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環境Q&A

最終処分場の構造について 

登録日: 2007年11月14日 最終回答日:2007年11月15日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.25843 2007-11-14 10:29:09 ZWl5158 研修中

最終処分場の構造について御知見の有る方がいらしたら教えてください。
最終処分場のうち遮断型処分場の外周仕切り壁の構造寸法は、廃掃法で35cm以上と規定されています。これは、廃掃法の平成9年の法大改正で,これまでの15cmの規定から35cmに大幅に強化されています。この経緯は、阪神大震災の教訓がひとつの要因と言われていますが、35cmになった経緯、根拠について詳しい方がおあれましたら、ご教示ください。また、勉強のため調べる手立てがありましたらご教示ください。

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No.25872 【A-1】

Re:最終処分場の構造について

2007-11-15 19:33:02 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 厚生省の担当課(整備課)が、改正されたときにその背景説明を行っている筈です。

 例えば、「廃棄物最終処分場の計画・設計概要」(編集・発行:全都清/定価:27,050円税込、送料込)や(財)日本環境衛生センターが発行する法令の解説書等をご参照下さい。

 図書類は、市町村や県の担当課に有るでしょう。

回答に対するお礼・補足

貴重なご意見を頂きながら、システムに不慣れでお礼が遅れ大変申し訳ありません。
紹介していただいた文献及び法令について、国会図書館で調査いたしました。
全都清の計画設計概要では、貯留構造物のうち遮水構造物の壁厚は50cm以上と設定されておりました。これも基準省令以上に設定しているとの記述です。文献で引用している建築学会の容器構造指針・同解説では、壁厚の規定はありませんでした。
環境衛生センターの法令解説には、壁厚根拠までは言及されていませんでした。
調査して感じましたことは、廃掃法のうち構造基準は、非常にマイナー位置図けであり数値根拠を調査するのは大変なことであると感じました。コンクリートの水密性が重要な決定要件であることが分かりましたので、時間をみつけて調べを続けております。

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