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環境Q&A

大変失礼しました。 

登録日: 2008年02月20日 最終回答日:2008年02月23日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.27036 2008-02-20 01:46:27 ZWl8559 いわこー

風林火山様、papa様、イニシャル泥様、並びに私の質問に気を止めて下さった方々、大変失礼しました。親身な回答やアドバイスを頂き、大変勉強になりました。その後EICネットから遠ざかってしまい、久しぶりに覗いたらその後も気に掛けて頂いてまして。ただ感謝です。遅まきながらですが、本当に有難うございました。そしてこのたびの失礼、お許し下さい。

図々しいですがその後です。
質問をさせて頂いたすぐ後、3月中旬に亜硝酸の山が来ましたが4月中旬には殆ど出なくなり、その後は年間を通じて硝化状態の維持が出来ました。今冬も硝化状態のまま越せそうです。去年は夏場にSVIが上昇してしまったので、上手く抑えるのが今後の課題です。

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No.27057 【A-2】

Re:大変失礼しました。

2008-02-23 08:56:47 papa (ZWl998

十分でない回答を参考にしていただきありがとうございます。
>水質の悪化が生じてもトラブルと考えるのではなく、立て直しのノウハウを得る機会を与えてもらったと思って
風林火山様のご回答のような考えに全く同感です。
硝化運転にもそれなりのトラブルがあり、冬場は硝化菌保持と嫌気条件維持のためにMLSSを上昇させる(SRTを長くする)という操作と、放線菌などによる発泡の固液分離障害回避のためにSRTを短くする(MLSSを低下させる)という二律背反に苦慮していたこともあります。
これからの時期がそういった時期になるかと思います。
データや処理水の外観だけでなく、注意深く池の状態を観察することも必要と思います。

SVIの上昇をネガティブにお考えのようですが、二沈の界面上昇がひどくなければピンフロックの発生防止にはSVIが高めのほうがよいケースがままあります。指針にあるようなSVIのときは概して「よい子悪い子」状態になりフロック形成のよい部分だけが勝手に沈降してしまい細かいフロックがとりのこされてしまいます。
ODの場合はSVIをあまり意識する必要はないと思いますが、二沈の小さい標準法では界面維持が可能な範囲でSVIが高くとも処理障害とはいえない状態であると思います。二沈の水理特性に合わせたSVIの適正値は処理場ごとに違うので貴処理場の状態を把握しておくとよいと思います。

回答に対するお礼・補足

そうですね、沈み過ぎても沈まなくても水質には良くない…。最終的には、処理が良い時のSVIが各処理場の適正範囲になるのですね。そう池を見ていこうと思います。

No.27051 【A-1】

Re:大変失礼しました。

2008-02-21 22:43:26 風林火山 (ZWl8e32

 ご丁寧な報告とお礼を頂き恐縮です。
 
 4月中旬には回復したとの事で長引かずに何よりだったと思います。

 今の下水道や農集は水処理においては自動化が進み、水位やタイマーさえ入力しておけば後は放っておいても機械が勝手にやってくれます。
 その上で水質が良ければこんなに楽で、嬉しくて、すばらしいことはありません。
 
 すばらしい事なのですが、その反面そういう状態が長く続くと、いざ水質が悪化した時に立て直す為の知識、経験、ノウハウを会得する機会が持てなくなるというジレンマが生じて複雑な気持ちになります。(私だけ?)

 昨年の件もそうですが、今後、水質の悪化が生じてもトラブルと考えるのではなく、立て直しのノウハウを得る機会を与えてもらったと思ってがんばって下さい。

 

回答に対するお礼・補足

その通りですね。常にポジティブな気持ちで取り組みたいと思います!

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