環境Q&A

No.21217 【A-2】

Re:環境基準のフッ素

2007-02-16 17:53:39 なんちゃって計量士 （

>無知な質問で不愉快な思い>
>
　結構皆さんは、決まりきった言い回しをされますが、不快なら回答など致しません。

　失礼ながら、いい着眼をなさっています。

　ただ、それをすぐ口に出し、質問して良いのは小中学生迄です。まして、大学で学問を行う気持が有るなら道筋を考えねばなりません。確かに余り臆病になり、聞かぬは一生の恥も困りますが、幾等なんでも「環境中にはフッ素化合物は存在しない」と思っている環境関係者は困ります。

　付表６の方法には如何なる条件が記載され、規格３４と比較されると如何辺を計測しているかは朧げにですが御理解頂けると思います。

　又、この掲示板の過去の話題を読まれると余辺御解り頂けると思います。

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=20644
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=19445
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=16081
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=15405

本当は全て読んで頂きたいです。

No.21178 【A-1】

Re:環境基準のフッ素

2007-02-15 12:03:23 なんちゃって計量士 （

一学生 殿

　回答では御座居ませんが、質問者が学生さんとの事で、質問内容に基本的な誤解が有るので補足しておきます。　

>蒸留法では「フッ素化合物」として、イオンクロマトでは「フッ素イオン」として値が出てしまうと思うのですが、この２つが共に環境基準の「フッ素」の項目で公定法として認められているのはなぜなのでしょうか？>
>
　付表6のイオンクロマトは平成11年02月22日環境庁告示第14号で追加された分析法で、比較的清水の場合に感度良く分析出来る方法です。
　分析が何を分析しているかを、良く御考え頂かないと、御間違え安いのですが、水に含まれているフッ素を分析して居るのでは有りません。
　人の健康に影響が有ると思われる、フッ素を分析して居るのです。
　又、法で規制を行いますから、一定の再現性が有り、有る程度の設備と人材が揃えば可能な検査方法でなくてはいけません。
　他の分析で、幾つかの分析が併載されている項目も同様です。

>環境中にはフッ素化合物は存在しない、という前提でなのでしょうか。>
>
　少しでも、下調べを行えば、この様な、恥ずかしい質問はなされないと思いますが、フッ素はこの掲示板でも良く話題に上がる項目です。
http://www.eic.or.jp/qa/?word=%83t%83b%91f&x=24&y=8

　分析方法が、何を分析しているかに疑問を持つ事は大変良い着目ですが、最低限の基礎は覚えておかねばなりません。
　間接的に計る場合も、直接的に計る場合も、有る特定の酸化数のみを計る場合も有ります。

　フッ素やヒ素のような単体元素を全国一律に規制する事に疑問を持つ方は多く居られますし、海水には土壌汚染規制以上のフッ素が含まれて居ます。

フッ素のクラーク数は0.03、順位17番目とされて居ます。