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環境Q&A

大腸菌測定の培地調製について 

登録日: 2003年05月10日 最終回答日:2003年06月01日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.2355 2003-05-10 21:54:07 にしめん

ダーラム管入り乳糖ブイヨン培地を作成しているのですが、オートクレーブ後急冷しても、ダーラム管の中に気泡が少し残ってしまいます。どうしたら、気泡が残らないように出来ますか?コツがあったら教えてください。
今のやり方は、
@三角フラスコにて培地を加温溶解後、
A分注器にてダーラム管入り試験管に分注、
Bオートクレーブにて121℃15分滅菌、
Cすぐに5℃冷蔵室に入れ冷やす。

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No.2508 【A-5】

Re:大腸菌測定の培地調製について

2003-06-01 20:00:47 北海道 / きた

>加温溶解後、試験管に分注する時の、培地の温度は

影響はないと思います。これも確かめた訳ではないのですが、時間の制約上ほどほどに冷えた時点で分注していました。計量はいいかげんでよいので、計量器は20℃で行う必要はなく、約10mlと考えていました。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます!とても助かりますm(_ _)m
その後何回か試してみたところ、オートクレーブで121℃15分経過後、すぐに排気バルブを少しずつ開けて、早めに圧力を下げて取り出すようにしたところ、うまくいきました!

No.2359 【A-3】

Re:大腸菌測定の培地調製について

2003-05-11 19:21:25 北海道 / きた

 何故、急冷するのかということを考えてみました。これが実際に効果があるとしての話ですが?
 急冷すれば、ダーラム管がある内側と外の試験管に近い方の培地とに温度差ができ、高い温度に溶けにくいガスは冷やされた外側の培地に移動する・・・のではないかということです。
 すると、先に考えた理由も効果があるかということになりますが、急冷しなくともガスが抜けるようですので、急冷は念のためという程度のことでしょうか。
 実際に確かめてた方はいらっしゃいませんでしょうか。

http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=1727
Q.大腸菌測定のダーラム管について
NORTH 北海道 2003年02月05日 19時21分  No.1727
河川や飲料水などの大腸菌群を測定する際(最確数法など)、試験管にダーラム管を入れてオートクレーブにかけると、ダーラム管内の空気がすべて抜けてしまいます。
とても単純な質問なのですが、なぜ抜けてしまうのでしょうか?

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。
ちょっと思ったのですが、加温溶解後、試験管に分注する時の、培地の温度は関係ないですか?冷めてから分注してもOKでしょうか...?

No.2358 【A-2】

Re:大腸菌測定の培地調製について

2003-05-11 17:21:25 北海道 / きた

http://www.cosmokai.com/manualpage/manual04.html
(5) 滅菌する培地で試験管を使用するものは、加温溶解した培地を試験管に必要量分注してからオートクレーブをかけます。乳糖ブイヨン培地やBGLB培地などのダラーム管を用いてガスの発生を検査する培地は、滅菌後流水で急冷します(自然放冷するとダラーム管内に空気が残留してしまうことがあります。)

No.2356 【A-1】

Re:大腸菌測定の培地調製について

2003-05-11 00:58:57 北海道 / きた

>コツがあったら教えてください。
>Cすぐに5℃冷蔵室に入れ冷やす。
 コツかどうか分かりませんが、水道水で急冷していました。
 冷蔵庫より早く冷えると思います。
 しかし、なぜそうするのかは分かりません。

用水・排水中の大腸菌群試験方法
 JIS K0350-20-10:2001
6.2  液体培地による試験(最確数試験)
 ブリリアントグリーン−ラクトース−胆汁−ブロス(BGLB培地)を用いて。36±1℃で48±3時間培養し、最確数法によって大腸菌群数を求める。
6.2.1 試薬及び培地 試薬及び培地は、次による。
c)ブリリアントグリーン−ラクトース−胆汁−ブロス培地(BGLB培地)
(5) ペプトン…ダーラム発酵管(中試験管)に10mlずつ移し入れ、3.5b)の高圧蒸気滅菌を約15分間行って手早く冷水中に浸して冷却した後、冷暗所に保存する。ダーラム管内に気泡が残留しているものは使用しない。

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