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環境Q&A

フッ素分析法について 

登録日: 2007年06月07日 最終回答日:2007年06月08日 水・土壌環境 水質汚濁

No.22832 2007-06-07 10:36:37 いしちゃん

最近、フッ素を分析することになった初心者です。
検液をアルカリ中で30mlまで濃縮する際に、沈殿物が出てくる検液もあり、また、濃縮中に容器の壁面にこびりついてしまうケースもあります。
蒸留フラスコに移す際に、壁面に付着した沈殿物も掻き取り、移したほうがいいのでしょうか。
先輩に聞いても、はっきりした回答がないので、困ってます。
是非、ご教授願います。

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No.22833 【A-1】

Re:フッ素分析法について

2007-06-08 05:49:16 トリヴァン

>検液をアルカリ中で30mlまで濃縮する際に、沈殿物が出てくる検液もあり、また、濃縮中に容器の壁面にこびりついてしまうケースもあります。
>蒸留フラスコに移す際に、壁面に付着した沈殿物も掻き取り、移したほうがいいのでしょうか。

この場合、沈殿物より析出物のほうがより正しい表現な気がしますが、それはさておき教科書的なことを言えば、析出物も検液の一部でありフッ素化合物が含まれる可能性はありますから残さず移しなさいということになると思います。
しかし、実務レベルでは壁面にこびりついた析出物は簡単に取れないことも多いです。私は分析者の良心の問題と捉えています。100%は無理と割り切って自分のできるところまでやればいいのではないかと・・
むしろ、大事なのは析出物を壁面にこびりつかせないことであり、濃縮中に析出が始まったらなるべく目を離さないことではないかと思います。(突沸も起きますよ)

回答に対するお礼・補足

早速のご回答感謝いたします。
今後、分析にあたって、参考とさせていただきます。
ありがとうございました。

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