環境関係の団体で働く若手の保証について
登録日: 2007年06月22日 最終回答日:2007年06月27日 自然環境 自然とのふれあい
No.23204 2007-06-22 06:25:10 yuko
私は今年の10月から今の職を辞して環境教育や里山の地域づくりに身を投る者です。(年齢は21歳です)任意団体ですので、当然保証はありません。それを覚悟で今の路に進みました。
そこで、伺いたいことがあります。全国でも環境関係の団体で働く若手の方はいらっしゃると思いますが、任意団体で若手が働く場合、彼らの保証はどのように確保していますか。
これから、若い担い手を育成していくために、保証や資金面を確立していかなければならないと考えていますので、皆さんの貴重なご意見を伺えればと思っております。弱輩者ですので、色々教えて頂ければと思います。宜しくお願い致します。
No.23325 【A-18】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-27 17:26:45 ありて (
ところで、何故、任意団体なのでしょうか。株式会社などは困難ということでしょうか。株式会社は法律が改正されて、以前ほどお金は必要ではないような話を聞いたことがありますが。
ご存知の通り、仕事とはそれを必要とする人がいるから成り立つものだと思います。もし現在多くの人が必要としないことであれば、仕事ではなく、当分の間趣味で行う他ないと思います。そのうち、yukoさんが描いているビジョンが求められる社会になるかもしれませんし、ならないかもしれません。
任意団体にこだわる理由が分からなかったので、少し気になりました。
これから、yukoさんは人より多く悩むかもしれません。
しかし、人に迷惑をかけない程度なら、どんどん突き進めばいいと思います。挫折もありです。軌道修正もありです。私は20代はそんな年代であって欲しいと思います。
頑張って下さい。
No.23303 【A-17】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-26 14:23:12 環くん (
単に給与を上げる、という意味であれば、
あなたが頑張って、良い企画を立ててあちこちへ持ち込み、
資金集めをするしかありません。
いわゆる「社会保険完備」といった処遇改善、という意味であれば、
こちらも給与と同様、組織にそれだけの金銭的・人的余力を作ることです。
通常の会社を立ち上げるのと同じことですので、
ここではなく、社会保険労務士などにご相談になった方がよろしいでしょう。
一般的なことを申し上げますと、正規職員を雇おうとしたとき最も問題になるのは、
社会保障関係(保険・年金等)の支払い及び事務処理能力の有無です。
※例えば事業主は健康保険・雇用保険・介護保険料・厚生年金・労災保険等を、
従業員の人数分だけ負担しなければなりませんし、
そのための諸手続きも事業主が行わねばなりません。
このような金銭的な保証ではなく、
若手の将来のスキルアップや転職をサポートできるようにしたい、という意味であれば、
前に回答が出ている通り、十分な資金がなくても、
あなたの工夫次第で可能かもしれません。
その場合は、若者の転職先になりそうな業界の人達に、
どういうスキル・能力を持った若手が必要とされているのか市場調査して、
あなたの組織の活動の中で、そういったスキルを身に付けてもらう手だてを考えましょう。
今すぐ思いつくのはこのくらいですが、ご参考までに。
回答に対するお礼・補足
ご意見ありがとうございます。様々な方に意見を伺えましたので、そろそろ締め切ろうと思います。また質問したい内容がありますので、そちらにもご意見頂ければ幸いです。今回はありがとうございました。
No.23290 【A-16】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 20:08:52 瀬戸のおじさん (
ご要請のあったので、『環境活動のみを行っていく若者』と『社会的に要請』について書きます。
▼『環境活動のみを行っていく若者』とは、ボランティアとして生業に就かず、言葉の間違いを恐れずに言えば、ニートのような環境活動家をイメージしていました。
yukoさんによれば、環境団体という組織で、お金ももらっているということで、一応生業に近い様子なので、私の記述は当てはまらないということになりそうです。
▼その上で、社会的要請がないかどうか等の考えは、
このようなメールでのやり取りの情報ではいえないと思います。ただ、私自身は世代的にもyukoさんのような生き方をイメージできないし、やりたくありませんが。
地域=地域振興、地域活性化、地方分権・・・中央集権国家である我が国の永遠の課題。地域=コミュニティ・・・その崩壊に対する危機感。地域の視点は古くからあります。それらが、自然、環境と結びついたところにyukoさんの活動の場があるのかもしれません。それに関して、認識のずれがあるというまではいえないと思います。
▼一方、yukoさんが心配しているとおり、官でも株式会社でもなく、NPOですらない任意団体であれば、保障(健康保険、雇用、年金)が気になるのは当然でしょう。
ただ、その問題意識があるなら、自分たちで運動を起こし、ちゃんとした(法律上まともな)組織にすることが必要ではないでしょうか?環境団体だからできないというものではないような気がします。
農水省や環境省などのyukoさんの活動を所管する(支援する)官庁はないのでしょうか?
また、みんなで株持って株式会社にすることもなんら恥ずべきことではないと思います。株式会社=営利目的⇒環境破壊者というようなステレオタイプは古いと思います。環境活動を目的とした株式会社があってもよいと思うのですがいかがでしょう。
あまり、回答になっていないかもしれませんが、ご容赦を/
回答に対するお礼・補足
ご意見ありがとうございました。私事の話しになってしまいましたが、ご理解いただけたようですので、大変感謝しております。引き続き、また新たな質問をしたいと思いますので、そちらにもご意見頂けますと幸いです。
No.23280 【A-15】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 13:57:46 私も匿名で。 (
多分、保証(補助金等)欲しさに適当に設立して休眠団体、実態の無い団体が乱立するのでは・・・。
又、補助金を受け取ったら直ぐに解散するとかも考えられますね。私の擦れた考えかも知れませんが・・・。
yukoさんが行かれる環境関係の団体はそうでは無いと信じたいのですが、端から見ると上記に記した団体と同じと捉われかねない事も有る事をご理解戴ければと思います。
もし、本気で保証を望むならば、「久しい様」がおっしゃっている様に取り急ぎ民間団体(NPOを含みます。)及び、企業等に趣旨を説明してもらい、スポンサーになってもらうのが早道ではないでしょうか?そこで、実績を作るのが大事だと思います。
又、実績も無く、資金も無いままに、若い担い手を育成等、正直言って無理だと思います。きつい言い方に成るかも知れませんが、綺麗事では若者は育ちませんし、その若者の人生を潰してしまう事にも成りかねないと私は思うのですが・・・。
しかし、yukoさんの並大抵では無い覚悟には感服いたします。がんばってください。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
日本国内で何の実績も無く、申請等を行った任意団体>
補助金もそうですが、お金が動くということは何らかの明確なビジョンと結果が伴わなければつづきませんよね。私のいる団体では、現段階で県や町などから補助金を頂き、あとは地域外住民の方々を受け入れることで運営をしているような団体です。今後は、他の地域とも連携し活動を行っています。また誤解を招くような文章でしたね。すみませんでした。このような段階ですので、ある程度安定はしているので若手の育成に力を入れていきたいのです。また、活動フィールドはいわゆる過疎地ですし、若手が少ないというのが現状です。地域を愛する若者がその地域で働き、自然や文化を守りたい!それを後押ししたいのです。・・・といっても私は地域外住民ですけどね。ただ、その地域の自然と人が好きでこんな良い地域と美しい自然を知らないなんてもったいない!!と思ったというだけです。だから私の出来ることを出来る限りやろうと思いました。覚悟といいますか、無謀なんです。考えも甘いですし・・・それはよく分かってはいるつもりです。
また、論点がずれてしまったでしょうか?応援のお言葉ありがとうございました。また何かありましたらご意見お待ちしております。この度はありがとうございました。
No.23277 【A-14】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 13:27:19 久しい (
何を目的として、何の為になるのか、それが第三者的にも評価が得られ、社会的価値があるのか・・・など。
単に「環境に熱心」なだけで何を生み出せるのでしょうか?
そのような状態で「大事だから何か保証があれば良い、保証がないとリスクが大きい」というのはちと難しいかもしれませんね。
仕事を捨ててまで自分の行おうとする価値を社会的にも経済的にも客観的に自己評価できますか?それを社会に対して説明できますか?
リスクも分かる保証がないのもわかる。けど「先ずは保証から」という考え方はどうかと思う。勿論保証と同時並行で事業をどうすべきか十分検討されていると思うのですが、少なくても伝わってないですよね。「大事だから」「重要だから」という自己理論はこの世の中で沢山存在します。
何かこのまま行くと、あなたの「純粋さ」が−になって、今後企業や関係機関と連携する際に、十分な賛同を得られなくなるような、そんな懸念があります。
単純に言って、覚悟の問題だと思うのですが、「自分で各機関に電話したり、沢山あるであろう地元のNPO法人に直接聞いたり、賃金の助成について公的機関に聞くなり」沢山自分でできることがあると思います。
できれば、安易に「何か参考になる情報ありますか?」という人よりは、「自分で調べた結果こんな良い情報や方法もありますよ!」と言える人になって欲しいです。
多分、そうでないと世の中からは必要とされないと思います。
繰り返しますが、気持ちは分かる。けど、社会ではそれでは通用しないし、どこかまだ甘えがあると感じました。
不安を克服するのは自己の力で、甘えではないと考えます。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
まずは保証からという考え>
このお話でご理解頂きたいのは、私は“まずは保証からという考え”です。なぜならば、保証がない=活動をしないではないからです。しかし、普通の若者の考えでは、保証がない=できないになるのでしょうね。
社会的にも経済的にも客観的に自己評価できますか?それを社会に対して説明できますか?>
活動に対して何らかの評価を得なければならないということと理解してよろしいのでしょうか?私が関わっている団体では、関係機関の連携や補助金申請等を専門に行っている方がいます。いずれ、そのようなノウハウを誰かが学ばなければならないでしょうが、その方いわく数年経験を積む必要があると言われました。何も知らないことなので時間が掛かるのは当たり前です。私は、これから還啓機関に
賛同を得られるため、結果を明確にし、社会に対して説明する為に学ぶ前段階にいると思っております。
甘えがある>
経験も努力も成果も出されている皆様にくらべれば、甘えがあるのは十分承知しております。それに甘んじることなく頑張っていきたいと思っています。現段階で不安はありません。では何故このような質問をしたのかというと、今後保証がある程度確立されれば、関心のある若い担い手が携わることができる余地ができるのでは?と思ったからです。
更に、私の質問にはもう一つ意図があります。皆さんが環境に取り組む若手に対してどのように感じていられるか伺いたかったのです。実際に会って話をすると、きれい事ばかりで非現実的な答えが返ってくる場合が多いのでこの場でご意見を頂けて感謝しています。
尚、私の周辺(・・・と言ってもたかが知れていますが)で若手の保証に関して質問したところ、まず専任でやっている若者がいないのでわからない、保証はないなどという答えしか返ってきませんでした。(※因みに私がいる団体は任意団体で、NPOではありません)まだ聞けるところはたくさんあると思いますので、今後も色んな方とお話していきたいと思います。
まだまだ勉強不足な回答で申し訳ありません。
ご意見ありがとうございました。
No.23271 【A-12】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 10:21:22 今回も匿名で申し訳ありません (
多くの方は、環境活動=ボランティア=無償ととらえておられるようですが、私はこれには反対です。活動を継続するためには、ある程度は有償のプロパーがいなくては無理です。
また、できるなら自分の好きなことで食い扶持を稼ぎたい、というのは、全く正当な望みだと思います。ただし今現在、その食い扶持はハローワークで公開されているような類のものではないので、もしかしたらyuko様自身が創り出さねばならないかもしれません。しかし、環境活動で食っていくこと自体は、誰に恥じることでもないと私は思います。胸を張って、環境活動で食っていって下さい。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
お話を伺っていると、私の団体はちょっと特殊なのだと思います。立ち上げたのは外部者の若者でした。今は、外部者から地域の若者へと運営の中心を変更し、活動をしています。そう考えるとある意味、本当に地域住民主体の団体なのかも知れません。私の雇用についても、“正社員”ではなく、共同経営者になります。ですので、これからボランティアで手伝ってもらう若者も当然いますし、もしかしたら私たちの団体を志して来る若者もいるかも知れないので匿名様の対応はとても良いものだと感じました。結局はその団体の活動フィールドにどれだけの思い入れがあって、強い意志があるかになるのでしょうね。
●環境活動=ボランティア=無償ととらえておられるようですが、私はこれには反対です。
↓
このような考え(環境活動=ボランティア=無償)をお持ちの方が多数いらっしゃることに驚きました。もっともなご意見だとは思うのですが、維持継続するためには不可欠な要素になると私も思っています。経済的にも将来性的にも負担は多くかかるものだと思いますが、少しでも若者に「環境」という分野の選択肢を増やせるような努力をしていきたいと思います。多分、私のような無謀な人はなかなかいないと思うので、私から少しずつ始めてみます。私の雇用体制としてはとても恵まれていると思います。これを続けて、若者を雇用出来るよう運営サポートをしていかねければと考えを新たにしました。また、ご意見お待ちしております。ありがとうございました。
No.23270 【A-11】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 10:09:35 今回も匿名で申し訳ありません (
この業界自体が、自治体の仕事や寄付などの小さなパイを企業同士が奪い合っているのと同じく、組織内では「正職員」という小さなパイを奪い合っているわけです。結果として、企業競争における中小企業と同様、立場の弱い若者が犠牲になります。
この業界はまだ歴史が浅いので、パイオニア達がまだ中心に座っています。自分たちが苦労して切り開いた経験から、雇われて保証を受けようという考え方そのものに、否定的な反応をする方も多いです。
確かに若手自らが、新たな組織を立ち上げてしまえるなら良いのでしょうが、こんな状況で新規参入するのは、困難を極めるでしょうね・・・。もし参入するのなら、全く環境とは関わりのない事業で利益を上げ、その利益を使って環境事業を推進していく、という、今流行の「社会起業家」になること、でしょうか。
さて、私自身もまだそう力のある立場ではありませんので、若手の身分を保証するために、これという妙案はないのが現状です・・・。優秀な若者は正職員に登用するよう働きかけているのですが、力及ばずということも多々あります。
そういった場合私は(半ば個人的にですが)、転職への協力は快く引き受けるよう、心がけております。例えばリファレンス(身分照会)や紹介状の依頼、カバーレターの書き方の指導などです。
またバイトの若者でも能力のある人には、単純作業だけではなく、調査技術、ソフトウェア操作、翻訳作業などを経験してもらうように心がけています。将来、転職の面接などで、経験として胸を張って述べられるように、という気持ちからです。技術士などの資格を取る気がある子には、自主的な勉強会のサポートもしています(私自身の勉強にもなりますし)。
身分保障というにはほど遠い、ささいな対策ですが、今の私にできることは、その程度です(苦笑)。環境団体の正職員の中でも、後進の行く末に心を痛めている者もおりますから、そうした職員と協力してみてはどうでしょうか。
あまり参考にならなかったらすみません。
No.23269 【A-10】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 09:31:12 瀬戸のおじさん (
震災等多くの災害でも活躍されたボランティア活動ですが、いろいろ問題はあったけれども、社会が大切な価値ある行動と認め、そこで保障されたのは、怪我等に対する保険加入等であったように思います。
yukoさんのボランティアな行為が、多くの賛同を得たとすれば、それは社会的な価値を持ったものと認められるでしょう。
そうなれば、大きなうねりとなって、組織化され、雇用や保障というようなことも出てくるかもしれません。(この時点で、ボランティアと呼べなくなると思います。)
▼『環境活動のみを行っていく若者が増える』などということは恐ろしいことだと思います。環境活動がすべて『善』であるということはありえません。
したがって、『環境活動のみ』(=ボランティアのみのように思われますが)を行う若者は、基本的に社会的に要請されていないように思います。
ボランティアは、ある意味『独善』で行うわけですから。好き勝手にやれるわけです。
▼里山の地域に入られたとしても、みんなが好意的とは限りません。
むしろ疎ましく思われることも多々あるのではないでしょうか?
総合的学習で、地域の人がボランティアの受け入れに困っている現状をご存知でしょうか?
▼介護の問題や過疎の問題に比べて、環境の問題は地域の人にとって深刻ではないと思います。
受け入れられる素地はわが国にはまだ育ってないし、環境先進国(どこかしりませんが)でもyukoさんの考えるような環境ボランティアは恐らくないのではないでしょうか?
▼そんな余計な心配をしてしまったので。一筆啓上/
回答に対するお礼・補足
●『環境活動のみを行っていく若者が増える』などということは恐ろしいことだと思います。環境活動がすべて『善』であるということはありえません。
基本的に社会的に要請されていないように思います。
↓
環境関係の団体で働く若者が担い手になること、地域を守り伝えていくことは社会的に要請されていませんか?(地域づくりに傾いているかもしれませんが)それでは、何故今地域に目を向けるのでしょうか、自然に目を向けるのでしょうか?そのような傾向が強くなっているように思うのです。私の認識にずれがあると思いますが、回答頂ければと思います。宜しくお願い致します。
●里山の地域に入られたとしても、みんなが好意的とは限りません。
↓
それは、おっしゃる通りです。私の行く予定の地域でも、今年は県外から800人の子どもたちが訪れ、環境体験学習を行いました。(事務局長は21歳の地元出身者で私と同い年です。それに中学生、高校生、他地域へ進学した大学生がスタッフとして参加します。)農村ホームステイやグリーンツーリズムなど様々な活動を行いました。この地域の興味深い所は“助け合い”の精神が古くから受け継がれているところです。だからホームステイ受け入れを行っている家庭が多く、活動の際には、地域住民のおよそ200人が先生として参加し、活動を行えるのではないか思います。地域の若者が中心となって頑張っている=協力するということです。無論、今後受け入れも増加していきますので、それだけではやっていけなくなります。議題がずれましたね。
好意的とは限らないということでした。知らない人が入って来るというのは抵抗がありますよね。私も、3年間何度も通い続けて地域の方と交流し、向こうのスタッフからこのような話を頂き、決断をしました。誰もが私のような判断をすべきとは思いません。むしろどちらかというとお薦めはしません。
●介護の問題や過疎の問題に比べて、環境の問題は地域の人にとって深刻ではないと思います
↓
これもおっしゃる通りです。私の関わっている地域では、どちらかというと地域活性化についての方が興味があるようです。更に、砂防えん堤が多く建設されている地域ですので、川に関しては関心が高いようです。(公共事業反対派の方もいます。)私の場合、外部者なのでこれから地域の環境についてどのように考えているか、もっと伺わなければならないと思います。
長々と駄文を書いてしまいました。瀬戸のおじさん様、ご意見ありがとうございました。また、回答頂けますと幸いです。
No.23268 【A-9】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-25 09:27:43 瀬戸のおじさん (
私は多くを経験した大人の方ですし、考え方は多くの大人の考えでしょう。
ただ、これは年代によるギャップではなく、恐らく多くを経験した大人たちが作り上げた社会が若者に対して行う教育にあるように私は思っています。
環境教育、情熱を持っている若者、
次世代に伝えていく
ボランティア、環境ボランティア
里山の地域づくり、地域に根ざした自然環境、
地域の方はどのように今まで里山を守り続けて
自然があり、文化があり、人がいて、
というような、学校教育の現場で使われ、国・自治体の諸計画等でよく記載される多くを経験した大人たちの作ったキーワードが、yukoさんの文章にちりばめられています。
・環境は何にもまして大切なもの、守るべきもの。
(『環境』っていったいなんだろうという疑問さえない観念的な環境)
・ボランティア活動はよいこと。
(みんなボランティアをしなければならないというような強迫観念)
▼これらは、正に小学校から高校の課程で、総合的学習呼ばれる教育等で恐らく多くを経験した大人の人たちが教育実践してきたものそのものではないでしょうか?
yukoさんは、素直で、まじめな方で、これらの教育を真剣に受け止めたと思います。
▼一方、根本的に勘違いしていると思うのは、『ボランティア』の定義でしょう。
ボランティアは、自発的に無償で、行うものであり、だから気高いと思います。資金協力もボランティア、すなわち自発的に行われるべきものです。
ボランティアは、身の丈にあった無償の行為であるからこそ価値があると思います。社会の一員として生計を立てつつ、ボランティア活動をすること方が現実的ではないでしょうか?
⇒つづく
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございました。それぞれにまた、答えたいと思いますので、宜しくお願い致します。
●若い方たちと恐らく多くを経験した大人の人たちの意識のすれ違い
↓
そうですね。決して、知識豊富な方々の意見を否定している訳ではありません。(また、全てを肯定している訳でもありません。)より良くしていく為には、双方の活発な意見交換が必要ではないかと感じます。どちらも歩み寄らなければ、結局今のまま、何の進展もありませんよね。
●国・自治体の諸計画等でよく記載される多くを経験した大人たちの作ったキーワードが、yukoさんの文章にちりばめられています
↓
すみません。そのような関連にいるので、ついついこんな文章になってしまいます。強制的に直されているので癖がつきました・・・昔は思ったように自由に書けていたのですが・・・
●これらは、正に小学校から高校の課程で、総合的学習呼ばれる教育等で恐らく多くを経験した大人の人たちが教育実践してきたものそのものではないでしょうか?
・環境は何にもまして大切なもの、守るべきもの。
(『環境』っていったいなんだろうという疑問さえない観念的な環境)
・ボランティア活動はよいこと。
(みんなボランティアをしなければならないというような強迫観念)
↓
教えられたそのままを受け入れたとは思います。しかし、私は環境やボランティアなど全く興味のない人間でした。友人の誘いと今の仕事にであったのがきっかけです。でも、そんな上辺だけの環境に対する考え・捉え方ではいけないと思うのです。正に、瀬戸のおじさん様がおっしゃる通り、“『環境』っていったいなんだろうという疑問さえない”というところを体験したいと思うのです。概要だけでは何の意味もなしませんので。
●一方、根本的に勘違いしていると思うのは、『ボランティア』の定義でしょう。
↓
ボランティアの定義ですが、お金を貰っているという事実があるということは“ボランティア”ではないのは存じております。ご説明、ご指摘ありがとうございます。言葉を選び間違えました。“環境ボランティア”というよりも、“環境団体で働く若者”の表現の方が正しいですね。(A-6の文章)始めるきっかけはボランティアになるので、混同させてしまいました。すみません。
●『保障』というのは、いったい何を保障するのでしょうか?
↓
上記と同じなのですが、“環境団体で働く若者”の保証という意味になりますので、“環境ボランティア”に対する保証ではありませんでした。度々すみません。
No.23264 【A-7】
Re:環境関係の団体で働く若手の保証について
2007-06-24 23:40:04 火鼠 (
私は、小学生のころから水に興味を持って河川の分析をしてました。みるみる汚染が進み、魚のいない川にたった、5年でなりました。その川に魚が戻ったのは、20年後でした。今の環境行政は、わけのわからんNPO法人がかき回すだけの税金の無駄使い集団としかおもってません。しかし、意思のある方がやるのはまもらんと、次にすすみません。その辺がとてもむずかしい。熱ばっかりあっても、技術のないやつに金渡しても、無駄なだけ。口ばっかりうまいやつにに金わたせば、汚職だけ、河川環境なんてよくならない。ほんとに、気持のある人間に金が回る社会ならいいのですが。若くてもいい、俺はこれだけの熱と、技術と、聞く力がある。だから、金と、力を貸せ〜と言ってほしい。(こうなると、政治家かな)
回答に対するお礼・補足
火鼠様>ご意見、とても同意致します。私の家の近くにある川は、温泉の水が流れる為、魚の棲めない酸性の川でした。現在の川と向き合う職業に就いたことで、その理由が分かったことは勿論、県内には沢山の生き物を育む川があること、そしてそんな川が今変化してきていること、だから守っていかなければならないと強く感じました。それに、川を取り巻く環境・公共事業・地域の方の想いをもっと知り、ではなにができる?何を学ばなければならないか?と自分に問い掛けています。そう思ったので、現在の決意を致しました。(安易で自分本位ですが・・・)その中でも、取り分け重要だと思うのが、「域の方々の川へ対する意識」です。子供の頃は“水は大切”、“川は大切”と教えられて来ましたが、残念ながら『何故大切にしなければならないのか』ということを知る機会は少いと思います。だから、知識や技術、経験豊富な方々に教えてもらい、環境についてそれに関する制度についてなど、もっと知りたいもっと伝えたい!意見を交わし合いたい!!と思っています。(聞くだけではなく、私が意見を投げかけたい、それに対してアドバイスをいただきたいのです。)川ばかりの話しになってしましましたが、川だけではありませんよね。例えば、地域に伝わる民話・伝承、年中行事、郷土料理、方言などの文化も自然と結びつきがない訳ではありません。こうなるとキリがなくなるのですが、様々な自然環境と関わるものから学び教え伝えたいと思っております。私の方が頓珍漢なことを申し上げたかもしれませんね。申し訳有りません。火鼠さんの情熱はとても伝わりました。(私的にですので、誤解していたらすいません。)きれい事ではなく、価値のある活動ができるように頑張って行きたいと思いました。ありがとうございました。