一般財団法人環境イノベーション情報機構
ブラウンフィールド問題を解決するには
登録日: 2008年09月20日 最終回答日:2008年09月24日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.29536 2008-09-20 08:57:07 ZWlb931 EIC Q&A改善
ブラウンフィールド(土壌・地下水汚染の存在,あるいはその懸念から,本来,その土地が有する潜在的な価値よりも著しく低い用途あるいは未利用となった土地)の海外の事例はどのようになっているのでしょうか?
また、我が国のブラウンフィールド問題について現況や発生要因及び社会への影響はどうなのでしょうか?
さらに、今後,ブラウンフィールド間題を深刻化させないために,どのような施策や取組みが必要なのでしょうか?
お教えくださいますようお願いします。
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No.29641 【A-4】
Re:ブラウンフィールド参考リンク
2008-09-24 21:21:46 EIC Q&A 改善 (ZWlb931
資料の紹介ありがとうございました。
ブラウンフィールドで参考となる資料を見つけましたのでリンクしておきます。
ブラウンフィールドとは:経済レポート一覧
http://www3.keizaireport.com/feature/197.html
中央環境審議会 土壌農薬部会土壌制度小委員会
http://www.env.go.jp/council/10dojo/yoshi10-05.html
<国土交通省>
土壌汚染地における土地の有効利用等に関する研究会」 中間取りまとめの公表について
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/03/030404_.html
最近の土地政策の動きについて (平成18年5月 パワーポイント)国土交通省
http://www.mlit.go.jp/singikai/kokudosin/tochi/10/05.pdf
リンクをよく読んで考えて見たいと思います。よろしくお願いします。
No.29593 【A-3】
Re:ブラウンフィールド問題を解決するには
2008-09-23 10:08:32 EIC Q&A 改善 (ZWlb931
>本質問、回答者に対する試験問題のように見えてしまいます。
さすがですね、本質問は平成20年技術士(環境部門−環境保全計画)専門科目の問題を引用しています。
土壌汚染の存在,あるいはその懸念から,本来,その土地が有する潜在的な価値よ りも著しく低い用途あるいは未利用となった土地(以下,「ブラウンフィールド」という。)に関連し,次の問いに答えよ。
(1)海外の事例に言及しつつ,我が国のブラウンフィールド問題について現況,発生要因及び社会への影響について述べよ。
(2)今後,ブラウンフィールド間題を深刻化させないために,望まれる施策及び実施すべき取り組みについて論ぜよ。
http://www.pejp.net/pe/rooms/kankyo/kankyo_old_h20.htm
社会的問題の解決や、技術士(環境部門)を受験される若者の一助になれば幸いです。
No.29548 【A-2】
Re:ブラウンフィールド問題を解決するには
2008-09-21 01:47:12 BATA (ZWl5461
http://www.ers-co.co.jp/topics/index.html
Yahoo!!の検索欄に「ブラウンフィールド」と入力、検索したらトップで当たったサイトです。
企業のサイトなので、宣伝と思われると困ってしまいますが、海外の定義等がまとめられておりましたので、あえてご紹介します。
>また、我が国のブラウンフィールド問題について現況や発生要因及び社会への影響はどうなのでしょうか?
現況に関しては、私の見聞きした程度なので、ここで参考にならないと思いますので、回答を控えます。
発生要因については、想像に難くないと思いますが・・・
土地取引の価格より汚染土壌対策費の方が高くなると事業者も手が出せなくなりますよね。特に昨今の不況だと言われる経済状態の中で。いわゆる塩漬けになった土地が発生するのです。
社会への影響となると、土地を売却することによって得られた資金を元に次の事業の展開を考える企業にとって、上記のような状態になると、新規事業を始める事が困難になります。
すると経済の停滞が発生することが懸念されます。
>さらに、今後,ブラウンフィールド間題を深刻化させないために,どのような施策や取組みが必要なのでしょうか?
政治的な取り組みに関しては、A-1の回答にあるとおりかと。
個人的な意見としては、対策費に関する相応の補助等が必要になるのかと思います。
土対法に関しては、基金が作られています(生かされている事例を聞いたことはないのですが)。
対策が必要な土地の管理者の資力と対策費用とその土地の価値を考慮した補助制度があれば、土地の塩漬けも減るのではないでしょうか?
そのほかには、土壌汚染(だけではないですが)過度な拒絶反応を持たない世の中にするべきだと思います。
口に入る可能性の極めて低い汚染に関する、拒絶反応が過大な汚染対策費を生じさせ、その結果、ブラウンフィールドが増える一因となっていると考えます。
欧米諸国で導入されているリスク管理の考え方をもう少しわが国の中にも浸透させるべきかと。
No.29541 【A-1】
Re:ブラウンフィールド問題を解決するには
2008-09-20 23:04:20 せららばあど (ZWl5a36
「ブラウンフィールド」をWeb検索すると、相当の資料が手に入りますが、今回のご質問の趣旨からして、そのあたりは既にご存知のことと思います。
ただ、多くのセクターの意見を集約した公的なペーパーとしては、環境省の検討会が作成した「中間取りまとめ」が基本的なところを押さえていると思います。
平成19年4月19日 「土壌汚染をめぐるブラウンフィールド対策手法検討調査」中間とりまとめの公表について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8300
中間報告で満足いかない場合は、まずは、検討会の事務局である(社)土壌環境センターに聞いてみることをお奨めします。
ただ、この検討会はおそらく非公開だと思います(中間取りまとめ以降、検討会が開かれているのかどうかもわかりません)ので、どこまで教えてもらえるかは不明です。
また、環境省には以下のような委託調査結果があるようですので、ご興味がある場合はお問い合わせされてはいかがでしょうか。
●ブラウンフィールド対策手法検討調査報告書ー土壌汚染に係る諸問題の実態把握ー(平成17年度)
●土壌汚染をめぐるブラウンフィールド問題の実態等について(平成18年度)
●世界各国の土壌汚染の実態・取組状況等に関する調査(平成18年度)
●世界各国の土壌汚染に関する法制度の検討調査(平成18年度)
●諸外国の土壌汚染の現状と施策に関する実態把握調査(平成19年度)
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