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環境Q&A

使用水の色度について 

登録日: 2007年07月30日 最終回答日:2007年07月31日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.23960 2007-07-30 04:09:49 けら

食肉関係の仕事をしています。
使用水が色度不適で、日によって脂肪部が赤褐色化
してしまいます。
次亜塩素に反応しているようなのですが、布には着色しません。
脂肪と布での着色の違いの原因を教えていただけると
助かります。
よろしくお願いいたします。

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No.23984 【A-2】

Re:使用水の色度について

2007-07-31 14:21:58 レス

 まず質問を整理してください。

>『日によって脂肪部が赤褐色化してしまいます』

 これに関係する水質要素があるのですか。

 例えば塩素とか鉄分が濃い場合に相関関係を持って赤色度が強くなるとか。


>『次亜塩素に反応』

 反応していると考えられる要素があるのですか。

 水の色度は計測するのは簡単な測定項目ですが、その原因を明快にするのは結構厄介な項目です。
 原因には、確かに鐵が原因になる場合も有りますが、フミン質、マンガン、その他色素や化学反応による錯体によるものなど大変沢山あります。

 業界は肉関連の食品業と発言されていますが、発色する製品は、加熱していますか、生なのですか。
 答えにくいかもしれませんが、発色剤を使用していませんか。

 水はどの部分で使用しているのですか。解凍工程、洗浄、加工、其の他色々な場所で使われているはずです。

 発色する場合、発色が必ず水に関係していますか。

 調味料、調味液、加工用の道具等からの原因は考えられませんか。

 水に関係すると思われる場合には、水の有機成分:TOCとCODMnで計測されるのがよいでしょう。
 と金属類:B,Mg,P,Ca,V,Mn,Zn,Mo,Cd,Ba,Al,Si,Ti,Cr,Fe,Ni,Cu,Ag,Sn,Pb,程度が一斉分析できるはずです。
 を計測されて色度と相関があるかを検討する必要があります。
 金属類は其の他沢山ありますが、一度分析されて量が多い場合には監視する必要はあると思います。

 ただ、前にも説明しましたが、実際に4度程度の色度が出ても、原因がつかめない。つまり何らの相関が出ない場合が多いことが殆どです。

参考資料
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/dl/k46.pdf

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございました。

No.23967 【A-1】

Re:使用水の色度について

2007-07-30 18:08:45 レス

>使用水が色度不適で、日によって脂肪部が赤褐色化
>してしまいます。

 第一の質問。色度不適の水をどうやったら生産に使用できるのですか。
 使用不可=色度不適
 と思いますが。

>次亜塩素に反応しているようなのですが、布には着色しません。

 次亜塩素は基本的には酸化剤、つまり布の場合には基本的には脱色することはあっても着色することはありません。

>脂肪と布での着色の違いの原因を教えていただけると助かります。

 まず不適な水を使用した生産などしないこと
 これ食品生産の基本注の基本
 つまり質問以前の話

 水質分析をして、生産に使用出来るような水処理をおこない生産するのが普通の方法です。

回答に対するお礼・補足

返信ありがとうございました。

色度は年何回か基準値を上回りますが、
ふだんはクリアしています。
また不適時は使用しておりません。
誤解されるような書き方をして申し訳ありませんでした。
あと、次亜塩素と鉄分が結合するとか、なにか
ご存知でしたらお教えください。
よろしくお願いいたします。

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