解体時に出る赤土とわらと竹のミンチの処分について教えてください。
登録日: 2007年07月05日 最終回答日:2007年07月13日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物
No.23494 2007-07-05 04:27:52 テツコ
昔の家屋でよく壁に使用しているそうなのですが、今、処分が難しいらしく、処分の金額がすごく高く、さらに、処分先が無いとの事で頭を病めています。
環境に悪いものなら処分に困るのはわかるのですが、赤土、わら、竹、とどこが環境に悪いのか分かりません。
どうして、処分するのが難しいのはなぜなのか教えてください。
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No.23661 【A-5】
Re:解体時に出る赤土とわらと竹のミンチの処分について教えてください。
2007-07-13 12:47:01 ささだな (
比重の違いや、篩い分けを駆使して解体ミンチを選別しておりました。最終的に砂、わらくず、瓦類、木屑の4種類に選別していました。搬入される解体ミンチが、その現場ごとに成分が違い、天候その他によって含水率等もまちまちで、同様の選別をしなくてはならないということに、頭を悩まされていましたことを記憶しています。幸いそのプラントは露天ではなく建屋の中に設置されていましたので、ミンチのストックヤードか完備されていたこともあって、その割りに楽ではありましたけど。
このように均質ではない(それぞれの家の材質も違いますし、使用されている部材も違います。解体を担当する業者によっても、手選別を重視してくれる業者もあります)ものを、均質に選別するのは至難の業であって、選別業者それぞれにノウハウがありますので、選別料金はそれ相応になると思います。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
実際、現場でされていた方のご意見、身近に感じます。
やはり、手がすごくかかるんですね。
ありがとうございました。
No.23635 【A-4】
安易な通知だったから?
2007-07-12 13:24:02 たる吉 (
【行政処分指針】
(2)廃棄物該当性の判断について
http://www.pref.saitama.lg.jp/A09/BQ00/shidou/shobun/gyouseisyobunnoshishin.pdf
廃棄物は総合判断(180日間というのはタイヤの事例であり、参考でしかない)が本来。
安易に180日を越えたから廃棄物該当というわけではない。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございました。
すごく難しいです。
だんだん内容が難しくなってきています。
ただ、リサイクルしたいだけなのに…
No.23619 【A-3】
Re:解体時に出る赤土とわらと竹のミンチの処分について教えてください。
2007-07-11 12:40:41 レス (
しかし、新規に壁土を入手しようとしても、作るのに数年、実際寝かした土でないと使い物にならないと聞いております。
それで昔の左官屋さんは大事にとっておいて使うと聞いておりましたが。今は在来の建築など殆ど出来る方も、建てる方もいなくなったようです。
土自体は、田土ににがりを入れたものなので、田んぼに戻すのは少々無理があるようです。(生育障害が出ます)
話は変わりますが、堆肥も、作るのに三年かかります。材料を放置すると産廃とみなすのに放置期間が六ヶ月などと訳のわからない役人が通知を出しているようですが
参考 A-3
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=23580
http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=11000302
何でも促成でいい加減な仕事しかしない役人に合わせて、本来のきちんとした仕事をしようとすると規制されるとは、世の中まともになるわけありませんよね。
質問者も、回答者も世の中に合わせてお手軽になっていく理由もわかるような気がします。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございました。
すごく勉強になります。
建築(作る側)の勉強も必要だなと思いました。
No.23613 【A-2】
Re:解体時に出る赤土とわらと竹のミンチの処分について教えてください。
2007-07-10 23:16:41 JiJi (
近くにドロコン屋さんは、ありませんか?
古材を扱っている所に聞くとか。
正式な職業名はわかりませんが、リサイクル・リユース品として再利用できないのも 変ですよね。
その場合は、有価物として取り扱う事になると思いますので 法律的には 相手先さんからお金を頂かなくてはならないという事になるのではと思いますが。
それが出来ないような法律ならば、持続ある循環社会とか 二酸化炭素を50%削減する事など出来ないと思いますので、がくばって訴えてみて下さい。
検索したら
建設汚泥の搬出と再利用法
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=430
というのがありました。
汚泥も土壁に再利用できるようなので、引取り先さえあれば 土壁を土壁に使うのは問題ないと思いますが。
ワラを分別する必要もないですし、ほぼ不可能ですもんね。
回答に対するお礼・補足
あたたかい、ご回答ありがとうございました。
一度、近くにドロコン屋さんあるかしらべてみます。
リサイクルの会社に勤めてみて、「資源を大切にリサイクルをする」と言う言葉が身にしみて感じています。人体に無害なものなのに難しいことはあまりわかりませんが、法的上リサイクルが難しいのが今の世の中だと思います。すごく、もったいないことしてるなって思うことがすごくあります。本当にご回答ありがとうございました。
No.23496 【A-1】
Re:解体時に出る赤土とわらと竹のミンチの処分について教えてください。
2007-07-05 17:06:08 ささだな (
まず、埋立最終処分場についてお話します。
この処分場には、大きく分けて管理型と安定型2種類の処分形態に分けられます。前者は埋立てた後(最中)の浸出する水分の処理を処理機などで管理しなくてはならない処分場です。後者は浸出水を河川に流してもよく、管理の必要がない処分場になります。
簡単に言いますと、腐敗するようなものは管理型の処分場での処分ということになります。このように管理が必要だということは、必然的に処分費用は高価にならざるをえません(国内の処分場は、需要に供給が追いついていないというのが現実のようです)
ここで解体ミンチの処分が高価だということですが、わらくずと竹と赤土を完全に分別することができれば、わらと竹は焼却処分、赤土は安定型での埋立処分となり安価で済むはずです。しかし解体ミンチの場合、それ以上、人手を掛けて分別するのも、機械で完璧に分別するのも無理があるというのが現状です。
したがってそのまま最終処分(埋立)するにしても、分別するにしても、高価になるということです。
昔の人は土壁を解体した後、リサイクルして新しく土壁を塗っていたと聞いたことがありますが、現代社会では処分するより他ないのが現実でしょうか?
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
資源を大切にするという面でも、昔のように再利用できたらいいですよね。勉強になりました。
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