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環境Q&A

水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集 

登録日: 2008年10月13日 最終回答日:2008年10月15日 水・土壌環境 水質汚濁

No.29868 2008-10-13 09:55:42 ZWlac50 介(すけ)

みなさん、こんにちは。

昨日(2008.10.12)、某番組にて、生活排水に含まれる「燐」によって、東京湾のプランクトンが多く発生する結果、プランクトンの死骸が体積して海中が酸素不足になり魚がいなくなったと放映しておりました。

この某番組を見る以前に、タイトルにも記載しておる通り、水質汚濁防止法における「排水基準を定める省令の一部を改正する省令(平成20年10月1日より施行)」を知っておりましたのでなかなか興味深い内容でした。

しかしながら、某番組でも問題となっていたのは「生活排水に含まれる燐」(「環境」はもっと、多角的な見方が必要ですので、生活排水に含まれる燐以外にも色々な原因はあるのでしょが・・・。)であり、前述の省令において工場・事業場のみを対象とし、更に一部の業種のみを規制することに釈然とせず、某番組を見終わってからもモヤモヤした気持ちです。

他にも某番組をご覧の方いたと思いますので、見てどのような感想をお持ちになったのか是非聞いてみたいと思い、このスレッドを立てました。
馬鹿らしいかもしれませんが、お暇な方、宜しくお願いします。

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No.29904 【A-6】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-15 17:37:54 ごみごみマン (ZWlba39

この番組を見ました。
確か、トヨタグループ提供の宇宙船地球号だったような。

介さんは、工場・事業場に規制がかかっていて・・・となっていますが、下水処理場にも規制はかかっているはずです。

この番組で言っていたのは、合流式下水道が問題だと言ってました。
合流式下水道は、大雨時に未処理で流れ出るので非常に問題だと思います。

No.29894 【A-5】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-14 22:33:48 おせんち (ZWlb24a

>「省令において工場・事業場のみを対象とし、更に一部の業種のみを規制することに釈然とせず」との御意見について、答えさせてください。

 東京湾の流域から発生する排出水等に含まれる隣・窒素の多くは、たとえ下水処理場を通過しても、最後は東京湾に流入します。生活排水は勿論、隣・窒素肥料の流出などその地域に面的に広がっている対象について、法で規制することは、困難です。せいぜい啓発指導が関の山です。
 一方、工場など点としてとらえられる発生源は、法規制の対象にしやすいものです。特に、金属表面処理、化学品製造など、それらを排出する工場は、規制される以前は、極めて多量に排出していました。ある都市では、窒素に関し、わずか1社でその都市の総排出量の90%以上を占めている状況があったそうです。規制されたからと言って、急に除去することは出来ません。全工場事業所を規制するよりも、その様な特に多量に排出する者を規制する方が効果的なはずです。
 例えば、ある中小都市に大きな火力発電所があるとします。二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物などその都市全体の排出量の95%以上がその1社で排出している状態があります。その他の工場を厳しく規制しても、全体削減量は微々たるものです。多量に排出する者を選んで対象にせざるを得ないことになるのではないでしょうか。

No.29885 【A-4】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-14 09:36:44 たま (ZWlb74c

「某番組」は見ていませんが.....。

東京湾の水質改善について、周辺自治体の取り組みは下記の通りです。

http://www.tokyowangan.jp/

東京湾では、水質汚濁防止法により総量規制基準が適用されています。東京湾へ流入する排水にはこの規定に基づき、COD、窒素、リンの総排出量が規制されています。工場や事業場ばかりでなく、下水処理場も総量規制の対象施設です。
このような規制の結果、東京湾の水質はやや改善傾向にありますが、まだ赤潮の発生があることは事実です。
工場や事業場(下水処理場も)からの排水のうち、COD、窒素はそれぞれ水中の生物により分解して、CO2やN2になり、大気中へ放出されます。しかし、東京湾へ流入したリンは大気中へ放出されることがなく、生物の死骸と共に底泥へ堆積します。この堆積したリンが再び海水中へ溶け出し、プランクトンの栄養になります。
東京湾の水質改善のため、過去に東京湾へ流入し、底泥に堆積しているリン等の除去(浚渫)をしています。しかし、むやみな浚渫は海底付近に貧酸素水域を作ることにもなり、慎重に作業しています。
詳細は上のHPや東京湾周辺の各自治体の環境担当部局等のHPをご覧ください。

雑駁な回答ですみません。

No.29882 【A-3】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-13 22:37:15 Lake (ZWla752

「某番組」はみていませんが・・・

東京湾に流入する生活排水なら、ほとんど下水処理場を通っているでしょう。
下水道終末処理施設は、水質汚濁防止法の特定施設であり、排水規制がかけられてます。
もっとも、それで十分かといえば、このような番組が作られることからもまだまだなんでしょうが、費用対効果もある(下水の処理は税金ですよね)ことだし・・・

私のところでは、下水は超高度処理されてます。下流でまた上水になってますから・・・
たぶん、法の規制基準を満足する程度の処理と比べると遙かにコストがかかってるんでしょうが、それが受け入れられる住民意識があるんでしょうね。

No.29880 【A-2】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-13 21:37:58 ・・・ (ZWla639

 お暇なのねと言われるとそうでもないのですが・・

 滋賀県における石けん運動の消長を読まれると良いかも知れませんね。

 経済原則や、その実効性(投下資金に対する反応性)から考えれば、現状の考え方はそれほど極端に悪くはないと思います。部分的には一部の抜け穴探し的な小利口な人間に逃げ道がありますが余り細かいことまで決めれば、それはそれで抜け道や実効性が悪くなるもので。
 一部精神論としての部分も否定するわけではありませんが。

 得てして、住民運動は疑似科学や科学擬きに犯されるのはある程度仕方がないのかも知れません。我が国においてはマスメディア自身がそれを助長する方向に動くので致し方ない面もありますし、このQ&Aにおいても多くの発言は類似でしょう。正しい情報と知識を有する人員は限られていますし、また持っている人間に限って日常の事に煩わされることを嫌い発言しない場合が多いです。それに加えて発言しない人こそが風格があり上位に位置する人と判断される風潮もあります。

 だからこそ詐欺師や、商売のためのマッチポンプで発言する人がのさばるのは詮無きことで。
 国民は国民の能力以上の政府はもてないと言います。同様に掲示板やQ&Aも参加者の質を上回る回答者は・・・。

No.29875 【A-1】

Re:水質汚濁防止法における、「窒素・燐」規制に関するご見解募集

2008-10-13 18:43:16 火鼠 (ZWl8329

、お暇な方、宜しくお願いします。
>
>暇人がひとこと。
番組見てません。
小部屋で、ガラスを洗おうと、洗剤居れて、超音波洗浄機で2時間動かしたら。香料の匂いで、鼻水だらだら。くしゃみで。、ぐちゃぐちゃ。酷いもんでした。その洗剤きっと。燐、窒素めちゃ、低い洗剤だと思います。(申し訳ありませんしらべてありません)。川って、トイレットペーパの塩素で微生物が死んだり。パルプ繊維で、魚類のえらが詰まったりするかも。?私が魚なら?香料で。窒息かな?
日本の、企業は、環境安全にはかなりシビアだとおもいます。ですから、リンとか。窒素とか。当たり前の公害因子に該当するような問題には係わらないようにしてると思いますが?ただし、分析しても、わからないような。物は、使用してるかもしれません。
TVが言われていることも正論。又それは、邪論って見方もあるかも?TVは。情報ってことで。盲信しなければいいのでは、ないでしょうか?

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