環境NPOの若者の経済的自立は?
登録日: 2006年07月17日 最終回答日:2006年07月17日 エコビジネス 環境と経済
No.17524 2006-07-17 04:53:52 環境と経済生活
環境の世紀や環境革命と言われて、環境を志した若者が多数いますが、環境NPOで働く若者は収入も非常に少なく身分も不安定で、20才台後半を過ぎ、30才を超える人も多くいます。
このような、環境を大切に思う若者が経済的に自立し、環境を大切にする子供を育てるような就職の場を持てるようにするにはどうしたらよいでしょうか?
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No.17533 【A-3】
Re:環境NPOの若者の経済的自立は?
2006-07-17 23:15:12 ひげ (
基本的に行政の理解対応と国民のNPO・NGOに対する認識度をUPする事が必要です。
私自身環境NPOに身を置いていますがとても生活できる状況ではありません、所謂自営業を営みながら細々と活動を続けているのが実情です。
NPOに平気で税負担を強いるような我が国に期待するのは間違いかも知れませんが、せめて行政が「無償行為」=ボランティアと考える事を即座に止め、学校教育にボランティア学習を取り入れるべきです。
日本と言う国の歴史的特色でしょうが「奉仕」とボランティアを混同してしまい、ボランティアで報酬を得る事が卑しい事だと考える風潮が未だに有ります。
勿論主体的活動であれば無償も可としますが、永い目で見て持続可能なボランティア活動組織は経済的インフラの整備が必要不可欠です。
一刻も早くボランティアを騙る悪質極まりない組織を摘発し持続可能で健全な組織運営を行政指導し、ボランティア教育を徹底するべきだと感じています。
回答に対するお礼・補足
ひげ様
ご回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。
>一刻も早くボランティアを騙る悪質極まりない組織を摘発し
悪質組織の摘発するにはどうしたらよいでしょうか?
EICネットで悪質NPOの実名を公表するのはいかがでしょうか?
>持続可能で健全な組織運営を行政指導し
効果的な行政指導とは?活動の場所・ノウハウ・情報提供・経済援助をやってほしいと思いますが、中々うまくいかないようですが・・・
>ボランティア教育を徹底するべき・・・
NPOを活性化するためのボランティア教育とは何でしょうか?報酬を得ることが卑しいことで無いと教える事だけでしょうか?
お礼にならず、質問してしまいました。
No.17529 【A-2】
Re:環境NPOの若者の経済的自立は?
2006-07-17 20:49:11 Dr.ゴミスキー (
しかし、日本には、信頼できるNGOはそれ程多くは無い(皆無)でしょう。それ故、薄給と察します。
NGOの信頼性を確保するためには、最低でも次の要件が必要と考えている1人です(企業も同じ)。
@ 現場を理解できる能力を高める
A 政策能力を高める
B 信頼できる仲間を得る
C 事業展開がより多くの人に支持されるアイデアの提供
D そして、信頼(質の高い)できる情報と労力を提供する
E A−1の仕事人が言われている「環境に関する仕事を、広告・イベント業」との誤解から脱皮を図る
この様なNGOならば、信頼性を得て、経済的にも安定するでしょう。
しかし、NGOの顔した企業も多々あります。
また、ボランティアをインターンと称して無償でこき使うNGOも多々の状態ですから、選択の目を養うことです。
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキー様
ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通りでございますが、わが国の環境と経済の好循環を実現し、さらに、環境を大切に思い環境NPOで働くようになった若者のためにもう少し考えたいと思います。
>NGOの信頼性を確保するためには、最低でも次の要件が必要と考えている1人です。
>@現場を理解できる能力を高める
とのことですが、環境NPOにいる若者は現場経験がが少ないか全く無い方が多いように思います。
多くの本を読むよりも現場で多くの問題に直面しながらその現場を仕上げる方が勉強になるのですね。また、わが国の教育や社会が現場を軽んじているような気もします。
>A政策能力を高める
との事ですが、世の中の問題を解決するところに社会的使命があるのですが、政策提案を行政は望んでいるのでしょうか?また、政策提案をしても行政は受け入れるのでしょうか?さらに、政策提案をしたNPOに対して行政は報酬を出せるのでしょうか?
>B信頼できる仲間を得る
とのことですが、仲間は同じ目的をもっておたり、利害を同一にする者が集まるものです。仲間を維持するための継続した活動のための費用や場所の確保も大変な努力が必要です。
>C事業展開がより多くの人に支持されるアイデアの提供
との事ですが、多くの人に支持される事業展開も大変ですし、支持されても報酬にまで反映されることは少ないものです。
>D信頼(質の高い)できる情報と労力を提供する
質の高い環境情報の多くは行政が持っているように思います。また、信頼できる労力は企業が持っています。NPOはどの部分に食い込めば良いのでしょうか?
>E「環境に関する仕事を、広告・イベント業」との誤解から脱皮を図る
環境活動でセミナー等のイベント開催は少ない労力で、目に見える形で分かるので意義のある活動ですが、それ以外には、個別コンサルタント等があると思いますが、誤解はしていないけれど他にやることが無いのも事実です。
>ボランティアをインターンと称して無償でこき使うNGOも多々の状態です。
との事ですが、世間知らずの環境意識の高い若者の選択の目を養うために、このようなNPOは名前や活動の事実を公開すべきと思います。
以上、問題の羅列で前向きな提案はほとんどできまんが、これらの問題を環境NPOだけの問題とせず、社会の問題としていけば、環境保全が前進し、「環境を良くすることによって雇用が拡大し、拡大した雇用が経済を良くし、良くなった経済がさらに環境を良くする」ような「環境と経済の好循環」がさらにスパイラルアップすると思います。
No.17526 【A-1】
Re:環境NPOの若者の経済的自立は?
2006-07-17 18:08:41 仕事人 (
いまの時代は、どんな仕事も、少しばかり大学で勉強したからといって簡単にできる仕事はないでしょう。
環境NPOの若者は、環境に関する仕事を、広告・イベント業と誤解しているのではないですか。
回答に対するお礼・補足
仕事人様
ご回答ありがとうございます。
やはりNPOでは子供を育てられないから、額に汗して働くことから始めなければならないのですね。ハローワークに行って何とか環境に関する仕事を見つけようと思います。
また、大学で勉強したことを現場で役立てて始めて仕事に生かせるのですね、経験を積んでさらに資格も取得してがんばりたいと思います。
環境に関する広告・イベントは環境意識を向上させるために必要ですが、無料のイベントやセミナーの時代はもう済んだのかもしれません。 環境イベントやセミナーはそれなりの費用がかかっているのですから、有料で人を集める企画が必要でしょう。
また、環境汚染や隠蔽をしている企業は、その対価をNPO等に寄付する等の社会的貢献も必要と思います。
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