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環境Q&A

GC-MS P&T法でのVOC分析について 

登録日: 2006年06月27日 最終回答日:2006年07月16日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.17148 2006-06-27 10:56:31 がすますお

初歩的な質問ですみません。
VOC分析においてSTDはどれくらいの時間に有効でしょうか?
私は現在、24時間までは始めのSTD、
それ以降は新たにSTDを追加してそのSTDで定量しています。
皆様はどのようにしているのか教えて下さい。

また、内部標準法と絶対検量線法は
どちらのほうが良いと考えますか?

私は特殊なサンプル以外は絶対検量線法のほうが
実用的だと考えています。

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No.17501 【A-2】

Re:GC-MS P&T法でのVOC分析について

2006-07-16 08:13:58 KS-CH

>初歩的な質問ですみません。
>VOC分析においてSTDはどれくらいの時間に有効でしょうか?
>私は現在、24時間までは始めのSTD、
>それ以降は新たにSTDを追加してそのSTDで定量しています。
>皆様はどのようにしているのか教えて下さい。
>
>また、内部標準法と絶対検量線法は
>どちらのほうが良いと考えますか?
>
>私は特殊なサンプル以外は絶対検量線法のほうが
>実用的だと考えています。

VOCやってる者です。うちでは,
STDは12時間有効
測定終了時に検量線の中間点のSTDを打ってRTとピーク強度の確認。
水道法告示で決まっているので内標法にしています。
ちなみにヘッドスペース法です。
とりあえず24時間やってみて,
内標のピーク強度の変動係数が何%か?
を算出してみてはいかがでしょうか。
P&T法ならそんなに苦にならないはず。

No.17221 【A-1】

難しいですね。

2006-06-29 21:55:20 いさか

>初歩的な質問ですみません。
正直かなり回答しずらいことです。ですが重要なことだと思います。わずかな知識ですが回答がないようなので回答させて頂きます。

>VOC分析においてSTDはどれくらいの時間に有効でしょうか?
>私は現在、24時間までは始めのSTD、
>それ以降は新たにSTDを追加してそのSTDで定量しています。
>皆様はどのようにしているのか教えて下さい。
何時間というくくりで有効としている所は少ないのではないのでしょうか?
MSは比較的感度変化の大きい分析装置ですので検量線を作成して10サンプルごとにSTDを分析して感度チェックをするというような管理方法はどうかと私は考えます。
STDの調整をいつしたのか。どのような手順で調整したのか。STD原液の開封日、製造日はいつなのか。というようなことも重要です。
精度管理ですので分析機関ごとにルールを定めてやっていくことです。これが正解というのはなかなか難しいです。

>また、内部標準法と絶対検量線法はどちらのほうが良いと考えますか?
>私は特殊なサンプル以外は絶対検量線法のほうが実用的だと考えています。
定量を目的とする場合は内部標準法が良いのではないでしょうか。前述していますが、感度変化の大きい分析器ですのでMSで絶対検量線法を採用というのはあまりないように思います。
分析対象にもよるのかもしれませんが。

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