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環境Q&A

ガス流量計について 

登録日: 2006年05月19日 最終回答日:2006年08月21日 大気環境 大気汚染

No.16598 2006-05-19 05:43:00 まこと

発生源や環境において、有害物質等の試料ガスを採取する際に主に湿式流量計を使用していますが、現場での準備、運搬、移動を考えると乾式流量計の方が楽です。外部検定された基準湿式流量計によって自社検定し、内部規定の許容誤差(当方は誤差3%以内)を満たしていれば、乾式流量計を積極的に使用してもよろしいでしょうか。

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No.18025 【A-3】

Re:ガス流量計について

2006-08-21 20:18:56 筑波山麓

返事が大変遅れて申し訳ありません。試験が重なり、仕事もいそがしくなってしまったために、しばらく、EICネットから遠ざかっていましたので、気づきませんでした。

今日、見て初めて気づいたので、早速返事します。
堀場の自動分析計を使用しておりました。これに、特注のPCと相互通信できるソフトをつけておりました。メーカーに問い合わせてみてください。新機種が出ているのではないかと思います。詳細は、他のPCに入っている一覧表を見ないと分からないので、今すぐに返事できませんが、機種等を詳しく知りたいのであれば、お知らせください。調べて、返事します。

No.16613 【A-2】

Re:ガス流量計について

2006-05-20 21:30:36 JK

実際にそのような登録計量事業所を見たことがあります。
国もそのように講習しているようです。

http://www.env.go.jp/earth/coop/coop/materials/13-tbsemj/13-tbsemj.pdf

3-5B 乾式ガスメーター 乾式ガスメーターは、使い勝手がよく、実際のサンプリングには広く使われます。しかし定期的に、基準器に接続して校正する必要があります。


回答に対するお礼・補足

早速、ご指導をいただきありがとうございました。乾式ガスメータの方が楽なのに、なぜ湿式を使わなければならないのか疑問に思っておりました。乾式には問題点が、湿式には利点があるので湿式を使うものと思っておりました。校正していれば、どちらも同等に使ってよいというように理解しました。ありがとうございました。

No.16611 【A-1】

Re:ガス流量計について

2006-05-20 19:08:59 筑波山麓

おっしゃるとおり、湿式ガスメータは、重く、水の出し入れで水源の確保、水の排出と大変です。乾式ガスメータの方が、使いかってがよく、便利です。

私も、大気チームを指導していた当時は、あなたの言われるようにしておりました。以下のURLから確認してください。あなたの言われる方法で良いようです。

http://www.shinagawa-net.co.jp/index.html
http://www.shinagawa-net.co.jp/jcss.html
http://www.shinagawa-net.co.jp/material/wetgas_05.pdf#search

あなたの質問の文意から、おそらく、ばい煙測定などのように、建てやの上部、煙突の中途などの高所、その他移動が多い作業のように見受けます。

もしそうならば、私からの助言として、私が取った手法をお知らせします。参考にして、工夫をしてみてください。

もしかしたら、すでに実施されておるかもしれませんが、また、一部のメーカが私の開発したPCソフト(私とは別のものですが、計算機能は同じです)と同様なものを市販しております。

それは、@測定機器その他の車載化、および車載したままの測定(ガスメータは湿式が主)、Aすべてのばい煙測定(ダイオキシンも含む)のサンプリング時の計算のPC化、Bサンプリング時の計算をそのまま利用し、円筒ろ紙の測定結果を入力すれば、報告書が作成完了、の3つです。なお、硫黄酸化物、窒素酸化物、オルザット(O2、CO、CO2等)はすべて自動測定機器(車搭載)で測定し、PCにすべて結果(単位時間あたりの測定値のグラフ含む)は転送されます。また、サンプリング時の、吸引ホースの内径、長さ等が及ぼすサンプリング量(ガス体積の誤差)への影響を考慮する必要があります(場合によっては、水分測定等は乾式ガスメータ併用)。

この方法で、1ケ所に、ばい煙施設が集中していた、タイミングよく無駄なく施設が次々に稼動可能であったという好条件化ではありましたが、(また、2人とも、頑張ったという条件もありますが)、1日に、2名で、最高8缶測定した経験があります。

工夫次第で、作業効率を高め、かつ、作業者の負担も増さない方法がありますので、頑張ってください。

回答に対するお礼・補足

初めてこのサイトを利用しましたが、経験豊富な方からのご回答、ご指導をいただき、ありがとうございました。当方も回答でのURLでご紹介いただきました湿式標準ガスメータを用いて校正しております。また、ご回答いただきましたものと同種のPCソフトを使用しております。
発生源測定時、オルザット測定項目の中でO2と(CO)は自動測定装置でもモニターしておりますが、CO2はオルザット法(JIS法)で手分析しております。オルザット装置で、もっと簡易な器具を見たことがありますが、使ってはおりません(吸収液を封入した容器に試料ガスを密封し、手で振っていた。)。オルザット法の簡易装置についてご存知ならばお教え下さい。

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