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環境Q&A

測定値の誤差について 

登録日: 2006年05月16日 最終回答日:2006年05月17日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.16492 2006-05-16 02:05:49 チョッパー

ある同じ試料を2社に試験(環告46号)を依頼したところ、全く異なる値が出ていました。こう言う事は機器の違い、機関の違い等としてと理解して良いものなのでしょうか?ちなみにどちらも計量証明の判が押してありました。

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No.16536 【A-4】

Re:測定値の誤差について

2006-05-17 17:15:29 くろ

石炭灰は、元々の石炭の種類(産地等)、焼成条件によって性状が大きく異なります。多くはアルカリ性を示しますが、なかには酸性を示すものもあるくらいです。
現在、調査中とのことですが、どのような状況で採取された試料であるかが重要です。
例えば既に埋め立てられた石炭灰の処分場で採取したボーリング試料は、層毎にロットの異なる灰が混在するので層境では、十分に混合したつもりでもバラツキが大きいと思われます。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
灰は同一の原粉でした。採取日は同じですが、依頼した時期が違うのと縮分してなかったようなので、誤差があったと思われます。

No.16517 【A-3】

Re:測定値の誤差について

2006-05-16 21:31:41 筑波山麓

>ある同じ試料を2社に試験(環告46号)を依頼したところ、全く異なる値が出ていました。こう言う事は機器の違い、機関の違い等としてと理解して良いものなのでしょうか?ちなみにどちらも計量証明の判が押してありました。

「全く異なる値が出ていました」ということなのですが、「くろ」さんのいわれるとおり、試料の種類、測定項目、測定値、両者の乖離度合いなどがまったく不明なので(おおよその数値でも良いのですが)、確実な回答は難しいです。

1.測定下限値付近の値でしたら、両者の測定値間に倍・半の相違はありえます。
2.土壌中のVOC等でしたら、サンプリング、サンプリング後の保管などが悪ければ、1桁(つまり10倍以上)以上の相違が出ることがありえます。
3.測定機関の分析ミス、計算ミスなども考えられます。

等々、原因はいろいろ挙げられます。

ところで、「ある同じ試料を2社に試験を依頼した」のは何故でしょうか。その測定機関の測定値が納得できなかったからでしょうか。もし、そうならば、その2社に依頼する間の時間差等があったことになるのですが、その間のタイムラグはどの程度あったのでしょうか。それも測定項目によっては乖離の原因の一つになります。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
なぜ、2社に依頼したのかは恥ずかしながらよく分かりません。私もなぜなのか疑問に思っています。どちらも結果は間違っていないと思います。
色々調べて分かったことがあったのですが、以前にも各機関何社で同一の試料で試験を行なった結果、違いがあったようです。試験方法も同じだったのですが、分離するときにきちんと分離できないと誤差でると言うことになったようです。これは行政機関で行なったクロスチェックだったようです。

No.16511 【A-2】

Re:測定値の誤差について

2006-05-16 18:57:36 くろ

>全く異なる値が出ていました
情報が不足しているので原因は絞り込みにくいと思います。
桁が違うほど大きく異なるのでしょうか?2〜3倍というオーダでしょうか?
測定物質は何ですか?
分析試料はどんな状況でしたか?

No.16505の匿名さんが言うように試料のバラツキということもありますが、
以前、同じ水試料を何社かに分けて分析させたときに1社だけ桁が違っていたことがあります。
そのときの原因は希釈倍率の計算間違いでした。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
桁は10倍程度は違っていたと聞いています。上記にも記載していましたが、実際の担当ではないので詳しい結果を見せてもらっていません。一番誤差が大きかったのは砒素らしいです。試料は石炭灰です。

No.16505 【A-1】

Re:測定値の誤差について

2006-05-16 17:17:24 匿名

>ある同じ試料を2社に試験(環告46号)を依頼したところ、全く異なる値が出ていました。こう言う事は機器の違い、機関の違い等としてと理解して良いものなのでしょうか?ちなみにどちらも計量証明の判が押してありました。

原因は、分析機関側でなく、サンプルにあると考えるべきでしょう。土壌サンプルの場合、同じ場所から採取したサンプルでも均一な濃度であることは、むしろまれなことであり、1つのサンプルを2つにわけて分析を依頼するためには、両サンプルに濃度むらでできないよう、均一な濃度になるように充分に混合したあとで分取することが必要です。
2社の分析結果はどちらも正しいと考えるべきで、もともとのサンプルの濃度は、両者の平均値程度と見なすしかないと思います。

回答に対するお礼・補足

回答ありがとうございます。
確かにサンプルの違いはあるかもしれません。今調査中です。
実際に担当したのは私でなく、担当者の尻拭いをやらされている感じです。

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