一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

COD測定後の廃液処理について 

登録日: 2003年03月17日 最終回答日:2003年05月12日 水・土壌環境 水質汚濁

No.2019 2003-03-17 23:43:39 かえる

COD測定後の廃液処理について皆様のご意見をお伺いしたいと思います。
 これまで、業者に有価物として引き取ってもらってましたが、昨今の廃棄物行政によりそれも難しくなりました。
 そこで皆様のところではどのように処理しているのか、教えていただきたいです。
また、一度銀の回収を試みましたが、思うような収率を得られませんでした。よい回収方法があればあわせてご教授願います。

総件数 3 件  page 1/1   

No.2367 【A-3】

Re:COD測定後の廃液処理について

2003-05-12 22:37:53 お〜た

自分の場合は次のとおりです。
@20g程度のバケツに1〜2gの飽和食塩水を入れたものに、COD廃液を溜める
A8分目ぐらいになったら2〜3日静置し塩化銀を回収
B上澄み水は有害物質のない検水であれば、手作業で中和
C回収した銀は、有価物として搬出

今まで、これが当たり前と思っていたけど、他では、銀の回収をしていないんですね。

No.2028 【A-2】

Re:COD測定後の廃液処理について

2003-03-18 20:44:30 北海道 / きた

 たしかに、塩化物イオンが少ない試料では銀塩添加量が少なくても低濃度であれば触媒としての効果は少ないのでしょうが、一応、一定量を添加する操作法が公定法になっているので、添加量を抑えることは問題となる場合もあるかと思います。

 回収できたらよいと思うのですが、時間もかかりそうですし、回収した銀の利用ができるのかと思うとちゅうちょします。
http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
3、(新)読者掲示板
213. COD試薬 グリコ 2002/12/18 (水) 18:33[ 1 ]
└214. Re: COD試薬 豆蔵 2002/12/20 (金) 10:11 [ 0 ]

 
JIS K 0102(工場排水試験方法)改正説明会 テキスト 1993年3、4月
 100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn) 並木 博
 すなわち、塩化物イオンの反応を防ぐ量として、計算量よりも10%過剰とし、更に触媒作用を考えて、これに1gを加えた量とする。

No.2024 【A-1】

Re:COD測定後の廃液処理について

2003-03-18 13:41:03 田舎の環境計量士


私の経験では有価物として引き取ってくれる業者は皆無だったので、ずーと前から処理業者へ委託費用を払って処分を委託しておりました。指定の有害物質は含まないので、特定有害産業廃棄物ではない廃酸として大して費用はかかりません。
銀は貴重な資源ですから、銀回収をするほど銀塩をたくさん使う必要はないと思います。
どの程度まで銀塩を減らせるか、データをとりながら試してみたらいかがでしょうか。銀塩分の費用で十分に処理費は賄えます。
経験的ですが、陸水でしたら銀塩の添加量は規定量の1/10でも十分使えるデータが得られます。


総件数 3 件  page 1/1