循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
登録日: 2008年09月20日 最終回答日:2008年09月24日 地球環境 地球温暖化
No.29510 2008-09-20 08:58:14 ZWlb931 EIC Q&A改善
循環型社会の形成に向けて、低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくため課題や、循環型・低炭素化社会を実現するにはどう取り組めば良いのでしょうか?
No.29642 【A-17】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-24 21:40:06 ふろすと (ZWla30
>難しいことは分かりませんが、これからママやパパになる可能性のある方は召し上がることの無いように配慮することが必要と思います。妊婦と、ばあさジイさんとでは子孫へのリスクが大きく違いますね。リスク管理が大切です。
一般論としては良くわかりますが、今回の事件に関して言えば、事故米は病院や学校給食にも紛れ込んでいたにもかかわらず、政府はこのような関係者に対して「供給元の徹底検査を行え」とは一言も触れていません。
つまり妊婦を含む入院患者や、未来を担う子供達が食べていても、「大騒ぎすることもない(前大臣の談)」程度のリスクだ、ということです。
事故米を使った職員食堂のご飯については、役人の皆さんは老いも若きも、安心して食べて頂いたらよろしいでしょう。(食堂に来る民間人には注意喚起してあげましょう)
論点がずれていたら申し訳ありません。
しかし、環境も健康も、ともにリスクの問題。それを掌る行政=役人が、「人事異動でお役ご免」のような、自らの責任を投げ出すことを前提にしているようでは、解決策なんて見つかる訳がないと思います。
No.29640 【A-16】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-24 21:14:14 EIC Q&A 改善 (ZWlb931
ご意見ありがとうございました。
>事故米については、燃やすのではなく、農林水産省をはじめとする中央・地方局の職員食堂で、職員向けご飯に用いてはいかがでしょうか。
難しいことは分かりませんが、これからママやパパになる可能性のある方は召し上がることの無いように配慮することが必要と思います。
妊婦と、ばあさま・ジイさまとでは子孫へのリスクが大きく違いますね。リスク管理が大切です。
<参考リンク>
食品の安全に関するリスクコミュニケーション
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/riskcom/index.html
食品安全委員会:リスク評価
http://www.fsc.go.jp/hyouka/index.html
食品リスクに話題が変わってしまいました。食品と低酸素社会の関係などをご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さいますようお願いします。
よろしくお願いします。
No.29622 【A-15】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-23 22:18:22 matsu (ZWl743
>
物質の循環が経済的に引き合うのなら、貴金属や鉄アルミのように経済行為としてだれかがやります。
経済的にリサイクルが成立しにくいものを政策的に循環型に誘導するためには、行政側が補助金を出したり主婦の無償の分別洗浄労力に期待すると言うちょっとねじれた期待をせざるを得なくなりますね。
低炭素の安価なエネルギー資源が無制限にあると言う情況でも無いので、その意味でもリサイクルにはお金がかかります。このような事を社会として実現するためには税金支出や法制定の根拠を一般国民に納得させる必要があります。
また、「循環型社会の形成に向けての低炭素化社会との統合的な取り組み」と言うくくりだと、中国などを含んだグローバルな取り組みにしていかないと意味が無いわけです。
そのためにも、目的と手段の整合性を合理的に説明する必要があり、定量性を欠く危機をあおるような議論とか、1990年基準の国別削減率割り当てのような国際間の公平性を欠く目標設定などは慎むべきでしょう。
省エネルギーや低炭素化のためのセクター別アプローチのような相手側の一方的な忍耐を期待しない手段を使ってできる事から広めるべきであって、排出権取引市場で不労所得を得るような人や国が出るような一般人が不公正だと感じるような情況を作り出すべきではない。
リサイクルへの地方自治体からの過度の予算支出は有権者の支持が得られないだろうし、小売業へのリサイクル費用転化になると・・・レジ袋のような効果不明な活動しかできなくなる。
行政の予算配分としては、ダイオキシン対策や環境ホルモンのような優先度の低い過去の面子でやっているようなことをきちんと中止、反省総括し、立法側の信頼をとりもどす努力をすべきであり、メディアの混乱を助長したりあおる行為をしても、環境省の政策の信用を落とすだけに終わると思います。
No.29614 【A-14】
循環型・低炭素化社会を実現するための第一歩
2008-09-23 20:58:15 ふろすと (ZWla30
そこで、新政権を担われる方(どなたになるかわかりませんが)に具体的取組みの提案です。(ブラックジョークと思われるかもしれませんが、まじめな意見のつもりです)
《事故米については、燃やすのではなく、農林水産省をはじめとする中央・地方局の職員食堂で、職員向けご飯に用いてはいかがでしょうか。》
@安全面については、国民に対して「通常の食生活で影響が無い」と大臣自身が認めている。職員が食することで、これまでこんなシロモノを食わされてきた国民に、国の言っていることは確かなんだ、と安心感を与えることができる。
A焼却処理を一度行えば、同じような状況がいくらでも生まれる。海外の「事故米」に限らず、国内の「古古米」「古古古米」、あるいは米以外の農作物にも適用される可能性だって出てくる。となれば、肉骨粉の時の再来、政治家や業界が絡んだ利権構造の泥沼に巻き込まれるだけ。百害あって一利無し。
B国の役人も、平民に食わしていた事故米を自分達が食べるなどもってのほか。一度味わっていただければ、二度と食いたくないでしょう。同じような食品の偽装問題が多発している昨今、再発防止のための施策を本気で考えていただくためにも、良い気付け薬になる。
※そもそも、食用に使えないので「工業原料用」としていながら、流通を穀物業者に任せっきりで、経産省でなく農林水産省の管理のまま放置してきた。これでは、いくら検査体制を強化したとしても、今後も同様の問題が起こることは明らかで、そうなれば農作物の処分量が増え、環境にも良くない。こうした旧態依然の行政体質を見直すことも含めて、取り組んでほしいものです。
本提案に基づけば、悪影響が生じない中、循環・低炭素の取組みを、政府が文字どおり身を持って示すことが出きる、絶好の機会だと思います。
No.29596 【A-13】
Re:循環型・低炭素化社会を実現に向けての動きが始まりました
2008-09-23 10:50:14 EIC Q&A 改善 (ZWlb931
>リサイクル中心の循環型社会では、低炭素社会にはならないでしょうから・・・
リサイクルをすることによって低炭素になる事例としては、アルミやポリエチレン等ののリサイクルが挙げられます。これらは化石資源を使用する数分の1の炭素発生量で製品が作れます。
>日本を含め先進国は、本当に低炭素化社会にしていく気があるのでしょうか。
サミットの動き等の国際会議を見ますと政治のトップが低炭素社会実現に向けた行動を開始したと見ることができます。今までは学者やNPO等がのみが低炭素社会実現を主張していたのに対し大きな前進と思います。
>いくらでもやり方はあるのに、やらないところを見ると、本気でやる気はないのではないでしょうか。
現代に生きる人々幸福の大きな要素として経済がありますが、 低炭素社会実現は将来世代の幸福の大きな要素だと思います。環境と経済の両立や、現代人と将来人の幸福の優先順位など多くの解決すべき問題がありますのですぐには結果が出ないでしょうが、世界の低炭素社会実現に向けての大きな動きが始まった状況と理解しています。
No.29578 【A-12】
eicQ&A改善とか言う荒しを消してください。
2008-09-22 18:16:58 火鼠 (ZWl8329
おまけに、人の意見には、高飛車で、色々言ってる癖に、ご自分の都合の悪いことは、システムが許しているから、いいだろうと言われる。それは、権力者の、パワーハラスメントで、このような、曖昧なところでは、いちばん、避けなければいけないことではないでしょうか?
そろそろ、終わりにしてください。
No.29569 【A-11】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-22 10:29:50 ごみごみマン (ZWlba39
>
>
リサイクル中心の循環型社会では、低炭素社会にはならないでしょうから、もっと省資源・省エネルギーを徹底して欲しいです。
私が疑問に思っているのは、日本を含め先進国は、本当に低炭素化社会にしていく気があるのでしょうか。
何十年も前から大量生産、大量消費を見直そうと言っていますが、テレビでは、どんどん買えと言っていますし・・・。
化石燃料を減らしたいなら、化石燃料の採掘量を減らせば良いわけですし、熱帯雨林を守りたいなら、例えば、森林面積に応じてお金を受け取れる制度でも導入すれば良いことですし、いくらでもやり方はあるのに、やらないところを見ると、本気でやる気はないのではないでしょうか。
No.29558 【A-10】
Re:循環型・低炭素化社会を実現を考える資料
2008-09-21 17:00:25 EIC Q&A 改善 (ZWlb931
ご回答ありがとうございました。
循環型・低炭素化社会の参考となる資料として下記のものがあります。
>
「第2 次循環型社会形成推進基本計画」の概要について
http://www.env.go.jp/recycle/circul/keikaku/gaiyo_2.pdf
循環型社会形成推進基本計画 (平成20年3月25日閣議決定)
http://www.env.go.jp/recycle/circul/keikaku/keikaku_2.pdf
地球温暖化問題に関する懇談会提言〜「低炭素社会・日本」をめざして〜平成20年6月
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai05/05siryou1.pdf
全員参加型の低炭素社会の実現に向けて−「省エネ・省CO2大国ニッポン」であり続けるために−2008年6月 日本経済団体連合会
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/042/index.html
平成20年版 環境/循環型社会白書の
第1部 総説 総説1 第3章第2節 温室効果ガスの中長期的な大幅削減に向けて
(1)低炭素社会と循環型社会
>循環型社会の形成に向けた施策も、3Rを通じて、地球温暖化対策に貢献するものです。循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社会形成推進基本計画においては、循環型社会づくりと低炭素社会づくりの取組は、いずれも社会経済システムやライフスタイルの見直しを必要とするものであり、両者の相乗効果を最大限に発揮するよう、分野横断的な対策を推進していくこととされました。
そのため、まず、できる限り廃棄物の排出を抑制し、次に、廃棄物となったものについては不適正処理の防止その他の環境への負荷の低減に配慮しつつ、再使用、再生利用の順にできる限り循環的な利用を行い、なお残る廃棄物等については、廃棄物発電の導入等による熱回収を徹底し、温室効果ガスの削減に貢献することとしています。
・・・廃棄物発電については、平成17年度の一般廃棄物の焼却施設における総発電電力量は7,050GWhとなっています。
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h20/index.html
上記の記載がありますが、答えにならないですね。難しいです。さらに、ご意見を頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
No.29549 【A-9】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-21 02:04:47 BATA (ZWl5461
これって、正解を求めるものではなく、どれだけこの分野に関心があり、自分でものを考えて、表記が論理的であるかを問うている問題ですよね。
3R、ゴミの削減(というよりゴミゼロ?)というようなキーワードが散りばめてあれば、ある程度の点数はもらえると考えます。
個人的な考えでは、wmineさんの回答が最も近いと思いますが、アルミ缶の再利用のように、バージン材を使うよりエネルギーの使用が減らせるものもあるでしょう。(収集、洗浄などのほかのエネルギーは考えないとして)
今年の初めに話題になった古紙配合率の偽装問題のように、要求する紙の強度を確保するには、100%古紙再利用紙では不可能である(製紙会社の主張が正しいとして)と言うのであれば、要求する強度を下げるしかないでしょう。
飲み物の容器も、昔みたいにガラス瓶で作られていて、そのガラス瓶を再使用するようにすれば良いのでしょうが、簡単にカバンにしまえて持ち歩ける、今のペットボトルを廃止することはできないでしょう。
つまり、これまでの生活水準を大きく落とさないと、実現は非常に困難であるということです。
ですが、それを何とかするように努力する必要があり、そうすることが、埋立処分場の寿命を少し、延ばせるかもしれないと思います。
低炭素化社会については、代替エネルギーの開発に国が大きな予算を割ける様にならないといけないでしょう。
ちょっと妄想も入りますが、石油会社や自動車メーカーなどとの利権が絡んだりすると、実現はさらに困難になるのでしょう。
すべての建物の屋上に太陽光発電機を設置し、自動車に電機メーカーが参入すると少しは前進するのかも知れません。
最近では、「循環型社会の実現」「低炭素化社会の実現」が宣伝文句であり、錦の御旗となっている感が否めません。
No.29547 【A-8】
Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか
2008-09-21 01:38:39 wmine (ZWl9357
>循環型社会の形成に向けて、低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくため課題や、循環型・低炭素化社会を実現するにはどう取り組めば良いのでしょうか?
私の回答者としてのスタンスは、質問者がいかに悪意を持っていたとしても、回答者としては真摯に答える。というものです。それが、EIC Q&A のさらなる発展につながると思っているからです。
その点では、「EIC Q&A改善」様の考えとは全く逆だと思います。
ですから、上記のような悪意に満ちている質問に対しても、素直に答えることにします。
まず、およそ環境問題にまじめに取り組んでいる人達は、すでに本質を見抜いているので、「循環型・低炭素社会」というのはまじめに取り組むものではないと考えているのではないでしょうか?
「循環型・低炭素社会」はすでに政治の世界であり、科学的なものではないと思います。循環型社会はエネルギー浪費につながりますし、低炭素社会は、多分地球温暖化防止の観点で行っていると思うのですが、そもそも二酸化炭素が地球温暖化の原因と証明されたわけではありません。
ですからもし「循環型・低炭素社会」を実現しなければならないとしたら、政治的に解決するしかありません。一種のイデオロギー問題だと思います。
さしづめ環境問題に積極的に取り組む新党を作ったらいかがでしょうか?
その次に環境省の行っていることを忠実に行えば(予算はいくらつかってもよいという前提です)「循環型・低炭素社会」を実現することはできるでしょう。経済が悪化することは間違いありませんが、「循環型・低炭素社会」の実現ためにはいたしかたないと思います。
もし、技術士の試験でこんなことを答えたら落ちてしまうので、試験には試験なりの答えがあります。やはり環境省の方針に則った答えを書くべきで、それプラス自分の専門技術を絡めることになると思います。
(ちなみに私は中部大学の武田教授は大嫌いです。)