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環境Q&A

海水中に残留塩素の測定 

登録日: 2006年10月12日 最終回答日:2006年10月18日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.18905 2006-10-12 03:20:32 匿名

 海水中に残留塩素の測定について質問いたします。JIS K0102 33.1にO-トリジン法、 33.2にDPD法が掲載されており、この方法で海水中に残留塩素の測定をしています。海水を試料とした場合、測定妨害などが生じることがあるでしょうか?

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No.18994 【A-3】

Re:海水中に残留塩素の測定

2006-10-18 22:42:29 筑波山麓

「・・・」さんは、大変偉い先生ですね。

「匿名」さんは、『JIS K0102 33.1にO-トリジン法、 33.2にDPD法が掲載されており、この方法で海水中に残留塩素の測定をしています。』と今も測定をされております。

また、『少なくとも、発がん性の疑いのある試薬を使用するので廃止になったO-トリジン法に関して、此の程度の基本的な原理すら理解できない素人の質問に答える事は大変危険なことです。』のに、「匿名」さんがこのまま発がん性のある「O-トリジン法」で測定を続けて、発ガンするのを待ってらしたのですかね。

『皆が無視していたのに・・・』と、昔の村社会のように、「こいつは何も知らない男だ。村八分にしてやれ」と無視を平気でできる方がいらっしゃるとは驚きました。

私には、少なくとも、「・・・」さんは科学を志す方とはとても思えません。

私を含めて、古くからO−トリジン法で「残留塩素」を測定している方は多くおると思います。若いころは、発がん性があるなど思いもしませんでした。中途から発がん性があるとは聞いておりましたが、皆が使用しているので、防護メガネ、手袋等の保護具を着用して保護すれば、大丈夫と使用してきました。また、DPD法に比較してO−トリジン法は古くからの方法であり、実績もあり、簡便な良い方法なので、なかなか発がん性があるといわれてもDPD法に変更できませんでしたし、法律で禁止されてからも、試薬がある間はO−トリジン法で測定するという方も見受けました。

ですから、「・・・」さんのように考えずに情報をお教えしたまでです。誤解のないよう、説明をしておきます。

回答に対するお礼・補足

 「筑波山麓」様ご回答ありがとうございます。このHPの利用については初心者であり、「・・・」様のような回答があり、戸惑っていたところです。O−トリジンが発がん性により、廃止になっているのは承知しております。それを記述したのは間違いであったのかも知れません。当時は急いでいたこともあり、文章も稚拙でした。
 さて、DPD法については、アルミニウム4.0mg/L、銅2.0mg/L 鉄3.0mg/L以上で妨害を受けることが、上水試験方法(2001)に記述してあります。他に水中の濁質分と擬似反応するなどの妨害があることも、研究報告がされています。とココまでは後で調べて分かりましたが、海水においての資料はまだ見つけられません。JISにも電話で聞いてみましたが、「特に妨害はないのでは」とのことでした。後は自分で検討確認してみます。ありがとうございました。

No.18974 【A-2】

Re:海水中に残留塩素の測定

2006-10-18 08:51:04 ・・・

 少なくとも、発がん性の疑いのある試薬を使用するので廃止になったO-トリジン法に関して、此の程度の基本的な原理すら理解できない素人の質問に答える事は大変危険なことです。
 皆が無視していたのに・・・・

No.18970 【A-1】

Re:海水中に残留塩素の測定

2006-10-17 23:11:35 筑波山麓

> 海水中に残留塩素の測定について質問いたします。JIS K0102 33.1にO-トリジン法、 33.2にDPD法が掲載されており、この方法で海水中に残留塩素の測定をしています。海水を試料とした場合、測定妨害などが生じることがあるでしょうか?

海水中のDPD法に関する資料が見つからないので、とりあえず、今は禁止になったO−トリジン法について回答します。

鉄(V)イオン0.3mg/L、マンガン(U)イオン0.01mg/L、亜硝酸イオン0.1mg/L以上で妨害がありますが、海水中の鉄(V)イオン0.01mg/L、マンガン(U)イオン0.002mg/Lですので、これらの妨害はありません。海水中に亜硝酸イオンはないかあっても微量だと思いますが、もし、妨害があるようでしたら暗所で測定すればその影響を小さくできます。

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