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環境Q&A

排出事業者はどちらでしょうか? 

登録日: 2006年07月06日 最終回答日:2006年07月13日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.17337 2006-07-06 10:40:22 はいきりょう


撤去工事と廃棄物の考え方についてご教授をお願いしたいです。
工場側が工場内の次の設備の撤去(処分含む)を業者に発注
したとします。

その場合、廃棄物となる設備の「排出事業者」は発注者または工事元請業者のどちらになるのでしょうか?

・不要配管
・配管で繋がってる機器(ボイラーやクーリングタワーなど)
・大型冷蔵設備(備え付けでなくクレーンで移動可能)


初歩的な質問かもしれませんが宜しくお願いします。


総件数 6 件  page 1/1   

No.17455 【A-6】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-13 14:31:13 匿名

y/u さま

 すみませんね、日本語が下手なもので

>・不要配管
>・配管で繋がってる機器(ボイラーやクーリングタワーなど)
>・大型冷蔵設備(備え付けでなくクレーンで移動可能)

 上記三つとも総て資産上の所有者は、官民問わず発注者です。
 また、実際の価値は別として帳簿上は残存評価価値が残っていることが殆どです。
 私が今まで行った工事経験から言いますと、帳簿上の有価物の処理方法としては大きく分けると次の三つに分けられることが多いと思います。

@ 有価物は客先指定場所にて引き渡し。
 この場合には当然発注者が排出事業者になります。

A 施工業者にて実務は行って処分するが処分による費用は売却益、処分費を別途精算する。
 この場合殆どが施行業者が排出事業者となる場合が殆どでしたが、発注者が排出事業者となる場合もありました。

B 施工業者にて処分及び処分費精算とも本工事の一式の内容に含める。
 この場合には当然施工業者が排出事業者になります。

 以上のように同様の物品でも排出事業者の取り扱いが変わるので、『契約に拠って定まる』とお答えしたのです。今回の場合『処分が発注』されたことは記載してありますが、『処分の方法』が記載されていない場合には上記の三つのうち、どれに当てはまるかは明確にされていないので誠実にお答えしたのですが判りにくかったようですね。

 旧弊の慣例で受けて負け、発注者の意向に沿うことがこの業界の常ということも分かりますが、『契約書がない工事もたくさんあります』等と平然と言われることには違和感を感じざるを得ません。
 

No.17442 【A-5】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-12 20:04:32 y/u

匿名様
ご提言ありがとうございます。
@この質問者は排出事業者は誰かときいてます。
A官公庁からの直請け工事にも契約書がない工事は
 ざらにありますが。

No.17424 【A-4】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-11 19:41:56 匿名

 すみません。大変失礼な言い方になりますが、一般的に含まれる、含まれないというような内容ではありません。
 あくまでも契約によって定められる話です。ただ一式工事の場合には、当然付随する工事内容は含まれると解釈するのが一般的ですが、見えない部分であまりにも高額な費用が発生する場合には、追加費用発生、契約解除を含めて現実に起きたことがある内容です。
 民間工事の場合、契約内容の詳細見積もり書提出を含めて、まあまあで行われる場合もあるので業務遂行が不可能になってしまう場合もあります。
 ですから契約が詳細な事項を定めていない場合、請負金額の数パーセントの産廃処理費が発生しても請負業者の見積もり落としとして扱われる場合が多いですが、契約金額の数割以上の追加金額が発生する場合には契約解除を含め話し合いの余地が発生します。
 キチンと契約書に記載されていないのは、営業及び積算の怠慢以外の何者でもありません。
 よって、見積もり時点で工事に伴う産業廃棄物かあらかじめ発注者が処分しておく廃棄物かを定めなければなりません。契約図書以外に現場説明が必要なのはこれらの内容を発注者、請負業者両者で確認するために行うものです。

No.17402 【A-3】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-11 10:06:47 素人

たる吉様
御提言ありがとうございます。
建設業法にも「撤去工事」というのはないですが、
これは建築設備に含まれていると考えています。
一般的には、機器の撤去工事は取替え工事を伴うので、
更新工事と一緒に元請が受注して、排出事業者になるよ
うです。家の撤去、新築と同じパターンだと思います。
よくあるケースは撤去工事と新築工事が分離発注されて
各々が排出事業者になるというケースがあります。
設備の場合は通常の建設工事と異なり、発注者は
排出事業者になるとの提言は理解できますが、
「建築設備工事」も広い意味で建設工事であり、元請が
排出事業者になるのはごく普通の商取引だと思ます。

No.17368 【A-2】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-08 15:06:39 たる吉

素人様
排出事業者が元受け業者になる建設工事の事例は建築物や建造物,道路工事等の解体工事に限定した話と理解しておりました。
以前,素人様が回答されている
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=8437
も確認させて頂きましたが,明確に建設工事が何なのかというのが,出てないようですね。

仮に排出事業者が元受け業者になったとしても,今回のケースでは,発注者は事前にフロン類の回収を行わなければならないと思われます。

本件のAの立場として考えれば,設備等の撤去は,施設を移動可能な状態にする迄が請負わせられる内容であり,その後の廃却については,所有者が責任を持って廃却を行った方がよさそうな気がします。

No.17349 【A-1】

Re:排出事業者はどちらでしょうか?

2006-07-07 16:50:08 素人

撤去工事を直接請負ったか、工事元請業者から請負った
かに拠ります。
直接請負った場合は御社が排出事業者であり、そうで
ない場合は、通常は工事元請会社が排出事業者です。
通常では、フジコー裁判の判例は当てはめないほうが
良いと思います。
撤去工事も建設工事の1種と考えます。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。再度確認をしたいのですが、まとめますと、

@ A(発注)→ B(直接工事受注)
A A(発注)→ B(工事受注・元請)→C(工事受注)

排出事業者は@の場合はAであり、Aの場合はBということでしょうか?

最初の質問に書いた設備の状態は関係ないのでしょうか?
それと、私はAの立場ですが、@Aにおいて「契約書」は必要なのでしょうか?

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