一般財団法人環境イノベーション情報機構

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環境Q&A

レンガ等に焼却灰などを混入した場合の有害物について 

登録日: 2003年04月05日 最終回答日:2003年04月16日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.2118 2003-04-05 23:23:11 いちこつ

 リサイクルを推進することから、下水汚泥、ごみを焼却した灰またはスラグを利用しレンガ、タイル等の製品の利用を検討している者です。
 焼却灰などには、鉛、カドミウムと言った金属類も含まれていることが予想されます。溶出しないことが明らかであれば、含有量がいくらあっても大丈夫なのでしょうか。製品1kgあたりの溶出試験、含有試験による有害物の基準値は設定されているものでしょうか。よろしくお願いいたします。

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No.2185 【A-1】

Re:レンガ等に焼却灰などを混入した場合の有害物について

2003-04-16 18:39:11 東京都 / 君山銀針

 平成10年3月26日付け旧厚生省通知で、生活衛生の観点から定めた,溶融スラグを路盤材,コンクリート用骨材等として再生利用する場合の基準値があります。

環境省の廃棄物・リサイクル対策部のページに旧厚生省の報道発表資料を掲載しているページがあり
http://www.env.go.jp/recycle/kosei_press/index.html
そこにこの基準制定時の記者発表資料がありますので読んでみてください
http://www.env.go.jp/recycle/kosei_press/h980327a.html

オマケ情報ですが、これ以外に東京都では都の自治体が、溶融スラグを生産し、土木資材等として資源化する際に、配慮すべき事項を示した指針を策定しています。
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/haitaibu/kikakuline/suragu/suragu-shigenka-shishin.pdf

回答に対するお礼・補足

 貴重な資料を頂き、お礼申し上げます。ごみ溶融から生成したスラグをインターロッキングブロックに混入し、これを融雪用路面に採用することを検討しております。この資料により安全性が確保できれば、廃棄物の地域に密着した有効利用を発信できるものと喜ばしく思っております。

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