環境Q&A

　□□県○○海岸で魚釣りをしていたある日のことです。
　県庁と××漁協の釣り指導員のような方々が私のところやって来て、釣った魚を入れたクーラーＢＯＸを覗き込みながら、「□□県では、資源保護のため全長２０cmに満たない◇◇◇（魚の名前）を釣った場合は、海に返さなければならないことになっているので、この魚は海に放してください。」と言いました。（規制を知りませんでした。）
　釣れてから時間も経っており、魚が死んでいるので、海に返しても蘇生しないだろうし、資源保護には役立たないのではないかと思いましたが、その場で海に返すことにしました。（魚は腹を上に向けて浮いてしまいました。）
　このように海に返す時点で明らかに魚が死んでいる場合、ゴミを海に捨てなさいと言われているようで違和感を覚えてしまいました。（生きていれば納得のいく話ですが）
　こういった場合、死んだ魚は法律の上では一般廃棄物に該当すると思いますが、海に捨てることは廃棄物処理法や海洋汚染防止法に抵触しないのでしょうか？
　また、行政の釣り人に対する指導として、死んだ魚（規制されている）を「海に捨てる」又は「一般ゴミとして捨てる」…どちらが適正なのでしょうか？