一般財団法人環境イノベーション情報機構
RoHS指令 電気接点のカドミウム
登録日: 2006年03月30日 最終回答日:2006年04月06日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.15888 2006-03-30 11:47:25 GP
DCプラグのメーカーより、「電気接点部の材料に、カドミを100ppm以上含有している可能性のある快削黄銅を使用しているが、RoHS指令の適用除外のためRoHS対応である」との報告を受けました。
調べたところ、後述のような情報が得られましたが、DCプラグの電気接点部が適用除外に該当するか判断できませんでした。
メーカーの報告は正しいのでしょうか?
2005年10月21日付けで"COMMISSION DECISION 2005/747/EC"が発行され、適用除外用途の修正と追加が行われました。
Annex8のカドミウムに関する文が修正され、
UL Apexから下のリンク先にある情報が公開されています。
Annex8で適用除外となる具体的な部品・部分とは一体どんなものでしょうか?
UL Apex 有害物質規制対応サービス RSCS/トピックス
http://www.ulapex.jp/rscs/topics.html#5
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Re:RoHS指令 電気接点のカドミウム
2006-04-06 12:59:10 虚構の春 (
除外されるのは高信頼性が要求される部分のカドミウムめっきの事を指しているのだと思います。
私は使ったことは有りませんが、海水による腐食に著しい耐性が有るそうです。
快削黄銅中に含まれるカドミについては既に代替素材もありますし、屁理屈にしか見えません
下請けの金属加工メーカーさんがカドミの保証をできない素材を大量に抱えていると思いますが
そういう場合はあなたの会社が買い取って廃棄させるくらいの対策が必要です。
事実うちの会社もそういった対応を取りました。
ちなみにカドミ保証付きの快削黄銅は機械特性・電気特性共に全く変わらないように出来ました。
問題は発生するコストだけです。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
カドミの含有率が少ない快削黄銅へ
材料を変更することにしました。
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