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環境Q&A

分析後の土壌の処分について 

登録日: 2008年04月11日 最終回答日:2008年04月12日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.27595 2008-04-11 09:15:40 ZWlb12e CEE

土壌汚染対策法施行後、土壌分析のニーズが高まり、
私の所属する機関でも依頼が増加しています。
それとともに溶出試験などが終わった後の、
分析後の土壌の処分に苦慮しています。

ろ布で粗ろ過で固液分離後、
水 ⇒排水処理(活性炭処理)
土壌⇒産廃処分
などが考えられますが、
みなさまの機関ではどのような処理方法を採用されておりますか?

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No.27619 【A-2】

Re:分析後の土壌の処分について

2008-04-12 22:11:10 たそがれ (ZWla61d

溶出残液のことでしたか。
土壌溶出液に限ったものではありませんよね。
他の排水で薄まって基準内に入るレベルのものは常識的にそのまま流しても良いと思います。
私どもは以前、小型の処理装置で重金属や水銀廃液を処理していましたが面倒くさくなり、今は処理業者に任せています。ほう素の廃液などは現実、処理が難しいと思います。

「みなし汚泥」というのはもちろん法律用語ではありません。汚染残土は汚泥ではありませんが、汚泥扱いで引き取ってもらっている、という意味です。

No.27617 【A-1】

Re:分析後の土壌の処分について

2008-04-12 06:09:45 たそがれ (ZWla61d

分析機関で土壌洗浄等の処理をしているところが本当にあるのでしょうか。

私どもはある程度集めて46号溶出基準内のものはリサイクル業者に出しています。路盤材の原料にするようですが、処理するまでは廃棄物ですのでマニフェストを発行しています。
汚染土については新たに13号溶出をした上で「みなし汚泥」として処分場に引き取ってもらっています。
13号溶出で基準を超えるようなものは量も少ないでしょうから、ある程度集めて有害汚泥扱いで中間処理するしかないと思います。

その他、搬出を目的とした46号溶出だったら、分析後、残りを相手にお返しできるかもしれません。
土対法、あるいはそれに準拠したサイトの土壌調査の場合はちょっと無理ですけどね。

回答に対するお礼・補足

たそがれさま

書き込みありがとうございます。

調べたのですが、みなし汚泥という言葉が理解できませんでしたので、
改めてご教授願えればと思います。

>分析機関で土壌洗浄等の処理をしているところが本当にあるのでしょうか。
とのことですが、多くの機関では溶出水の残液をそのまま排水しているものなんでしょうか?

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