素性はしっかりしています。このような情報を隠されて質問するのは、何とか投入を阻止したいとの意識からでしょう。
排水処理場のガスが危険なら(濃度が濃くても安全と申しているのではないですから誤解の無いよう)其れを排出している貴方がなぜ今まで生きているのでしょう。
夫れと重要で根本的な事実として、世の中、古今東西人間の歴史が知る限りに於いて、消滅するものなど存在しません。根本的に化学を理解しようとしない態度です。まあ信仰を中心にものを考えるのは個人の自由ですが。
目の前から消えれば消滅していると思っておられるようですが、幼稚園児のものの考え方です。
結局、リサイクルと言いながら、総論賛成、自分だけは別扱いの良い例のようですね。
回答に対するお礼・補足
ちょっと本音を見破られた気もして恐縮です。貸農園の再造成をして、利用者があまりにも自分勝手に、無責任に廃棄物を持ち込んでいるのに閉口しています。木材のチップは3年目のものがいまだ土の中で生きています。ビニールの紐やマルチのビニールが埋められたりしていました。肥料袋も然りです。畳の糸は耕運機にからみ難儀します。
廃活性炭の出所を明確にすると提案者の職場や身分がわかってしまいますので中途半端に提起させていただきました。排水には、化学工場からの廃水処理も入っています。VOCは基準の100倍を超えて排水していた工場です。こうした事情は初めに書くべきだったと反省しています。
活性炭は、吸着物を土壌中でも保持し続けるとは思いません。また活性炭自身も酸化されて何年掛かるかわかりませんが、CO2になっていくのかなと思っていました。しかし貸農園ですから、次の方がつかわれたときに弊害があっても困ります。
最後になりましたが、貴重なご意見ありがとうございました。もっと素直になろうと思います。
No.30471 【A-2】
Re:廃活性炭の農地への投入の是非
2008-12-01 20:58:18 おせんち (ZWlb24a
農作物に対する効果よりも、処理の面倒な廃活性炭を有効活用を装って廃棄することを目的としているはずです。廃棄物処理法の手続きに沿って適法に処分してください。最終処分場の許可が必要になるかも知れません。
個人が浄水器、淡水魚の水浄化剤、家庭用脱臭剤等に使用した程度の素性のハッキリした廃活性炭を土壌還元する分には、特に問題ないでしょう。
回答に対するお礼・補足
早速のご意見ありがとうざいます。
明らかに職場の廃棄物なので、産業廃棄物です。その有効利用と本人は考えているようですが、ちょっと認識が足らなかったかと思います。私も最終処分場というところまで気がまわりませんでしたが、御指摘のとおりかと思います。
分解しないという事は後々問題にもなりかねませんね。脱臭成分は、排水処理場の排ガスですので、何が出てくるかはわかりません。一旦投入すると後々まで問題が残るやも知れませんので、頂いたご意見を参考に、説得して中止する事にします。ありがとうございました。
No.30464 【A-1】
Re:廃活性炭の農地への投入の是非
2008-12-01 09:57:36 亜希子 (ZWl7f21
脱臭用活性炭との事ですので、たぶん粒状(破砕、球状又は円柱状)活性炭でしょう。
土壌の圧密を防いで空気を取り入れようという事ですかね?
@添着物
一般論ですが、脱臭用活性炭には酸、アルカリ、金属化合物又はハロゲン化合物等を添着しています。また、成形する際にバインダーを使用しております。
A活性炭
活性炭そのものにも重金属類が含有しております。
水道用活性炭でしたら重金属の溶出基準を満たしている炭を使いますので、活性炭そのものからの重金属の溶出はあまり心配いらないと思いますが、脱臭用ですと何とも言えません。でも、石炭系、木炭系又はヤシ殻系の炭であれば入れる量にもよりますが、そう心配無いと思います。一般的には、木炭系、ヤシ殻系より石炭系の方が重金属含有量は多いです。
B吸着成分
廃活性炭との事ですので、何らかの成分を吸着しているものと思います。吸着している成分が有害か無害については、成分がわからないので何とも言えません。
回答に対するお礼・補足
早速のご意見ありがとうございます。
提案者の考えは、「炭を入れたりしてるから同じようなもの」と考えているように思います。活性炭に関する知識は頂いたご意見ほどの認識はないと思います。私も、御指摘いただいたような問題点を感じていまして、私だけの意見で相手を説得できないかと思い相談させていただいた次第です。今回の活性炭は石油系だと思います。重金属の含有量についてまで認識していませんでした。吸着成分は排水処理場ですので、ちょっと気にはしていましたが。投入についてはやめていただくことに致します。ありがとうございました。
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