一般財団法人環境イノベーション情報機構
解体材のチップについて
登録日: 2003年04月07日 最終回答日:2003年04月17日 ごみ・リサイクル リサイクル
No.2123 2003-04-07 20:45:29 hiro
建物を撤去した時排出された木くずをチップ化し、リサイクルしたいと思っています。しかし建物が古いため木材の保存剤としてクレオソート油が使用されいます。クレオソート油は発がん性物質が含まれており、大変危険です。このような場合クレオソート油の残存値が○○以上はリサイクル不可、等というような基準はあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
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No.2190 【A-1】
Re:解体材のチップについて
2003-04-17 15:48:49 東京都 / 君山銀針 (
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/refrm.htm
建設リサイクル法に基づく 各都道府県の指針
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/kakukensisin/sisindl1.htm
の中にある高知県の指針に
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/kakukensisin/39kouchi.pdf
・防腐・防蟻のため木材にCCAクロム、銅及びヒ素化合物系木材防腐剤)処理木材を不適正に焼却した場合、ヒ素を含む有毒ガスが発生するほか、焼却灰は六価クロム及びヒ素を含む。
・このため、CCA処理木材については、それ以外の部分と分離・分別するか、全てをCCA処理木材として焼却又は埋立により適正に処理する必要がある。
・クレオソート処理をした木材についてもCCA処理木材と同様に適正に処理する必要が
ある。(要約しています)
という記述があります。
これを見る限り、クレオソート処理をした部分の濃度について基準はなくすべて分別という感じがします。
反農薬グループというNGOのホームページの中に、薬剤処理された木材が廃棄・焼却処理される場合にはさまざまな有害物質による環境汚染がおこるおそれがあるが、建設リサイクル法ではそれに対応する環境汚染防止対策が講じられていないという批判が掲載されています。
http://home.catv.ne.jp/kk/chemiweb/ladybugs/kiji/t10101.htm
http://home.catv.ne.jp/kk/chemiweb/ladybugs/kiji/t10303.htm
またクレオソートの危険性についても情報がありました。
http://home.catv.ne.jp/kk/chemiweb/ladybugs/kiji/t12702.htm
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
また自分でも調べたいと思います。
ありがとうございました。
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