一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

有機溶剤の消費量について 

登録日: 2006年08月10日 最終回答日:2006年08月19日 大気環境 大気汚染

No.17892 2006-08-10 04:52:43 環境素人

自動車整備工場でバンパーなどの塗装作業をする場合の
「作業時間1時間に消費する有機溶剤等の量」について教えてください。
法律上では「1日に消費する有機溶剤等の量を当該日の有機溶剤業務を行う作業時間で除した値」となっていますが、下記例のような場合の考え方を教えてください。

1)たとえば、1日に1回、塗料を200g(有機溶剤量は50%)を10分間で使用した場合の有機溶剤消費量は下記算出方法のどちらと考えるのでしょうか?
@200g×50%÷8h=12.5g
A200gを1時間内で使用しているため100gとなる。(200g×50%)

2)有機溶剤の許容消費量を超えるとプッシュプル型換気装置が必要となりますが、1)の例のように使用頻度が非常に少ない場合に装置設置が不要となる特例は無いのでしょうか?




総件数 3 件  page 1/1   

No.18008 【A-3】

Re:有機溶剤の消費量について

2006-08-19 17:41:54 火鼠

>規則を読み違えていませんか?修理工場のように常時作業の在る場所の局所排気装置は、必要です。安全衛生法は,設備基準が先ですので、塗装業務が常時あるような職場を臨時の業務とするほど甘くないですよ。書かれている10分の作業は、臨時作業に該当する時間数ですが、監督署は了解してくれないでしょう。また、使用量からすれば、完全に有機溶剤作業に当たります。臨時の作業では、ないので、防毒マスクで対応は、法律違反です。局所排気装置が必要です。ただし,現行の法律では屋外で塗装を行なった場合は,対象外です。
>
>
>
>

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございました。
規則できっちと規定されていることが良く分かりました。
作業者の健康が第一ですが、屋外での塗装は環境上など好ましくないと考えています。
10分の作業も月に数回の作業です。労基の許可を受けるには、本格的な塗装ブースを導入するしかなく投資の関係で困ってますが健康、環境第一に検討していきます。

No.17919 【A-2】

Re:有機溶剤の消費量について

2006-08-11 15:36:48 ギヨーカイニンゲン・ベラ


匿名様のおっしゃる通りと思います

また、有機溶剤中毒予防規則の中で(記憶ですが)

一種から三種まで溶剤によって単位時間あたりの使用量の違いで適用が異なります
作業環境の気積(空間容量)によって装置設置の基準が異なりもします

換気装置のない場合、保護具(マスク着用)で代替できると思います
→ 記憶なので、予防規則を再調査して下さい



回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
保護具で代用できるのでしょうか?
予防規則では明確に読み取れません。
もし、ご存知でしたら教えていただけると助かります。

No.17915 【A-1】

Re:有機溶剤の消費量について

2006-08-11 14:53:52 匿名

>1)たとえば、1日に1回、塗料を200g(有機溶剤量は50%)を10分間で使用した場合の有機溶剤消費量は下記算出方法のどちらと考えるのでしょうか?
>@200g×50%÷8h=12.5g
>A200gを1時間内で使用しているため100gとなる。(200g×50%)
>
常識的には、
200g×50%÷(10/60)h = 600g/h
と計算します。

>2)有機溶剤の許容消費量を超えるとプッシュプル型換気装置が必要となりますが、1)の例のように使用頻度が非常に少ない場合に装置設置が不要となる特例は無いのでしょうか?
>
作業員が危険にさらされます。こそくな計算で作業員の健康を奪いたいのでしょうか?チッソやクボタのようになりたいのですか?

>
>

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。
特例なども無いことが良くわかりました。
職場環境第一で取り組みます。

総件数 3 件  page 1/1