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環境Q&A

土壌中のノルマルヘキサン抽出物質の分析 

登録日: 2006年05月12日 最終回答日:2006年05月13日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.16446 2006-05-12 01:27:08 Hyo

土壌中のノルマルヘキサン抽出物質の分析(重量法)の際、土壌試料は生土を使用するのか風乾土を使用するのかが不明なため、ご教示ください。
最近出ました「油汚染ガイドライン」では、ノルマルヘキサン抽出物質(重量法)も分析方法の1つとして挙げられていますが、試料の前処理については明確にされていません。
よろしくお願いいたします。

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No.16462 【A-2】

Re:土壌中のノルマルヘキサン抽出物質の分析

2006-05-13 21:01:12 筑波山麓

私もこの件についてはウォッチングしていたので、興味あります。

(財)石油産業活性化センター(以下のURL)で長年この件について研究されており、
http://www.pecj.or.jp/japanese/index_j.html
http://www.pecj.or.jp/scripts/namazu.cgi.exe?query=TPH&whence=0

そこに、以下の研究(一部)が発表されております。
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/2003report/03m313.pdf#search
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/1999report/99H.3.1.3.pdf#search
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/2000report/00M3.1.3.pdf#search
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/2003report/03ka22.pdf#search
http://www.pecj.or.jp/japanese/report/2002report/2002kan2.2.pdf#search

これらの研究をみると、「土壌油分の分析・評価方法の開発」の中で、『油分含有量の測定は土壌から油分を抽出する工程と、抽出した油分を定量する工程を含む。土壌油分の抽出には脱水剤による前処理が必要である。灯油、軽油、A 重油及びA 重油とC 重油を等量混合した油をそれぞれクロボク土に添加した土壌を用い、評価を行った(図2−1)。』と
脱水剤を使用して水分を除去してます。

油汚染ガイドラインでは、どのような方法で行っているか不明ですが、(社)土壌環境センター(以下のサイト)が現在「油汚染対策ガイドライン説明会」を実施されております。
http://www.gepc.or.jp/oil0605/annai.html

そのセミナーに参加して質問するか、(社)土壌環境センターに問い合わせてみられたらどうでしょうか。

No.16452 【A-1】

Re:土壌中のノルマルヘキサン抽出物質の分析

2006-05-12 17:25:17 匿兵衛

>土壌中のノルマルヘキサン抽出物質の分析(重量法)の際、土壌試料は生土を使用するのか風乾土を使用するのかが不明なため、ご教示ください。
>最近出ました「油汚染ガイドライン」では、ノルマルヘキサン抽出物質(重量法)も分析方法の1つとして挙げられていますが、試料の前処理については明確にされていません。
>よろしくお願いいたします。
>
この分野は門外漢ですが、N-ヘキサン抽出物には、気化しやすい成分もあるので、乾燥させると、実際の含有量より少なく計量されると考えられます。前処理方法について記載が無いのは、前処理せずに生土をそのまま使うということだと思います。

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