一般財団法人環境イノベーション情報機構
アイドリングストップ効果の詳細教えて
登録日: 2001年06月18日 最終回答日:2001年06月20日 地球環境 地球温暖化
No.188 2001-06-18 16:23:42 せいさん
エコライフガイドの中に5分間のアイドリングストップを実施
すると、ガソリンの消費量を70cc抑制し、二酸化炭素の排
出量を0.04kg削減できると掲載されておりますが、詳細を
教えて下さい。
質問1.基準値家のガソリン車の車種(乗用車?排気量?)
質問2.ジーゼル車の効果?
社員に対し、アイドリングストップの励行を呼びかける
キャンペーンを行うので詳細を把握し説得材料(パンフ等)
に使用したい。
また 通勤車輌・社用車のみならず従業員の家庭で使用する
自家用車まで拡大しキャンペーンの協力を得るために是非
アイドリングストップの効果の詳細を教えて下さい。
以上
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No.191 【A-2】
Re:アイドリングストップ効果の詳細教えて
2001-06-20 13:16:22 ちしゃ (
アイドリング・ストップのページ
http://www.env.go.jp/earth/cop3/dekiru/ta_03.html
アイドリング・ストップQ&A
http://www.env.go.jp/earth/cop3/dekiru/ta_03-2.html
という情報があります。
なお、このページには10分間アイドリングを行った場合の試算が書いてありますが
お尋ねの数字はこの半分になっていますので
同じ環境庁(資料作成当時)の試算だと思います。
(TOKIOさんの情報も同じ情報源ではないかと思います)
なお、同じページにアイドリング・ストップの効果についての説明も若干あります。
これ以外の情報としては
財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団が
「短時間のアイドリングストップの有効性実測報告書」
という報告書を平成11年度に作成していて、
この報告書はweb上にも情報があります。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00076/mokuji.htm
東京都環境科学研究所・警察庁科学警察研究所・神奈川県環境科学センターでの調査の内容を比較した上で、独自に試験を実施していて「10秒以上のアイドリングストップでも排出ガスや燃費低減に対して効果があり、30秒以上のアイドリングストップで最大効果を示した。」との結果が出ています。
web上には内容が掲載されていないのですが、
公害健康被害補償予防協会が「アイドリングストップQ&A」
というパンフレットを作成しており、目次情報が
http://www.kouken.or.jp/db/view_contents1.php3?id=2392&code=C&ok=y&form=taiki
に掲載されています。
入手については
http://www.kouken.or.jp/airpol/panf/form/form.html
から申込みが可能です。
No.190 【A-1】
Re:アイドリングストップ効果の詳細教えて
2001-06-20 11:13:57 TOKIO (
東京都の自動車使用に関する東京ルールでは、アイドリングストップの効果を以下のように説明していました:
車種 10分間当り 同CO2 同燃料
NOx排出量 排出量 消費量
ガソリン乗用車 0.05g 90g 0.14リットル
小型トラック 3.2g 58〜67g 0.08〜0.12リットル
中型トラック 4.8g 94〜120g 0.13〜0.17リットル
大型トラック 5.1g 160〜220g 0.22〜0.30リットル
※トラックはディーゼル車で、小型は2t積、中型は4t積、大型は10t積とされています。
ガソリン乗用車が10分間で0.14リットル、すなわち10分間で70ccになるという概算だろうと思われます。排気量はわかりませんが、それほど大きな変動はないということかもしれません。
ご参考になりますでしょうか?
ちなみに、愛媛県トラック協会のホームページでは、以下のように概算できると紹介されています:
「アイドリングでの燃料消費量は、1時間当たりおおよそエンジンの排気量の1/10Lです。」
URL: http:www.ehime-iinet.or.jp/eta/environment/saving_energy.htmlより
非常にざっくり、しかもトラックに特化する場合はこれでもいけるのでしょうか...。
「せいさん」さんのケースではトラックはあまり視野に入ってきそうにないようですが。
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