大学選択
登録日: 2007年01月26日 最終回答日:2007年02月01日 自然環境 その他(自然環境)
No.20707 2007-01-26 11:59:44 沙織
こんにちは。学校の総合の時間にこのHPを発見して,今,家のPCで投稿しています.高@の者です。
私の今の将来の夢は自然,特に植物に関する職業です。まだ,はっきりときまっていませんが,植物を育てたり,管理したり,植物を含め自然の生態系を調査したり,守ったり…そんな職業につけたらいいなぁ…なんて思っています。
大学入試を視野に入れているのですが、これらの職を考えているならばやっぱり普通の大学ではなく専門的な分野も学びたいのですが,親の理解も少なく、お金の問題もあって(ウチの両親はすでに二人とも退職してしまって)私立・専門学校は駄目なんです。
どこか私立・専門学校以外の大学で,これらの分野をしっかりと学ぶことのできる大学はないでしょうか。いろいろなHPをたどっているのですが,なかなか私立と公立の違いがわからず,また何学部がこれらの職に近いのかわからず困っています。
よろしくお願いします.
No.20867 【A-16】
Re:大学選択
2007-02-01 21:52:50 沙織 (
公務員って大変なのですね。分野がT種 U種とわかれるうえに、そこからも林学やら砂防やら病理やら…それと環境省はデスクワークなんですか。イメージと少し違うかも…。でも、実は、本当はデスクワークが良かったんです…(爆)。でも、実際に自分に誇りを持てる、自分の得意分野をいかせる(←化学はだめなくせに…)職業としたら、デスクワークは…と考えていました…環境省という道、かなり惹かれます。ですが、公務員の道は険しい!!植物園の管理者にも興味があったんですが、環境省の事をも少し真剣に考えていこうかなぁ、、と思いました。
理学群類というのは高校の『理系』の延長線上みたいなものでしょうか?MATSUサンの2月@日のメッセージの5行目当たりの文章がよく理解できなかったのですが、農学部に入るよりかは『理学群類』という広く浅く学ぶ大学にまず入って、後から学部を慎重に選択した方が選択の幅が広がる…ということですよね?…やっぱそれもありですよね…どうしましょうか
↑おいおい。。
これから、とりあえず環境省に入ることを第一目標に勉強にはげもうとおもいます。多分途中でちょくちょく変更されますが(汗)。大学はもうちょっと詳しく環境省のことを調べてそれにあった分野を勉強していける大学をもっと探していこうと思っています。
ここまで本当にありがとうございました。
No.20844 【A-15】
Re:大学選択
2007-02-01 00:23:28 matsu (
それだと、ピンポイントで農学部を受験するより、理学群類で入って中で後から各専門学部に進学するところ(北海道大学や筑波の旧教育大もそんなのでしたか)を選んでおいたほうが、学部に進学する前に教養学部で幅広い知識をしっかり学んでから理学部、農学部、教育学部を含め後から進む学部を選べるように思います。専門の学部の先生は教養学部1年生の女の子が進学先の参考のために見学に訪れても断ったりしないでしょうしね。
昔の女子高等師範(御茶ノ水女子大と奈良女子大)も、理科の先生や理学系公務員向けには向いている気がします。そのうち東大京大と合併したりして・・・冗談です。
化学は、周期律表/井戸型ポテンシャル/SP3混成で全ての化学事象をイメージできなくても、大枠があって構造式などの独特の表現があることを理解しておけば良いかもしれません。
あなたの数学の先生も、生徒自身に三角関数は式の変形を少しだけルールをひねっただけだと気が付いてほしいので、もって回った授業をしているのかもしれませんね。
数学も化学も、大枠がおぼろげながらつかめると理解しやすいですし、環境を守る仕事もこのような物の見方の切り替えがいると思いますから、とりあえず身近な理科の先生に働きかけてみたら!!
No.20823 【A-14】
Re:大学選択
2007-01-31 12:34:30 環くん (
もし教員に興味があるのなら・・・ですが、
教育学部でなくても、教員にはなれるのですよ。
ただし他学部で教員免許を取るためには、自分の学部の授業とは別に、
追加で教職のための授業や実習を受けなければならないので、
少し大変になりますが。
(教育学部の課程には最初からこの授業や実習は含まれているので、
追加で取る必要はありません)
しかし教員免許を取っても、採用試験に合格しなければ教師にはなれません。
たとえ教育学部に行っても、教員になれない人は山ほどいるのです。
ま、教員という仕事に興味があるのなら、
一番身近に、先輩がいるではありませんか。
まずは自分の学校の先生に聞くべし。
No.20822 【A-13】
Re:大学選択
2007-01-31 12:25:16 環くん (
国家I種とは、いわゆるキャリア(幹部候補生)です。
国家II種に比べて昇進が早く、また異動範囲に違いがあります。
環境省の場合、I種の人は本庁(霞ヶ関)勤務が多く、
II種の人は全国の地方事務所を回されることが多いようです。
(もちろんI種でも何度か地方に行くことはありますし、
II種でも本庁勤務はありますが)
そして、I種、II種ともに技術系職員(技官)と行政官がいます。
(いわゆる「レンジャー」と言われる人達は技官です)
技官になるためには、I種なら農学III(森林・自然環境系)、
II種なら林学、農学、土木のいずれかを受験します。
I種の農学IIIの出題分野は林学、砂防、造園などで、
受験者の多くは農学のうちでも林学系の人が多いようです。
またII種の林学も当然、林学分野の人が多いです。
農学は植物生理・病理、畜産、遺伝などが出題範囲になりますから、
農学部の畜産・園芸・獣医などの分野、
土木は設計・測量・物理・工学などが出題範囲ですので、
工学部関連の分野の人が多いです。
例えば、森林や野生植物に関係する勉強がしたい、
卒業したら環境省の国立公園や地方事務所で仕事がしたい、
という希望があるのであれば、
農学関連の学部(林学や造園など)に進学し、国家II種「林学」を受験する、
というのが多数派になるでしょうかね。
(ただし、このルートでないとダメってことではありません。
学部はまったく別の分野でも、独学で合格しちゃう人もいたりしますから)
少しは分かりやすくなったでしょうか?
ただし、環境省の仕事はあくまで「公務員」なので、
野外に出て調査したり、植物を育てたりする仕事はほとんどありません。
たとえば国立公園の事務所なら、開発行為の許認可事務(いわゆるデスクワーク)、
公園内の巡視(違法行為の監視、登山道などの施設管理)が主な仕事ですね。
No.20809 【A-12】
Re:大学選択
2007-01-31 01:38:51 沙織 (
農学部に入ったら化学は必須ですか?やっぱり化学は全ての源なのですね..、:・。むずかしいですが…頑張ります。
予備校というと…私の通っている塾にはそのようなライラブリはないので、予備校というものにいくべきですよね。そのようなものがあるのはしりませんでした。今度行って見ようと思います!
HPのURLありがとうございました。とても参考になりました!日本の組織って難しいんですね…←いまさら…
環境省に入る方法としてもいくつか受ける試験が違う…んですか?良く理解できなかったんですが、
>>優国家II種試験区分「林学」「農学」「土木」の合格者の中から採用されます。
>>I種自然系技官は、国家I種試験区分「農学III」の合格者の中から採用
…これはもしも、環境省を目指すのであらば農学部を目指すべきですか…!?…やっぱり化学ですか!?…教育学部よりも農学部でいくべきですよね?
No.20799 【A-11】
Re:大学選択
2007-01-30 19:42:15 環くん (
地方自治体(都道府県・市町村)の環境担当部署は、
「環境○○課」「林務課」等々の色々な名前がついています。
自治体が実施する地方公務員試験を受験します。
試験については、各自治体のHPなどで告知されますし、
本やネットにもたくさん情報が出ているので、探してみて下さい。
国の省庁では全面的に環境だけをやっているのは環境省ですが、
農水省、国土交通省なども環境関連の部署があります。
国の省庁に入りたい場合は、まず国家公務員試験を受けます。
試験には色んな種類があります(農学、林学、造園など)。
省庁によって「この仕事をするにはこの試験に合格して下さい」という決まりがありますので、
まずそれを調べて受験し、合格する必要があります。
合格したら「官庁訪問」というものをして、希望の省庁で面接を受けます。
ということですので、公務員を選択の一つとするのなら、
目指す省庁に必要な分野が学べる学部を選べばよいでしょう。
国公立大で農学や林学の学べる学部は山ほどあります。
ちなみに環境省のお仕事と採用試験についてはこちらをご覧下さい。
http://www.env.go.jp/guide/saiyo/
もちろん難関ですし、たとえ入れても仕事は相当キツイです。
いわゆる「仕事しないで高給をもらっている人」という公務員のイメージは、
少なくとも環境省職員に対しては全く当てはまりません。
ま、環境省に限らず、環境の業界は基本的に、
一生懸命理想に取り組もうとすればするほど、
安定・楽チン・高給からは、どんどん離れていきます。
その覚悟はしておいて下さいね。
No.20785 【A-10】
Re:大学選択
2007-01-30 11:33:07 リカオン (
確かに入試の科目には無いこともあるけど、数学・英語・生物・化学は「それなりに」やっとかないと進級できなくなっちゃうよ? 苦手でもいいから、捨てないで。。
大学、進路、受験科目などについては、出来る限り新しい情報を集めてください。ちょくちょく変更されます。
どの大学が公立で、どんなことやってて、入試がどのくらい難しくて、入学するといくらかかるかなんて資料は、予備校に行けば置いてあります。大手予備校のライブラリにいって、資料を集めてください。
(予備校に入学する必要はありません。ライブラリを使うだけ。資料を購入しても数千円。)
No.20772 【A-9】
Re:大学選択
2007-01-29 22:15:31 沙織 (
師範学校というのは教師育成学校ですか!?教育学部で理科を沢山勉強して…そんな道もあるんですねぇ。私のイメージでは教育学部や師範学校に入ると職業選択が教師のみって感じですが、実際は入った後でも、職業の道は多くわかれているのですか?公務員とか…あ、塾の先生とかも教育学部から来ているんだろうなぁ
後、化学が出来なくてもよくて安心しました(^^;)今日、『化学も出来る女になる!』と決めて化学の授業を一生懸命に聞いたのですが…うん。チンプンカンプンでした(爆)頑張ります…。
そうですよね。まだ未来のある女子高生!←コンなことをほざく女子高生って…、。じっくり考えて決めます。将来の夢。一生に一度ですものね!!
ところで、天下の素浪人サン・・・・・・!!!??!?何者ですか!?いったい…驚きました(・・))笑 顔がひろいんですねぇ
もし、公務員になって環境関係の配置につきたいのならば国家公務員として環境省に入ればいいのですか?というか、国家公務員の試験というのはどんなものなのでしょう?各省ごとに違う試験があって「今日は環境省希望の人の面接」のようにわかれているのですか?
本題とは放れて愚痴になるのですが、最近の教師はなにかしらぬけている先生が多いと思います(笑)…ウチの学校だけでしょうか?女子には難しい質問を当てない男の先生、逆に好んでお気に入りの女子生徒にばかり当てる男の先生…今日頭に来たのは
数学の時間にsinが入っている方程式を解かせて、まだチンプンカンプンなのに『では練習14番を解いて』・…って!?sinが二乗になっているんですが!?ってか一つの方程式の中にcosまで登場してきたのですが!?ってな感じで…(汗)皆、わかんないのに『これは基礎ですから、まぁ私は2分あれば楽勝ですかね…高校生時代私は数千回解きましたよ。皆さんも卒業までに百回は解くはずです。…まだできないんですか?この時間になっても解けないなら考え物ですよ』←考え物はあなた様の性格と教育方針だぁぁcぁぁぁ…皆が理解できる授業にしてほしいものです(笑)
至らぬ事を書きました。ただ愚痴が言いたくて…すみません。
No.20769 【A-8】
Re:大学選択
2007-01-29 18:54:46 環くん (
あなたと同じような悩みを持った人が、過去にも質問されています。
それから、これまでの書き込みを見て、二点だけ補足します。
> 公務員になってもどこに配置されるかは位が上の人が決めるらしいんですが
一口に公務員と言っても、
国家公務員(たとえば環境省など)と地方公務員(県庁や市町村の役場)は、
全く別の職業と言ってもいいほど、待遇も仕事内容も違うのですよ。
国家公務員として「環境省」に入ったら、
基本的に異動は環境省の中だけです。
(たまに他の省庁に出向することもありますが、一時的なものです)
しかし地方公務員の場合は県庁なら県庁の中で異動をするので、
環境を担当する部署だけでなく、他の部署へ回ることもあります。
あと、天下の素浪人様の書き込みで、
> 教育職につけば確か返還も楽になると思います。
というのは、日本育英会(現:日本学生支援機構)の
第一種奨学金の返還免除(教職や研究職に一定期間着くと、奨学金の返還が免除される)のことだと思いますが、
この制度は数年前に廃止されました。
質問内容とは直接関係ありませんが、念のため・・・
もちろん先生というのも選択肢の一つですが、
最近の学校の先生は何かとお忙しいのか、
昔のように、大学教授も顔負けなほど、
研究に没頭されている先生は少なくなっているようですね。
残念なことです。
No.20764 【A-7】
Re:大学選択
2007-01-29 16:13:56 天下の素浪人 (
師範学校は戦後二階級特進して、全て大学になりました。昔は中学を卒業して師範学校へいったのでしたが 。だいたい家が貧しく、学費の特別な援助者がない成績優秀な者は士官学校へ行くか師範学校へ行きました。学費が大変で奨学金や特別奨学金を得ようと思う場合には第一選択になると思われる進学先です。教育職につけば確か返還も楽になると思います。
教員になるだけでしたら、中学を卒業すれば代用教員になれました。私の恩師は代用教員から今の小学校の校長にまでなられました。高等学校や高等女学校、予科、をでれば大学で教員資格を取得し教師になるものもおりました。夏目漱石などは良い例です。そうでなく最初から教員になろうとする人は高等師範学校や女子高等師範学校に進学しました。
基本的に、師範学校は教員養成のための学校ですから、専門科目がおろそかになりがちと考えるのは大きな間違いです。若干古いですが、国際学会などがあった時に、奈良高女や文理大の学生さんがパネル展示などされていたのを良く覚えております。教授陣も大変優秀で、教育熱心な方が多いと認識しております。
また、教員になれば、ある程度生活の安定も計れるので、努力さえすれば研究も安定することができます。
孫の小学校の理科教員も、もう定年退職なさっていますが、わざわざアメリカの学会から招待を受けるほど立派な研究業績を残されておりました。
ただ、学業とすれば、教育実習などの活動が必須なために、自分の時間は余り作れない学生生活とは聞いております。